NHK『おかえりモネ』第17回

短パンやパンイチが好きではなく基本的に四六時中長ズボンを履いているのに、気付いたら左足のふとももに虫刺されのようなものができており、衣類が擦れたり触ったりすると痛いやら、数センチ大で赤く腫れているわ、腫れているところがカチカチに固くなっているわで、ものすごく意気消沈している当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第17回めの放送を見ましたよ。

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第4週『みーちゃんとカキ』

未知(蒔田彩珠)は水産高校の2年生だが、カキの卵を孵化させて養殖する自由研究に取り組んでいる。通常カキの養殖家は幼生を業者から購入するが、自家生産することができれば大きなコスト削減になるのだ。
無事に孵化に成功し、カキ養殖を行っている祖父・龍己(藤竜也)と共に幼生を養殖場に投入した。海水にある程度浸けた後、適切なタイミングで一度引き上げなければならない。浸ける時間が短すぎれば幼生が盤に定着しないし、長すぎれば不純物が付着してカキの育ちが悪くなる。
そのタイミングの見極めは難しいものであるが、ひとまず無事に海水に浸けたことで安堵した。

その日の夕食は、庭でバーベキューを行うことになった。祖父・龍己のカキを焼いて食べるのだ。実家の寺を継ぎたくなくて逃げ回っている三生(前田航基)と百音が昼のうちから準備に駆り出された。

百音(清原果耶)は薪小屋へコンロの燃料を取りに行った。以前の百音なら全く気にしなかっただろうが、今の百音はスギやクヌギなど何種類かの薪があることに気づいた。木の匂いもまた百音の心を落ち着かせた。

そこへ祖父・龍己が顔を出した。クヌギは優れた薪なので、今日はそれを使えと命じた。
龍己によれば、昔の漁師は木材にも詳しいのだと話した。燃料や漁具など、漁師はあらゆる局面で木材を使用したのである。より良い木材を求めて、山主と良好な関係を築いてきた。登米のサヤカ(夏木マリ)もそんな一人なのだという。

その日はとても天気が良かったが、龍己は翌日は雨が降ると予想した。
翌朝、テレビで朝岡(西島秀俊)の天気予報を見ていると、全国的に天気が下り坂だと報じられていた。

午後になって雨が降り出した。
龍己は明るいうちに種ガキを引き揚げ作業をするべきだと未知を誘った。
しかし、未知はもっと長く浸けておきたいと強い口調で反対した。自分の研究だから自分で決めると啖呵を切った。

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本文では割愛しましたが、2日目の午前(テレビで天気予報を見た後、雨が降り出す前)、父・耕治(内野聖陽)は気仙沼の街に出かけていました。修理に出していたトランペットの引き取りのためです。
その帰り道、朝からやっている居酒屋から、百音の幼馴染で漁師になった及川亮(永瀬廉)がその父・新次(浅野忠信)と共に出てくるところに出くわしました。
新次は泥酔していて、亮が迎えに来たのです。新次は何でもない風に挨拶をしますが、むしろ耕治の方が困惑していました。

また、三生(前田航基)は耕治から家に追い返されました。進路の問題について親ときちんと話し合えということです。もし物別れに終わったら、再度耕治の家に逃げてきていいとのことです。

【今日の蒔田彩珠】
優等生ながら頑固な未知(蒔田彩珠)がかわいいです。

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