NHK『おちょやん』第10回

河内弁の「しくさる」と「けつかる」の違いを学んだ当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の第10回めの放送を見ましたよ。

* * *
第2週『道頓堀、ええとこや~』

大切な使いをしくじった千代(毎田暖乃)は女将・シズ(篠原涼子)の逆鱗に触れ、岡安から追い出されることになった。
千代の実家が夜逃げし帰るところがなくなっているという情報は、千代がひとりで出ていった後に岡安に知らされた。クビにしたとはいえ放っておくわけにもいかず、警察に捜索願いを出した。

行き場のない千代は道頓堀の街をさまよった。ついには雨が降り出し、千代は人気のない寺の山門で雨宿りをした。亡き母・サエ(三戸なつめ)の写真と芝居小屋で貰った『人形の家』の台本を眺めながらうずくまっていた。

千代の所在は、岡安の先代・ハナ(宮田圭子)がすぐに見つけた。道頓堀に通じている彼女は、乞食たちを使って捜索させたのだ。警察よりもよほど早かった。
そうして千代は、ハナの仲介で岡安に戻った。

シズは、千代が無事だったことに安堵した。しかし、千代をクビにした手前、冷たい態度を貫いた。
千代は自分の身の上を全て話し、もう一度奉公させてくれるよう懇願した。5歳の時に母が死んだこと、それから家事を全て行っていたこと、学校に行けず読み書きができないこと、父が博打と酒ばかりで苦労させられたこと、継母が妊娠して自分が邪魔者になったこと、残していく弟の世話をしっかり行うことを条件に奉公に出たことを一気にまくし立てた。自分がこうして身を粉にしているのに、父は自分を売った金で博打をして借金をこさえたに違いない。実家の家族の行き先もわからず、自分にはもう帰る場所がないと訴えた。
言いつけられた仕事は全うするし、口答えもしないので助けて欲しいと深く頭を下げた。

さすがのシズもこれ以上放っておくわけにもいかなくなった。こうして、千代はもう一度岡安で雇われることになった。
シズの夫・宗助(名倉潤)も歓迎し、千代に字を教えることを約束してくれた。

一方、座長である天海天海(茂山宗彦)を亡くした天海天海一座は、彼の抜けた穴を埋めつつ公演を続けていた。天海の右腕であった須賀廼家千之助(星田英利)が、天海の役と自分の本来の役を両方演じるというハチャメチャな演出であった。しかし、舞台上で衣装を取り替えて老婆と息子の両方を演じる様子が滑稽で、かえって客席が沸くほどだった。
天海の息子・一平(中須翔真)も父の跡を継ぎ、役者として生きていくことを決意した。舞台の上でも見違えるようになった。客から見てもそれが一平の天職に思われた。

千代の騒動から数日後、天海天海一座は道頓堀での公演を終え、次の巡業先へと旅立っていった。

それから8年後。
千代(杉咲花)は相変わらず岡安のお茶子として懸命に働いていた。

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千代(毎田暖乃)の発見とか、一平(中須翔真)の立身とか、あっけないほどサラリと流れたなー、と。

今日は、千代の語りをクライマックスとしてたっぷり見せたかったっぽいですね。子役の毎田暖乃さんはよく頑張りました。

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