NHK『ひよっこ』第4回

今日は、人類にとっては小さな一歩だが、自分にとっては大きな一歩となる報告をする当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』の第4回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『お父ちゃんが帰ってくる!』

茨城へ帰郷しようとしていた実(沢村一樹)は、赤坂の路地裏で偶然洋食店・すずふり亭を見つけた。サンプルケースには見たこともないメニューが並んでおり、実は興味津々だった。
ちょうど開店準備のために出てきた店主・牧野鈴子(宮本信子)に誘われ、実はここで食事をすることにした。

東京では、洋食はすでに庶民的な食べ物になっていた。しかし、茨木の農村や出稼ぎ労働者の飯場しか知らない実にとっては未知の食べ物であり、洋食店の内装や接客の様子も初めて経験するものだった。

すずふり亭は、気取らない店で、安くて美味しい料理を提供することで評判の店だった。しかし、出稼ぎ労働者の実にとっては懐事情が気になった。
そこで、料理の内容を吟味するのではなく、価格だけを手がかりにハヤシライスを注文した。

もちろんハヤシライスは見るのも食べるのも初めてである。しかし、一口食べただけで、その美味しさに感激した。

また、店主・鈴子が話し相手になってくれた。
自分は単なる出稼ぎ労働者であると卑下する実に対して、鈴子は自分にもっと誇りをもってよいと語った。最近の東京では、霞が関のビル群やオリンピックに向けた国立競技場などの建築ラッシュだが、どれも地方からの出稼ぎ労働者たちの働きによってできた。近代的な都市になったのは、東京がすごいのではなく、実のような人々が支えてくれているからであると話した。
実は食事だけではなく、鈴子の人柄からも満足感を得た。

勘定を済ませると、鈴子とシェフの牧野省吾(佐々木蔵之介)が手土産を持たせてくれた。ポークカツサンドが家族全員分用意してあり、故郷で皆と食べるとよいと言う。
鈴子と牧野は、このようなサービスを頻繁に行っていた。ふたりの阿吽の呼吸で、客が帰る頃にはカツサンドの手土産ができ上がるのだ。
実はますます感激して、茨城への帰路についた。

故郷・奥茨木村では家族が帰りを待ちわびていた。
やっと家にたどり着き、家族全員の顔を一目見ると、実は靴も脱がずに畑へ直行した。

実は故郷の土が懐かしかった。
畑の土を手にすくい、顔に近づけて匂いを胸いっぱいに嗅いだ。

その様子を見ていたみね子(有村架純)は、父は本当に農業が好きで、それだけをやりたがっているのだろうと思った。
どうすればいいか方法は分からなかったが、なんとかして父が農業に専念できるようにしたいと思うのだった。

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「ヒロインだから、一応有村架純を出しとかなきゃね」って感じです。
放送も本まとめ記事も。

すずふり亭の人情話はもっと見ていたかったなって感じです。まぁ、今後たくさん出てくるのでしょうが。

さて、明日は経鼻内視鏡その他を受診するため、7時前に家を出ます。朝ドラをリアルタイムで見ることができません。
そんなわけで、『ひよっこ』のまとめ記事は今日で終了します。あんまり面白くないし、ちょうどいい区切りなので。
ご愛読ありがとうございました。次は10月に『わろてんか』でお会いしましょう。

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