「『ゲゲゲの女房』の連載記事はいったいいつまで続けるんだ?」と自他自問した当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第31回めの放送を見ましたよ。
「アシスタント1年生」
茂(向井理)の妖怪漫画を読んだ戌井(梶原善)が家にやって来た。初めは戸惑う夫婦であったが、すぐに意気投合し、夕食を振舞う。
茂は自分の妖怪漫画が1巻だけで打ち切りになったことを打ち明ける。それをきっかけに、間借り人の中森(中村靖日)も交えて、貸本漫画家の苦労が話題になる。初めて茂以外の漫画家から実態を聞いた布美枝(松下奈緒)は不安にかられる。しかし茂の達観した様子に、一同は落ち着きを取り戻す。
それから1ヶ月経った。布美枝はやっと生活に慣れてきた。しかし、茂の母から頻繁にハガキが来ることに、少々閉口していた。
茂は、出版社に言われた通りに戦記物を描き上げた。原稿を届けに出かけるが、寝不足のせいで家の前で転倒し捻挫してしまった。歩けなくなった茂の代わりに、布美枝が届けに行くことを買って出る。茂は、原稿料を値切られても絶対に折れるなと念を押す。
出版社を覗いた布美枝は、あまりにオンボロな事務所や、作家と激しくやりあう社長の姿を見て怖気づくのであった。
サブタイトル「アシスタント1年生」にある通り、布美枝が漫画の仕事を手伝いはじめるというのが今週のテーマ。今日は原稿届けから。
劇中で丸メガネをかけた梶原善が、水木しげるの描くサラリーマン氏に似ていておかしかった。