NHK『あさが来た』第61回

ダノンのヨーグルト「オイコス」の広告に出ている黒木華さんを見るだけで幸せな気分になれる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第61回めの放送を見ましたよ。


* * *

第11週『九転び十起き』

九州の加野炭鉱で働いている最中、あさ(波瑠)の妊娠がわかった。あさのつわりは重く、食べ物はおろか、水すら喉を通らない。
それにもかかわらず、あさは大阪に帰ろうとしない。組頭・サトシ(長塚圭史)の態度に不審な点があり、それが気になって炭鉱を離れられないのだ。

あさが帰ってこないことを心配した新次郎(玉木宏)とうめ(友近)は、あさを連れ戻すべく九州の加野炭鉱へ向かった。

炭鉱に到着した新次郎は、あさを抱きしめた。
新次郎とあさは結婚して11年になる。その間、明治維新の混乱があり、加野屋の立て直しのためにあさは働き詰めだった。今でも、九州の炭鉱に入り浸りで、大阪の新次郎とは別居である。もう子供はできないと諦めていたのに、子供ができて嬉しいと言って新次郎は涙ぐんだ。

いつもなら新次郎に抱きすくめられると喜ぶあさであったが、今は違った。つわりのせいで、新次郎の鬢付け油の匂いにすら吐き気を催すのだった。新次郎が水筒を差し出し、水を飲んで落ち着けと言っても、あさは断った。

新次郎は、水筒に入っているのは自分が淹れたお茶だと勧めた。そう聞いたあさは、するりと飲むことができた。
さらに新次郎は、はつ(宮﨑あおい)から送られてきたみかんを持参していた。そのみかんを食べてみると、とても美味しかった。さらに、その香りは、あさの心を落ち着けた。あさは寝床でみかんの皮を手に持ち、その香りを嗅いでばかりいた。

新次郎は、野外で亀助(三宅弘城)を捕まえ、大阪に帰ってこない理由と問い詰めた。亀助は、態度のおかしい組頭が居て、それが気になって帰れないことを説明した。
新次郎は、その組頭の顔を見た。すると、どこか見覚えのある顔だった。亀助から「サトシ」という名を聞き、ますます思い当たる節があった。

サトシは新次郎と目が合うと、無言でぷいと炭坑の中へ入っていった。炭鉱支配人・宮部(梶原善)は、炭鉱の所有者への態度がなっていないことを心配した。宮部が追いかけて注意すると、サトシは悪びれることもなく、呑気な金持ちを見ると虫唾が走ると吐き捨てるのだった。
そして、このようなことももう終わりだとつぶやいた。

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ついに、新次郎(玉木宏)とサトシ(長塚圭史)が邂逅しました。

それ以外、特に新しいことはありませんでした。
ひたすらあさ(波瑠)のつわりが酷いことが描かれていた感じで。

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