リアリズム

高校生のころ,同級生がよく野球のバッターのまねをしていた.
バットを振るたびに「カキーン」との擬音つきで.
10回バットを振れば,10回の「カキーン」.

butter.gif俺「ねぇねぇ.プロ野球で打率王を取る選手だって,打率はせいぜい3割だよね?」
友人「そうだな」
俺「ということは,君がバッターごっこするときも,『カキーン』とヒット性のあたりになるのは,3割程度なのでは?あとは,空振りとか,見送りとかじゃないのか?」
友人「確かにその通りだ.」

以後,彼は,バッターごっこのときに「バスッ」(見送りで,ボールがキャッチャーミットに収まった音)とか,「ぶんっ」(空振りの音)とかを取り混ぜるようになった.

僕と友人は「これこそ,リアリズムだ」と悦に入った.

XMAS! (The Beatmas)

2003年暮れといえば,The Beatles “Let It Be… Naked”の発売のほか,George Harrisonの追悼コンサートのDVD “コンサート・フォー・ジョージGEORGE HARRISON TRIBUTE CONCERT”,John Lennon のビデオクリップレノン・レジェンド…エド・サリヴァン presents…The Four Complete Ed Sullivan…など,Beatles 関連ソフトが目白押しだったわけで.CD屋なんかでも関連曲がかかりまくりだったわけで.

The Beatmas, XMAS!そんな中で,「あー,このイントロは “Please Please Me” ね」なーんて聞いてたら,Please Please Me のイントロから突然クリスマスソングに切り替わってびっくりしたわけで.その曲の正体が,Beatmas だったわけで.

Beatmas ってのは,普段は別の名前で活動しているスウェーデン(?)のバンドらしいのですが,クリスマス時期になると “The Beatmas” と名乗って,Beatles と クリスマスソングのチャンポンを演奏してるらしい.
Beatles の演奏を踏まえつつ,うまくクリスマスソングと融合したアレンジで,なかなか面白い連中だ.

次回のクリスマスまでには入手しようと思う.

Amazonで買えます

B000002UAL.09.TZZZZZZZ.gifジャケットも,ちゃんと “HELP!” のパロディだし.