NHK『あさが来た』第14回

今朝は7:45までテレビを見て、7:55の電車に乗ることを目指した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第14回めの放送を見ましたよ。

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第3週『新選組参上!』

ある夜、はつ(宮﨑あおい)は家に大量の反物が並べられているのを見た。季節の変わり目なので、新しい着物を作るようにと取り寄せたらしい。しかも、惣兵衛(柄本佑)がはつのためにと発案したのだという。

はつは、突然のことに驚くとともに、心から喜んだ。
あまりにたくさんの反物があるので、はつは惣兵衛に柄選びの助言を求めた。惣兵衛はどこかぎこちない様子ではあったが、ポツリポツリとはつにアドバイスをした。そんな惣兵衛の様子も、はつにとっては嬉しいものだった。

あさ(波瑠)にとって、初夜は惨めなものだった。
抱き寄せられたことに驚いて新次郎(玉木宏)を投げ飛ばしてしまい、そのまま新次郎は外出し、朝まで彼は帰ってこなかった。

新次郎がいないこともあるし、初めの朝が重要だとも思ったあさは率先して女中たちに混じって炊事、掃除の手伝いをした。義母・よの(風吹ジュン)は家事はほとんどしないため、女中たちは若嫁が一緒に働くことに恐縮し、遠慮した。
あさは家事を手伝う名分として、新次郎が留守だからだと漏らしてしまった。その一言で、初夜に新次郎が外泊したことが家中の噂になってしまった。

両替商の店を開く頃になって、やっと新次郎が帰ってきた。彼は少しも悪びれるでもなく、いつものように飄々としていた。
幼い弟の榮三郎(吉田八起)が跡取りとして一人前になるまで、新次郎はその後見人を務めることになっている。そのため、店にいるよう命じられているが、退屈そうに決められた席に座って時間を潰した。たまに、顔なじみの客が来ると冗談を言い合うこと以外は、特に何もしなかった。

他の者たちが仕事をしている中、新次郎だけは早めに仕事を切り上げた。
やっと開放された隙に、あさは新次郎に話しかけた。昨夜、彼を投げ飛ばしてからはじめての会話である。あさは、新次郎を投げ飛ばし、指に怪我をさせてしまったことを詫びた。しかし、新次郎は何も意に介していない様子だった。笑いながら、自分の方が恥ずかしくなるから、もう忘れてくれと言うのだった。

その夜、またしても新次郎は出かけてしまった。
あさは、新次郎は顔では笑っているが、本心は違うのではないかと少々心配になった。

それから1ヶ月。
新次郎は夜になると毎日出かけてしまう。あさと一緒に過ごすことは一度もなかった。

新次郎が出かけていたのは、三味線師匠・美和(野々すみ花)のところだった。

* * *

先週末、某美人人妻さんとデート(デート?デートなのか!?)にでかけた時、本作のことについて少々語り合った。話題はもっぱら、はつ(宮﨑あおい)のことだったわけだが。理由はもちろん、僕が宮﨑あおいさんのことを好きだからなわけだが。

先週までの放送では、はつは惣兵衛(柄本佑)に嫌われているかのような描写がされていた。惣兵衛ははつに優しい言葉を一切かけたりしないからだ。

ところが、先週までの放送をよく見ていれば、惣兵衛がはつと対面する場には必ず母・菊(萬田久子)がいた事に気づく。母・菊は家の跡取り娘として生まれ、夫・栄達(辰巳琢郎)や息子・惣兵衛を一家繁栄のための手駒としか見ていない。男達は菊に頭が上がらないのである。母・菊は一家の嫁として、はつを見る目も厳しくなる。
そんなわけで、惣兵衛は菊の意向にそうために、はつに対しても厳しく接していたと考えられるのである。

で、某美人人妻と話した中で、「惣兵衛は、本当ははつのことをすごく気に入っていて、この後ふたりきりになるシーンとかでは優しくなるんじゃない?」などと予測していたのだけれど、今日の反物のシーンがそんな感じでしたね。

宮﨑あおい好きの当方としては、はつが幸せそうにしているシーンを見ると朝から気分が良くなります。

電車がすし詰めで死にそうになったけれど、宮崎あおいさんの笑顔を思い出すと生き返ります。

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