NHK『おかえりモネ』第10回

トイレの電球が切れた問題は、結局昨日1日はトイレのドアを開放して通路の明かりを取り入れ、アマゾンでLED電球を注文し今日の午前中に到着予定となった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第10回めの放送を見ましたよ。

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第2週『いのちを守る仕事です』

山中で雷雨に見舞われ、小屋に避難した百音(清原果耶)と圭輔(阿久津慶人)のところへ医師・菅波(坂口健太郎)から電話がかかってきた。子どもは低体温症になりやすく、意識を失った後。心停止になる場合があるという。実際、圭輔は眠ったような状態になっていた。百音は、菅波の指示通り圭輔の体と温め、彼が眠らないように話しかけ続けた。なんとか圭輔は目を覚ました。
その様子を確認すると、菅波はスマホのバッテリーを節約するためと言って一方的に電話を切った。どんなに百音が不安がっても、菅波はそれ以上聞き入れなかった。

その夜、百音と圭輔は無事に森林組合に戻ってくることができた。菅波は、圭輔の足の捻挫と低体温症の診断をしたが、大事には至っていないようだった。しかし、念のため病院で検査をするため救急車で運ばれることとなった。
圭輔の父(猪俣三四郎)は、命が助かったのは百音のおかげだと言って深く感謝した。

圭輔ら親子が去った後、菅波は、百音のおかげで助かったと思ってはならないと釘を差した。
百音は、気象予報士・朝岡と医師・菅波から電話で指示に従っていただけで、自分の判断では何をしたわけでもない。森林組合の一員として、危機にも対応できるプロにならなければならないと叱った。
加えて菅波は、百音が父・耕治(内野聖陽)と話すのも見ていた。百音がこれからここで自分の道を見つけたいと言っていたことをたしなめた。森林組合に正式採用してもらったのに、まだ何か別のものを見つけたいなどというのは、組合の人々に失礼だと言うのだ。
百音は甘えているというのが菅波の見解だった。

その夜遅く、百音はもう一度山に向き合おうと勉強をしていた。しかし、菅波の言葉が気になって身が入らない。
そんな時、気象予報士・朝岡から電話がかかってきた。百音は、翌日落ち着いてから電話するつもりだったと謝ったが、朝岡の意図は別のところにあった。
朝岡はまだ職場におり、今日の登米の天気の急変について検証したいのだという。朝岡によれば、予測できなかった時こそ入念に検証しなければ予報の精度が上がらないという。自然が相手のことだから絶対ということはない。しかし、少しでも確からしい情報を得ることが大事だなどと朝岡は話した。

さらに朝岡は、海と山と空は水が循環することで互いに繋がっていると話した。百音は気仙沼で育ったので海のことはよく知っている、今は登米で山の勉強をしている。できれば、海や山と関連する空のことも勉強してみてほしいと話した。それは面白いことだという。

翌日、百音は書店で気象予報士の本を手にとった。合格率は5%であるという記述が最初に目に留まり、怖気づいて書棚に戻した。
しかし、勇気を出してもう一度開いてみると「気象予報士は、命を守る仕事です」という記述が見えた。
百音はなにかを感じた。

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百音(清原果耶)と圭輔(阿久津慶人)が小屋から救助された経緯は全く不明です。アバンタイトルで小屋のシーン、オープニングが明けるとすでに森林組合にいたので。まぁ、ずっとピンチの連続だったので、困難な下山風景とか見せられてもしんどかったと思うけれど。

で、いよいよ気象予報士を目指すこととなりました。
「いのちを守る仕事です」(今週のサブタイトル)なら、医療関係ってのもあり得るのにねぇ。より直接的に関係するのにねぇ。百音がそっちを完全スルーしてるのは、菅波(坂口健太郎)のことが苦手で、彼を医療従事者の代表と考えて冷たい人間だと思ってるからか?
一方の、気象予報士の代表である朝岡(西島秀俊)は温かくて優しい人だからねぇ。そっちに憧れたってことか。

あとまぁ、医療関係は専門の学校に通わなくてはならないが、気象予報士は独学でなんとかなる。そういう打算もありか?

【今日の蒔田彩珠コーナー】
出番なし。来週に期待。

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