NHK『おひさま』第49回

ついに『だんだん』(まとめ記事48回)以上、『ゲゲゲの女房 』(まとめ記事156回;全話)未満の領域に突入し、正直なところ「もうこれで、いつやめてもいいな」という心境になっている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第49回目の放送を見ましたよ。

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第9週「お見合いと泣き上戸」

丸山徳子(樋口可南子)が前触れもなく須藤家へやって来た。思いつめた表情の徳子は、深呼吸をして気を落ち着かせ、また自分自身に気合を入れてから声をかけた。

平穏な休日を過ごしていた陽子(井上真央)と良一(寺脇康文)は突然の訪問に驚く。特に、徳子とは初対面の良一は戸惑った。
徳子は、陽子とは何度か往来で会って話をしたことがあること、松本でそば屋・丸庵を開いていることなどを自己紹介した。丸庵という名を聞き、良一も一度行ったことがあり、なかなかいい店だったと思いだした。

一通り話し終えると、徳子は突然改まり、陽子を一人息子・和成(高良健吾)の嫁に欲しいと切り出した。徳子の説明によれば、和成は24歳(陽子より3つ年上)。商業学校を出た後、軍隊に召集された。今は一時除隊になって家を手伝っているが、いつ再招集されるかわからない状態にある。性格は真面目で無口ではあるが、働き者で心の優しい男だという。

徳子が陽子を嫁にしたいと思った理由は、陽子が女学生の時に初めて会って、とてもかわいらしい女の子だと思ったのがきっかけだという。自分の息子が将来嫁をもらうことになったら、こんな女の子がいいと思ったのだ。自分の娘になってくれたら、毎日が楽しくなるだろうとも思ったと話した。

そして徳子は、結婚後も陽子が教師を続けることを勧めた。教師は立派で大切な仕事であるばかりか、徳子は仕事をする女性が大好きだという理由だった。

自分が高く評価されていることに、陽子は大喜びだった。陽子自身も徳子に対して憧れを抱いており、この場できっぱりと断るだけの理由はなかった。けれども、あまりに当然のことで混乱しており、返事は落ち着いて父と相談した後にして欲しいと丁寧に答えた。

最後に、徳子は仏壇を拝んだ。そして、陽子を大切にすると仏壇に向かって約束したら、陽子の母(原田知世)も了解してくれたと言い出した。
ところが、亡き妻の意見を捏造されたことに良一は気分を害し、嘘をついたことをたしなめた。そう言われるや否や、徳子は舌を出し、嘘をついたことをあっさり認めた。

その軽妙な態度に、一同に笑いが巻き起こるのだった。

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意味が分かんねーだろ?
意味が分かんねーんだよ。

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