『阿房列車 1号』 一條裕子(漫画)、内田百閒(原作)

2年位前にIKKIで雑誌連載が始まり、当方は一度もそのマンガを読んだことがなかったのだけれど、
「単行本が出たら、即買いの予定。」
宣言するほど楽しみにしていた、一條裕子画の『阿房列車』の単行本がやっと発売になったので、買った。

内田百閒の名作鉄道エッセイ『阿房列車』を、完全漫画化という感じ。
原作を読んだときに感じた百閒のすっとぼけた感じが、そのまま表現されているように感じた。

原作は文字ばっかりでなんとなく敬遠していた人も、漫画版はさらりと読めるので一度チャレンジしてみても損はないと思う(文庫の原作よりも値段は高いけど)。
収録作は3作。

「特別阿房列車」
“なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う。”で有名な第一弾。
出発前のグダグダ話(行きは一等で帰りは三等とか、借金の話とか)が笑えるアレ。

「区間阿房列車」
汽車が遅れたせいで乗り換え列車がすんでのところで出発してしまうやつ。
“向こうが悪いのだから、迎合するわけには行き兼ねる” とヘソを曲げて走ろうとはせず、結局、雨の中ホームのベンチで2時間過ごすやつ。

「鹿児島阿房列車」
百閒が初めて関門トンネルをくぐるヤツ。
途中、生まれ故郷の岡山を通過するヤツ。偏屈だから里帰りしようとしないのだけれど、風景が変わっていることは寂しく思うというアレ。
#この話、一條裕子の情緒的な描き方がうまい。

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「だんだん」日誌終結宣言

「だんだん」第9週 “恋のバカンス”のあらすじを読んでひどくガッカリした当方が、「だんだん」日誌の連載をやめることをここに宣言しますよ。

今まで応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

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「だんだん」 44回 (11/18)

機動戦士ガンダム・エンディング朝寝坊をしてしまい、テレビをつけてテレビ大阪にあわせたら、ちょうど「アムロ~ 振り向くな アムロ~♪」と耳に入ってきた当方が、「だんだん」44回目を録画ビデオで見ましたよ。

忠(吉田栄作)の過去に触れながら挑発的な説得をする石橋(山口翔悟)であったが、交渉は決裂し、双子の獲得には至らなかった。京都に帰っていったのぞみ(三倉佳奈)は、石橋への思いを一層強くしている。恋を知ったのぞみは、少女らしい舞妓の雰囲気を失いつつあり、女将たちは彼女をいち早く芸妓にすべきだと考え始める。めぐみ(三倉茉奈)も、いつしか石橋に対する恋心に気づき始めていた。

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「だんだん」 43回 (11/17)

テレビ大阪で午前8時から「機動戦士ガンダム」がウラ番組として放送されていることに気づいていなかった当方が、「だんだん」の43回目の放送を見ましたよ。
#ガンダムには後ろ髪ひかれるが、DVD-BOXを持ってるからまぁいいや。

キモスカこと石橋(山口翔悟)が突如松江の家を訪問し、忠(吉田栄作)に双子(三倉茉奈・佳奈)が歌手になることを直談判する。認めようとしない忠に対し、キモスカは忠が若い頃にボクサーの夢をあきらめたことを引き合いに出し、子供たちの夢の芽を摘まないよう説得にかかる。

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「だんだん」 42回 (11/15)

某知人が昨日から松江に行っているらしく、仕事とはいえ羨ましいなぁと思っている当方が、「だんだん」の42回目の放送を見ましたよ。

松江にやって来たのぞみ(三倉佳奈)と京都の祖父(夏八木勲)。両家は再会し、18年前の事件(双子の家族を二つに分けたこと)について和解する。翌日、めぐみ(三倉茉奈)はのぞみと連れ立って、石橋(山口翔悟)と宍道湖畔で会う。そこで聞いたのは、石橋が島根県隠岐諸島の知夫里島出身で故郷を捨てたこと、波と風の音が人の心音に似ていることから音楽の道を目指したこと、であった。

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「だんだん」 41回 (11/14)

高村光太郎の詩『ぼろぼろな駝鳥』の最後のフレーズって「人間よ、もう止せ、こんな事は。」だったよなぁと思い出した当方が、「だんだん」の41回目の放送を見ましたよ。

夏になった。人々は相変わらずである。
そろそろ夏休みの計画を立てる時期になった。めぐみ(三倉茉奈)は松江に帰省することにしている。スカウトマン・石橋(山口翔悟)も仕事の津行で松江へ行くことになった。石橋の出張のことを本人から知らされたのぞみ(三倉佳奈)は自分も松江で休暇をとることにする。

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「だんだん」 40回 (11/13)

苦行だ・・・とつぶやいている当方が、「だんだん」の40回目の放送を見ましたよ。

真喜子(石田ひかり)の助言や花鶴(京野ことみ)の様子から、のぞみ(三倉佳奈)は恋をすることで芸に磨きがかかるものだと知る。その結果、スカウトマン・石橋(山口翔悟)に積極的に連絡をとるようになる。一方、めぐみ(三倉茉奈)はボランティア先の老人ホームで、バンド仲間と一緒に慰問ライブを行う。

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「だんだん」 39回 (11/12)

舞妓見習いを演じている伊藤麻衣を20歳くらいだと思ってた。しかし、まだ14歳だと知って、芝居が下手なことを大目に見ようと思ったり、意外と老け顔でストライクゾーンを外れているなぁと思ったりしている当方が、「だんだん」の39回目の放送を見ましたよ。

のぞみ(三倉佳奈)はスカウトマン石橋(山口翔悟)のことが気になり舞の稽古に身が入らない。一方めぐみ(三倉茉奈)は、老人ホームでのボランティアを開始し、好調な滑り出しであった。その頃、石橋が祇園で強引なスカウト活動をしていたツケが会社に回ってくる。石橋の紹介者でもある大企業の社長が、取引中止をちらつかせてきた。

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「だんだん」 38回 (11/11)

このドラマが始まるにあたって脚本家が書いた文章を読み、「これって、mixi 日記かなんかの転載?」と思ってしまった当方が、「だんだん」の38回目の放送を見ましたよ。

置屋の中で、異母弟・健太郎(木咲直人)と舞妓見習いの美香(伊藤麻衣)が出くわす。事情を知らない美香は悲鳴を上げてしまい、置屋中が大騒ぎになる。そんな騒動を経て、忠(吉田栄作)は健太郎を連れて松江へ帰る。後日、めぐみ(三倉茉奈)は老人ホーム・ボランティアの面接を受け、採用される。また、置屋・花むらには、スカウトマン・石橋(山口翔悟)の紹介者である会社社長がやってくる。石橋の傍若無人ぶりが告げ口され、社長も立腹する。のぞみ(三倉佳奈)も社長経由で石橋に良くないことが起きることに気づく。

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「だんだん」 37回 (11/10)

NHK朝ドラ 視聴率だんだん低迷 関心薄れ脚本力も低下?(産経ニュース)という記事を読んだ当方が、「だんだん」の37回目の放送を見ましたよ。

めぐみ(三倉茉奈)は忠(吉田栄作)から、のぞみ(三倉佳奈)の芸事を邪魔しないことを条件にノンプロで歌い続ける許可を得る。そのころ置屋の女将(藤村志保)は、めぐみがのぞみに悪影響を及ぼしていると考え、めぐみを追い出すべきだと主張する。それに対してのぞみは、自分が芸事に打ち込むことを条件に、めぐみを追い出さないよう女将に頼み込む。

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