「だんだん」 38回 (11/11)

このドラマが始まるにあたって脚本家が書いた文章を読み、「これって、mixi 日記かなんかの転載?」と思ってしまった当方が、「だんだん」の38回目の放送を見ましたよ。

置屋の中で、異母弟・健太郎(木咲直人)と舞妓見習いの美香(伊藤麻衣)が出くわす。事情を知らない美香は悲鳴を上げてしまい、置屋中が大騒ぎになる。そんな騒動を経て、忠(吉田栄作)は健太郎を連れて松江へ帰る。後日、めぐみ(三倉茉奈)は老人ホーム・ボランティアの面接を受け、採用される。また、置屋・花むらには、スカウトマン・石橋(山口翔悟)の紹介者である会社社長がやってくる。石橋の傍若無人ぶりが告げ口され、社長も立腹する。のぞみ(三倉佳奈)も社長経由で石橋に良くないことが起きることに気づく。

置屋での騒動に巻き込まれただけで、なぜ健太郎が松江に帰る気になったのか。人情の機微が分からない当方にはさっぱり理解できませんでした。まぁ、相変わらずヘソを曲げているので、更生したわけではないようですが。

話の進展としては、都合よくめぐみが老人ホーム・ボランティアに採用されたことと、石橋に危機が訪れそうだという予感が発生したこと。

めぐみがボランティアに採用された決め手は
「自分は何もできないけど、ホームの人々から自分の方に元気がもらえるから」
と発言したから。

この禅問答的回答というか、利己的回答というか、主従逆転回答は、「釣りバカ日誌」のハマちゃんのプロポーズの台詞にあるんだっけ?
「僕はみち子さんを幸せにする自信はないけれど、自分が幸せになる自身はある」
とかなんとか。

「釣りバカ日誌」でそのエピソードを聞いたときは、ほほぉと面白く見たのだが。
「だんだん」の今日のエピソードは、ものすごく陳腐で都合のいい展開に見えたのはなんだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です