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連ドラ「だんだん」 第28回 (10/30)

初めてこのドラマのタイトルを知ったとき、まっ先にアニメ「美味しんぼ」の主題歌(注)を思いつき、自分はやっぱり昭和末期アイドルが好きなんだなぁと認識を新たにした当方が、「だんだん」の28回目の放送を見ましたよ。
注: 中村由真「Dang Dang 気になる!」

めぐみ(三倉茉奈)の入学式の朝、松江から義母・嘉子(鈴木砂羽)がやってくる。祇園側で用意した晴れ着と、松江から持ち込まれたスーツのどちらを着ていくか、選択を迫られ迷うめぐみ。真喜子(石田ひかり)は、めぐみの結い髪をとっさにほぐし、晴れ着を着れないようにしてしまう。スーツで参列した入学式が終わり、嘉子は子離れを惜しみ始める。
その頃、松江の実家では、忠(吉田栄作)が息子・健太郎(木咲直人)と対峙していた。自分が青春時代にボクシングに打ち込んだことを引き合いに、息子も自分を見失うことのないよう言葉をかけるが、ますます反発を強める結果となった。
祇園の都をどりは無事開催されるが、のぞみ(三倉佳奈)はライバルの活躍を目の当たりにし、少々元気をなくす。

本日最大の見所は、めぐみの衣装選びのくだりか。松江からスーツが持ち込まれたことに気づき大慌てで晴れ着を隠そうとしたり(結局バレる)、せっかく自分が結い上げためぐみの髪をぐしゃぐしゃにしてしまったり(それで、和装できないようにする)するのだが、かなり素っ頓狂な演技がされていた。全体的に重苦しい雰囲気の中で、しかも出演者の中ではかなり上位に連ねられるはずの石田ひかりの思い切った演技には笑わせてもらった。しかし、全体の流れに対してチグハグに見えてしまい、少々痛々しかった。

今日のラストでは、ついにめぐみが嘉子に、父との再婚の訳を聞き始めた。
「このタイミング(注)で聞くか、ふつう?」とシラケるのだが、一方でずーっと気になっていることなので早く種明かしをして欲しい。

注: 入学式が終わって、二人で下宿に帰ったときにめぐみが聞き始めた。本来なら、松江を出発する前、特に忠の隠された過去が明らかになったときに、一緒に聞くのが人情ってもんじゃないか?

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