予告なくこっそり来たため、某札幌在住の読者様から
「ああぁぁん?札幌に来ておきながら俺っちに挨拶がないってどういうことよ?電話して、ツラかせや!」(俺風要約)
とのメールを受信したり。
いやいや、すんません。
とは言え、電話でお話ができて何よりでした。声を聞くのも数年ぶりでしたな。
#しかし、まさかこんなタイムリーにアノ話が来るとは。もし今回札幌に来ていなかったら、お返事はまた別のものになっていたでしょう。ごにょごにょ。
そんな、今日の出来事を振り返る。
朝、ちょっと余裕があったので、札幌駅から駅前通りをススキノまで散歩。
某R氏が紹介していた観覧車を僕も見に行く。
「一人では観覧車に乗れないチキンのRと違って、俺は一人でも乗れるぜ!しかも、スーツ姿でいかにもサラリーマン風情だけれど、恐れることなく乗ってやるぜ!」
と意気込んで出かけたわけで。
駅前通りを歩き、大通から狸小路を抜けると、右手に見えてきた。住所はS4W5くらいか?(なんか、アルファベットで座標を指定できる札幌の街ってかっこいいな)
言葉で説明すると、東急インのすぐ北のブロックですね。
「さぁ、乗るぜ。料金はいくらよ?ボーナスももらったし、3万だろうと5万だろうと俺はバーンと乗ってやるぜ!」
と、意味もなく自分を盛り上げて見たものの、工事中で乗れなかったし。
肩透かし。
※某所で聞き取りしたところ、2006年3月ころオープンだそうです。
そんなこんなで、お昼を食べに行きたくなったわけで。
マジスパァに行こうかと思ったのだけれど、その道のりになんとなく気持ちが萎えていたり。
マジスパァの店員さんは美人ぞろいで有名なわけで、そんな店員さんの前に今の短髪スーツ姿のボクチンの姿を提示してしまっては、彼女らのハートを打ち抜いてしまうわけで、でも僕は京都に帰る身なわけで、取り残される彼女らの気持ちを考えると不憫でならないわけで、とか言いつつ、きっとそんなことは万に一つもありえない話なのではあるが、結局、正直に言うと「散歩しすぎて疲れた」ので地下鉄に乗る気がそがれて、マジスパァは見送り。
で、向かったのが、N8W5あたりにあったはずの “信州庵” という蕎麦屋さん。
10年前には、「角煮弁当」(600円)というメニューがあり、ライス・そば・角煮というボリュームメニューで大好きだった。久しぶりにそこに行こうかと。
しかし、行ってはみたものの、往年の信州庵はそこにはなく、別の名前の蕎麦屋だった。
店名は変わっても、角煮弁当は残っているかもと、一縷の望みをかけて入店するも、んなものなかった。
しょんぼり。
午後、無心でお仕事。
どのくらい無心でお仕事をしたかというと、某先生(♂)と学生さん2人(♂)が僕の周りで討論を始めても気にならないほど無心で、後輩に当たる学生さん(♂)が淹れてくれたコーヒーをクールに「ありがとう」と受け取りつつモニタからは目を離さないほど無心で、某いろんな意味で「どっちが兄弟子でどっちが弟弟子かよくわからん関係」のとりあえず年上のあんちゃんが超重役出勤でやってきたので「来るのおせぇよ!」と一蹴するくらい無心で、朝15本くらいだったタバコの残数が夕方になっても8本残っているくらい無心で、とりあえず一仕事終えたので、後輩の女の子を周りの目の届かない”軍艦講堂”に呼び出して無心に口説くという大仕事をしていたわけで。
いやぁ、充実した。
とか、していると、某「僕の夢に出てくる常連さん」な先生が台湾から帰国し、空港からまっすぐ講座にやってきた。
彼は「向こうの先生から選別に渡された」と言って取り出した饅頭の箱を見せてもらい、1つご相伴に預かろうとおもったら、何かが編。
あの、先生、本当に台湾に行ってきたんですよね?
そこから持ち帰ってきたんですよね?
「沖縄もち」らしいですよ?
日本語ですよ?
彼は苦笑しながら
「向こうは、日本風の名称を使うのがはやってるらしい。”大阪焼き”とかいう謎の屋台も出ていた。日本人はそんなバカなネーミングしないのになぁ」
いや、先生、日本人もバカなネーミングしてますよ。
「アメリカンコーヒー」とか、アメリカにないし。
最後、9月の学会のときにも言ったのだが、今回も念押しで面と向かって
「怖いですから、もう僕の夢に無断で出てこないでください」
と告げておいた。
実際には、この僕のセリフに先立って、彼は
「(今回、彼の抱えている問題の解決案を提示したことに関して)こうやって、元教え子と持ちつ持たれつで仕事できるのっていいよなぁ」
と、僕を見ながらシミジミ言ってくれた。
ほんのちょっと(本当にほんのちょっと)ジーンと来てしまって、軽口でも言って笑い飛ばさなきゃ、泣きそうだった。
やばかった。
私風要約:「木公さんにおかれましては、ご公務でおいであそばしていらっしゃるところ、大変お忙しいとは存じますが、せっかく札幌まで足をお運びいただきましたのに、ご挨拶も無しでお帰りいただくわけにも参りませず、お手数ではございますが、お手すきの時で結構ですからお電話を頂戴できれば幸いでございます。叶ことならご尊顔を拝し奉れば、幸甚の極みに存じます。」って感じでしょうか。(^^)
さて、「信州庵」については、残念ながら2年ほど前に閉めてしまいました。角煮弁当がおいしかったので、非常に残念です。
almいま札幌かいw
北海道は食い物がうまそうでいいよなー
ちなみに、うちの会社には利尻島出身の女の子が働いてるぞw
mamkさん:
ご丁寧な要約ありがとうございます。
元メールでは350byteほどの文章だったのが、330byteにしかなってないので、「ほとんど要約になってないじゃん!元メールには”○○○です”という名乗りの1文と連絡先の電話番号が書いてあったから、それを追加すると要約文の方がかえって長くなるじゃん」と激しく突っ込んでおきます。
earoさん:
その名前で呼ばないでください・・・
今回の滞在で、北海道らしいものといえば、居酒屋(庶民向け)で食べたホッケと空港で買った「サケとカニのほぐし身の丼弁当」です。
前者はうまかったのですが、後者は値段の割には凶悪な上げ底でがっかりしました。
お仕事で北海道行かれてたんですか、いいなあ。
無事に後輩の女の子は口説き落とせたのかどうかが気になるところです。
短髪にスーツですか。スーツフェチな私にとっては直球ですね。
北海道と言えばイサム・ノグチの作った公園があるので
行ってみたい今日この頃。
台湾で沖縄もちの部分で爆笑。
英語圏の方々も日本にきたらそんな感じなのでしょうか。。
kakoteaさん:
イサム・ノグチの公園は「モエレ沼公園」ですね。
今年、学生時代の先輩がここで結婚式したそうです。スナップ写真や話を聞くと、かなり良かったらしいです。
なお、僕はモエレ沼公園は未踏です。