当方の大好きな小説、『鹿男あをによし』がドラマ化されて放映されるらしい。
SANSPO.COMの記事「奈良公園の鹿もビックリ!”ダメ教師”玉木宏が”鹿男”に変身~!」によれば、
俳優、玉木宏(27)が、来年1月スタートのフジテレビ系新ドラマ「鹿男あをによし」(毎週木曜後10・0)に主演することが5日、分かった。「鹿男-」は今夏の直木賞候補にもなった万城目(まきめ)学さん(31)の人気小説。玉木は奈良公園の鹿の命令を受けて”鹿男”となるダメ教師にふんする。相手役で歴史オタクの教師には女優、綾瀬はるか(22)を起用。人気爆笑コメディーを2人がどう演じるか注目が集まりそうだ。
とのこと。
当方がどれだけ『鹿男あをによし』を好きかといえば、小説に書かれている場所を巡って当blogの記事にしたほどである。
そういう意味で、あの物語の世界が映像化されるのは楽しみだし、より多くの人がこの作品に興味をもってくれるようになると嬉しく思う。
奈良市内でロケをやるらしいので、見知った風景がテレビで流れるのも感慨深いよね、田舎者としては。
しかし、いろいろと不安なところもある。
役どころの紹介に関して、主役(高校教師)の次に、”歴史オタクの教師” が報道されるってどういうことよ?
その登場人物は、原作ではかりんとうが大好きな冴えない男性教員だったのだが。
別に綾瀬はるかに恨みはないが、なんで女性にしてしまうの?
たしかに、ぱっとしないんだけれど、意図せず物語の確信に迫るヒントを口走ったりして、かなり重要なキャラクターであることは認めるけれど、わざわざ女性タレントを据えるところではないと思うのだが。
何で、藤原君(歴史オタク)を・・・。
別途、他の学校の女性教師とかヒロインの女子高生とか、女性タレントで人気取りをする役はあるのに。
ていうか、歴史オタクの藤原君よりも、ヒロインの女子高生の方がよっぽど重要な役どころで、活躍の場もあるのに、どうしてそこのキャストが紹介されてないんだろう。
原作の表紙は、主役の高校教師とこのヒロインだっつーくらい、重要な役なのに。
原作原理主義者としては、かなり不安を覚えるなり。
あと、2ちゃんねる界隈を眺めていたら、
「鹿の声は、北大路欣也で」とか「鼠の声は大泉洋で」とか希望が書かれていて、それはそれで良いかもと、にんまりした僕がいます。
ともあれ、放送が始まる前から一喜一憂しても仕方ないかと思いつつ、今後いろいろ情報が出てくるでしょうからそのたびに一喜一憂しながら放送を待とうと思います。
継続してみるかどうかは、初回のでき次第でしょうかね。
ところで、さっき一生懸命思い出してみたのだが、熱中して欠かさず見た連続ドラマって2004年の「新選組!」が最後かもしれん。
玉木宏つながりで、「のだめカンタービレ」はトビトビで見たけど。
玉木宏 の情報を最新ブログで検索してみると…
玉木宏に関する情報を最新ブログやユーチューブ、通販商品から検索してマッシュアップしてみました。
万城目学『鴨川ホルモー』 映画化決定
現在ドラマ放映中の『鹿男あをによし』の原作者・万城目学の処女作といえば、『鴨川ホルモー』である。 その『鴨川ホルモー』が来年春公開予定で松竹が映画化するら…