昨日の放送のさかなクンのポーズを見ていて、「『 バーバーハーバー』の馬場皆人か!?わかるやつだけわかればいい」とひとりごちている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第113回めの放送を見ましたよ。
アキ(能年玲奈)に運が向いてきた。子供向け番組『見つけてこわそう』が好評を博し、街を歩けば子どもたちに囲まれるほどの人気ものになった。予備校・神技ゼミナールのイメージキャラクターにも抜擢され、新聞・雑誌や街中に宣伝ポスターが貼られるようになった。
ただし、予備校のイメージキャラクターを務めるにあたり、アキは恋愛を禁止された。1年の契約期間中、恋愛スキャンダルが発覚したら即座に契約を打ち切られるという。春子(小泉今日子)や水口(松田龍平)は、アキが恋愛することなどないと思い込み、その条件を飲んだ。
アキは困ってしまった。厳しく恋愛を禁止されていたGMTを辞め、自由に恋愛ができると思ったアキは、種市(福士蒼汰)への恋愛感情が再燃していたからだ。小野寺薫子(優希美青)の邪魔が入ったせいでうやむやになってしまったが、種市に告白し、彼と付き合う一歩手前の状態になっている。アキは悩んでしまった。
ある日、アキは鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)を無頼鮨に呼び出し、相談することにした。開店前で他の客はいなかったが、張本人の種市がそばにいたので、アキはなかなか本題に入ることができなかった。その雰囲気を察した梅頭(ピエール瀧)は、注文もないのに出前だと言って種市を店から追い出した。
アキは、自分が種市に恋をしていることを鈴鹿に話した。しかしCMの契約上、恋愛を禁止されてしまったのでどうすればよいかと尋ねた。鈴鹿の回答は明快だった。恋愛と仕事のどちらか一方を選ぶ必要はないという。バレないように交際しつつ仕事を続ければよいというのだ。
実際、鈴鹿もデビュー直後で人気の絶頂中に荒巻(古田新太)と付き合っていたという経験談を話した。彼女の場合、仕事と恋愛を一本化させるため独立し、荒巻とふたりで事務所を作ったのだという。鈴鹿と荒巻の交際は1年も持たずに終わってしまったが、鈴鹿は少しも後悔していないと言う。それでアキも勇気づけられた。
店からはいつの間にか梅頭も姿を消していた。深刻な話に耐え切れなくなり、場を外したのだ。入れ替わりに種市が帰ってきた。すると鈴鹿は気を利かせて帰っていった。店内にはアキと種市だけが残された。
アキは種市に正式に交際を申し込んだ。ただし、仕事の都合上、1年間は絶対に秘密にするよう頼んだ。種市はお喜びした。ふたりは誰もいない店内でキスをしようとした。しかし、タイミング悪くアキの携帯電話が鳴った。
アキが電話に出ると春子からだった。春子はすぐに純喫茶アイドルに来るようアキに命じた。すぐさま駆けつけると、そこにはユイ(橋本愛)の母・よしえ(八木亜希子)がいた。
よしえ(八木亜希子)は街で配られているポケットティッシュを受け取りました。それはアキ(能年玲奈)がイメージキャラクターを務める予備校のものでした。どうやらそれがきっかけで春子(小泉今日子)に会いに来たようでした。詳しい事情は明日語られるのだと思います。
アキが鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に恋愛相談をする時、種市(福士蒼汰)のことは追い払いましたが、梅頭(ピエール瀧)の存在は気にせずに話をはじめました。そのため、梅頭はアキと種市が恋愛関係にあることを知ってしまいました。彼がふたりの関係を知っていることで、今後どのような影響があるのか。彼はうわさ話をペラペラと喋るタイプではありませんし、アキや種市のことを応援しようとするタイプです。ふたりの逢引のために店を利用させてやるという便宜を図るようになるんでしょうか。
『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)