動物病院で縫合糸の話を聞く

先週、避妊手術を受けた、我が家の愛猫あるにゃんのその後。
(1)なかなか腫れが引かなかったり、(2)切り口が赤くなっており、(3)お腹からぴろ~んと糸が垂れていたりして、ちょっと心配になってしまう。

食欲はあるし、元気に飛び回っているし、あまり心配する必要はない気もしたが、なんせ言葉の話せない相手のことなので、大事をとってかかりつけの かなか動物病院で様子を見てもらうことに。

(3)お腹から飛び出している糸は、ぷちっと切ってもらった。

(2)切り口が赤くなっているのは、まだ傷がきちんとふさがっておらず、少々内皮がめくれて表に見えている状態なので、気にしないようにせよとのこと。
ただし、自分で舐めたりしているのを目撃したらやめさせたり、雑菌が入らないよう予防するために、適宜消毒液(マキロンでいいと言われた)を振りかけろと指示された。

(1)腫れが引かない 件については、術後20-30日くらいは体内の拒絶反応で、まぁ仕方ないとのこと。
触診の結果、体内の切り口から出血しているような様子もないし、もう少し様子を見れとのこと。
「日にち薬」が一番と言われた。
「日にち薬」って意味がわかんなかったので、思わず質問。
そしたら、「時間がたてば自然に治る」という意味だと、苦笑交じりに教えてくれた。
少なくとも僕は初耳だったが、それってよくあるフレーズなんだろうか?


ていうか、「日にち薬」の質問をしたとたん、当方の”教えて君”モードに一気に火がついてしまった。
先日から当方における最大の謎だった、「縫合糸が体内で溶けてなくなるメカニズム」について、先生に聞いてみた。

先生は、ちょっと困ったような顔になって、
私もよくわかりません
とのお返事。

「じゃあ、家帰ってネットで調べるから、検索用のキーワード教えてくれや」
と言ってみたところ、縫合糸のパッケージを見せてくれた。

MAXONの縫合糸の箱

土曜の午前中で、暇だったのか、先生は
ちょっと裏でネットで調べてきましょうか?
との親切具合。
#ていうか、患畜の飼い主(つまり、当方)に「お前、メカニズムのわからずに手術やってるの?」と思われてやしないかと不安になって、プライドが傷つけられたのだろうか?そんなこと、全然思ってませんよ、マジで。
しかし、それはさすがに申し訳ないので、丁重にお断りした。

さらに、先生は話し好きなのか、暇なのか、箱を空けて未使用の縫合糸のパッケージまで見せてくれた。

Maxon の縫合糸のパッケージ

裁縫用の糸のように、ものすごく長い糸がドラムに巻きつけてあると想像していたのだが、1回分75cmずつ個別包装されているとのこと。
さらに、糸には事前に縫い針が付けられていて、すぐに縫合を行えるようになっているとのこと。
確かに、衛生面とか簡便さとかを考えたら当たり前のことだけれど、言われるまで気づかなかったので、ちょっぴり物知りになった気分。

ちなみに、見せてもらった縫合糸 MAXONのサイトもちゃんとあった。

帰宅後、縫合糸が解けるメカニズムを軽く検索して見つかったのが、このページ
細かいことは今でもよくわからないが、概要としては

 「吸収糸か非吸収糸か」。要するに,マクロファージが「こいつは異物だから食っちまおう」とターゲットにして,実際に食えるか,食えないかの違いだ。絹糸は「異物だと認識しているけれど分解できない(から残る)」,PDSやバイクリルは「異物だと認識して実際に分解できる」,ナイロン糸は「異物だと認識しない」ということになる。

とのこと。

熱などの化学反応で消えるのではなくて、生体反応で吸収されるんだそうだ。
いやはや、ちょっと物知りになった。

そんなわけで、本日お世話になった かなか動物病院の場所を掲示しておく。


大きな地図で見る

当方の某勤務先にめちゃめちゃ近いのが笑える。

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