NHK『あさが来た』第31回

雨が降っているせいで、いまいちテンションの上がらない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第31回めの放送を見ましたよ。

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第6週『妻の決心、夫の決意』

あさ(波瑠)は石炭のことで頭がいっぱいだった。これからの時代は石炭の需要が爆発的に増えることが予想され、大儲けのできる可能性があるからだ。寝ても覚めても、石炭の話ばかりしていた。

しかし、新次郎(玉木宏)は石炭の取引に猛反対だった。石炭に手を出すことはかなり投機的であり、確実に儲けが出るという保証が無いからだ。それに加え、あさが九州の炭鉱へ視察に言って聞かないことにも腹を立てていた。炭鉱は荒くれ者ばかりなので、そのようなところにあさを行かせるのが心配でもあるのだ。

あさが石炭に夢中なせいで、新次郎は面白くない。新次郎は家を留守がちになり、毎晩のように三味線の師匠・美和(野々すみ花)のところに通い、朝帰りするようになった。

新次郎に相手にされなくなったあさは、姉・はつ(宮﨑あおい)の所へ足繁く通うになった。百姓の納屋で貧しい暮らしをしている彼女らのことが心配だからだ。

そこであさは、2つの大きな事件を知った。
一つは、はつの妊娠である。家が潰れて暗いことばかりのはつにとって、久しぶりの明るい事件であった。はつはつわりに苦しみながらも、健気に農作業に精を出していた。
もう一つの事件は、惣兵衛(柄本佑)の蒸発である。突然姿を消し、もう何日も行方が知れないという。
はつは、あさに対して、自分の所へ来る暇があったら新次郎と仲良くすべきだと諭した。
はつによれば、あさの来ていない時に新次郎が顔を出しているのだという。彼の口から、あさと仲が悪くなっているという話も聞いていたのだ。
また、新次郎は伝手を使って、行方不明の惣兵衛を探してくれているという。はつはそんな新次郎に感謝するとともに、あさとの仲を心配した。

それを聞いたあさは、新次郎と仲直りをしようと決意した。早起きをして、朝帰りをする新次郎を近所まで迎えに出た。
あさはにこやかに話しかけたが、新次郎は石炭のことを根に持っており、そちらへ話題を向けた。水を向けられてあさは、石炭のよさをつい喋り出してしまった。
あさの勢いに、新次郎は面白くなくなった。話を打ち切って、一人で家に入っていった。仲直りすることはできなかった。

ある日、あさの実父・忠興(升毅)が訪ねてきた。

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今日の新しい展開を一言でまとめれば、新次郎(玉木宏)が家を開け、三味線の師匠・美和(野々すみ花)の所に再び足繁く通い始めるようになったってことくらいです。以前よりも、新次郎が美和といちゃつくシーンがありました。
さらに、新次郎が美和の所へ通っているということが、家の中で悪い噂になり始めてるってことです。

ただし、義母・よの(風吹ジュン)によれば、悪いのは新次郎ではなく、商売の話ばかりして可愛げのないあさ(波瑠)の方だということにされています。
この辺りをめぐって、今週は波乱があるみたいです。

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