NHK『あまちゃん』第118回

NHKウイークリーステラ臨時増刊として『あまちゃんメモリアルブック』が発刊されることになったそうだが、放送終了前(9月16日)に発売されるとのことなので、最終話までの情報が載っているのかどうかが気になる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第118回めの放送を見ましたよ。

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第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」

よしえ(八木亜希子)が北三陸に帰還し、スナック梨明日に姿を現した。母を受け入れることのできないユイ(橋本愛)は店を飛び出した。

ユイが動揺することを予期したアキ(能年玲奈)と種市(福士蒼汰)は、彼女を励ますために自分たちの変な表情の写真をメールで送った。すると、ユイからも同じように変な顔を作った写真が送られてきた。アキと種市は、ユイに元気が残っていることに安堵するのだった。

よしえは梨明日に集まった人々の前で自分の思いを話していた。北三陸で暮らしていた時、よしえは自分自身をさらけ出すことができないことを思い悩んでいたという。自分が北三陸出身ではないことを引け目に感じ、いつまで経っても地元に馴染めない思いを抱いていた。表面上は良妻賢母を演じていたが、夫・功(平泉成)が倒れた時に全てが恐ろしくなって逃げ出してしまったという。ユイが不良になったという話を聞いた時には、悔しい思いをしたという。よしえは弱い自分をさらけ出すことができなかったのに、ユイは弱さをそのまま表出できたということだからだ。そして、ユイが更生できたのは地元の人々のおかげだと言って感謝した。

よしえはもう一度北三陸で暮らしたいという希望を述べた。家族や地元の人々に許してもらえないとしても、もう一度家族と共に暮らしたいのだという。たとえ元通りにならなくても、家においてほしいと言って頭を下げた。それを聞いた功はよしえを受け入れることにした。功によれば、全てが1年前とは変わってしまったという。功は病気で倒れ、ユイはアイドルの夢を捨て、ヒロシは一家の中心として成長した。あらゆるものが変わってしまったが、功は今の状態を良い状態だと思っていると話した。1年前の家族とはすっかり変わってしまったのだから、よしえも以前のような良妻賢母である必要もないのだ。それに、功は自分の面倒を看るのはヒロシよりもよしえの方がいいと言って笑わせた。こうしてよしえは赦された。

よしえと功の話の途中で、夏(宮本信子)はいつの間にか姿を消していた。長旅で疲れたと言って帰宅したのだ。夏は、駅の待合室に佇んでいたユイに荷物を運ぶのを手伝わせた。家に着くと、夏はユイによしえのことをどう思うか尋ねた。ユイは、複雑な思いであったが、思わず抱きつきたいと思ったと答えた。自制心が働いて抱きつくことはしなかったが、自分が所詮子どもであり母を恋しく思っていたのだと自覚したという。

話しているうちに夏は眠ってしまった。夏はいつもの癖で、目を開けたまま眠っていた。その姿を初めて見るユイは、夏に異変が起きたのかと思って驚いた。慌ててアキに電話をかけた。アキから説明を受けて、ユイは安心した。

その電話で、アキは足立家の再結成を祝福した。それと同じように、アキとユイの潮騒のメモリーズも再結成したいと話した。ユイはもうすぐ二十歳になるのだから年齢的に無理だと答えた。しかし、アキは自分も同い年であることを指摘すると共に、ユイはみんなのアイドルだからいくつになっても大丈夫だと励ますのだった。

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今日の見どころは、ユイ(橋本愛)の変顔ですね。僕はこれまで橋本愛という女優さんのことは、美少女すぎたり、ツンとすました態度だったりであまり好みではなかったのですが、今日の変顔集でノックアウトされてしまいました。山瀬まみをはじめとするバラドル好きの当方としては、ああいう姿が大好きです。

バラドルが好きであるのと同様に、女性の足の裏フェチである当方としては、ラストシーンでベッドの上に寝転がるアキ(能年玲奈)の足の裏も見ることができて嬉しかったです。若い足の裏っていいよねー。

本筋の方は、功(平泉成)をはじめ北三陸の人々がよしえ(八木亜希子)を赦すという展開。功の言葉がシビレます。そして、ユイのアンビバレントな思いが説明される回でした。淡々と語られていました。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)
『あまちゃん』 つづく

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