「あおい」と言われたら、宮﨑あおい、葵わかな、蒼井そら、碧しの の4人がすっと口に出る当方が、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』の第1回めの放送を見ましたよ。
1970年当時、楡野仙吉(中村雅俊)と宇太郎(滝藤賢一)の親子は、岐阜県東美濃市で定食屋を営んでいた。店は大繁盛していたが、人を雇わず、支店を出すこともしていなかった。息子・宇太郎は、客の顔が見える範囲で料理を振る舞うこと誇りに思っているからだ。そのため、人も雇わず、それぞれの妻である廉子(風吹ジュン)、晴(松雪泰子)らと家族4人だけで切り盛りしていた。
若夫婦である宇太郎と晴に子はなかった。晴には腎臓の持病があり、出産は難しいと医師から宣告されていた。夫婦はその運命を受け入れ、子どもを作らないことに決めていた。それでも夫婦が壊れることはなく、むしろ仲睦まじい夫婦関係だった。当時開催されていた大阪万博にふたりきりで出かけるなど、しがらみのない生活を謳歌していた。
しかし、ふたりは失敗をした。
1970年当時、いざなぎ景気や大阪万博、長嶋茂雄に代表されるプロ野球人気などで日本中が浮かれていた。その雰囲気に飲まれてしまい、避妊に失敗したのだ。
かかりつけ医のキミカ先生(余貴美子)に相談したところ、今は晴の体調も安定しているので出産に耐えられる可能性が高いというのだ。晴は迷った末、子どもを産むことに決めた。宇太郎もそれに大賛成し、親身になって晴を助けた。
そして、翌1971年の夏、晴が産気づいた。宇太郎が付き添って病院へ向かったのだが、なかなか赤ん坊は生まれなかった。宇太郎は、陣痛で苦しみ続ける晴の手を握り励ますことしかできなかった。
様子を見ていたキミカ先生によれば、へその緒が胎児に巻き付いている可能性があると言う。このままでは難産になる気配があり、母子の健康にも不安がよぎった。
まとめでは割愛しましたが、アバンタイトルでは高校生になったヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の顔見世がありました。彼女は小学3年生のときに罹ったおたふく風邪のせいで左耳が聞こえなくなってしまったそうです。難産で生まれる(んですよね?明日)上に、左耳まで聞こえなくなるとは、なかなかの悪運の持ち主のようです。
しかし、本人の性格はあっけらかんとしていて、楽観的な様子。右耳だけ音が聞こえると、体の左右が違う世界にいるように感じるそうです。それが楽しいと言っていた。たとえば、雨音を聞いていても、右だけ雨が降っていて、左は晴れているように思えるのが楽しいそうです。ビニール傘の骨が1本折れていても、不格好だとは思わず、変な形でちょっと面白いと思えるような前向きな性格。
ていうか、その壊れた傘というのは、幼馴染の律(佐藤健)から借りたものです。雨の下校時に傘がなくて困っていたところ、律が無言で傘を差し出して、彼自身は雨の中を走っていきました(その後、友達を見つけて傘に割り込んだのだけれど)。
この律ってやつは、設定を見るとヒロイン・鈴愛と同じ日に同じ病院で生まれた、先天性幼馴染だそうです。
ていうか、今日の放送は、ずっと胎児であるヒロインが喋りまくってて、なんかなんだかなぁって感じでした。ヒトの言語発達(胎児でそこまで喋れたら出生後すぐ喋れるだろ)や知識獲得(「十月十日」を知ってるってどういうことよ)を無視するなよ、と。まぁ、ファンタジードラマだろうからいいんですけど。
もう明日からまとめ記事書かないし。
ご清聴ありがとうございました。
下期の『まんぷく』(主演・安藤サクラ)でお会いできたらお会いしましょう。あんまり期待してないけど。
場合によっては、1年後の『夏空』(主演・広瀬すず)で再会することになるかもしれません。広瀬すずにはあまり心躍らない当方なのですが。
ていうか、桜樹ルイさんや及川奈央さんが大河ドラマに出演した例のあるんだから、ぜひ碧しのさんを朝ドラに出してください。
つーか、その前に山瀬まみを出すべきだけど。いつも言ってるけど、ヒロインの相談相手になる近所のおばちゃん役にぴったりだと思うんだ。
あと、いい忘れたけど、碧しのとか蒼井そら(こっちは有名だよね)は人前でググらない方がいいよ。
あらためてご清聴ありがとうございました。