「松江 盛り場」でぐぐると当blogの昨日の記事が1番目に表示されるようになっていて、しかも書いて30分後には登録されていたので激しく驚いてしまった当方が、「だんだん」の34回目の放送を見ましたよ。
石橋(山口翔悟)からの誘いをいったんは断ったものの、のぞみ(三倉佳奈)の後押しもあり、めぐみ(三倉茉奈)はライブハウスへと出かけていく。そこでは、松江からやって来た旧バンドメンバーの二人がステージ上で演奏していた。彼らの姿や石橋の「歌手になれ」という言葉に動揺するめぐみ。
その頃松江では、補導されていた義弟(木咲直人)が帰宅する。扱いに困惑する家族であったが、ついに彼は「姉の歌が聞きたい」と苦しい心情を吐き出す。
ライブハウスのマスターが Mr. オクレ。店の小洒落た雰囲気に似つかわしくないような、京都だったらあんな感じの朴訥とした店主がいそうな気もしたり、軽いめまいと共に幻想的な雰囲気に包まれてしまった。
めぐみが歌を再開することについては、スカウトマンやバンドメンバーたちがわーわーと言っている状態。どーせ、なんやかんやで彼女が歌手になることは分かりきっているので、ここら辺の展開は軽く流し見。
京都ではのぞみが親に対して反抗的態度、松江では義弟が反抗的態度。この二人が合わせ鏡のようなドラマ構造となっている。双子の二人を単純に対比させるのではない点に工夫が感じられるような、物語のテーマの焦点がズレてるような。たぶん、登場人物の人間的成長として「反抗→自立」というレールが敷かれていて、
めぐみはすでに先のステージに進んでいるということか(松江から京都に出てくるあたりで、自立の段階に入った)。のぞみは花街で行き続けるかどうかの決断、義弟は姉の歌声を聞くというあたりで自立のステージを迎える展開か?
また、子供の扱いに苦慮する忠(吉田栄作)と真喜子(石田ひかり)も平行して描かれている。二人とも、子供に自分のスキルを伝達しようとしている。忠はボクシング、真喜子は舞。
忠×義弟 + 真喜子×のぞみ + めぐみ×スカウト×旧メンバー
という方程式をどのように解くのか、注目していきたい。