NHK『おかえりモネ』第114回

YouTube Music を調教した結果、Drop’sReiが交互にかかる(ただし、時々GLIM SPANKYThe Birthdayがくる)ようになった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第114回めの放送を見ましたよ。

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第23週『大人たちの決着』

新次(浅野忠信)は過去と決別し、妻・美波(坂井真紀)の死を受け入れた。その姿は、永浦家の人々にも先に進む希望を与えた。

その夜、耕治(内野聖陽)はあらためて家族の前で、銀行を辞め、カキ養殖に携わりたいと話した。

もちろん龍己(藤竜也)は首を縦に振らなかった。高校を卒業すると仙台の大学に進学し、漁師には一切興味を示さず、経験も皆無である耕治に務まるはずがないというのだ。
加えて、漁業は自然を相手にした職業である。自然の驚異に対して無力である。龍己自身、東日本大震災で設備が破壊され、大変な苦労をした。そこからやっと立ち直ったと安心していたところ、気仙沼を襲った強風で再び設備の多くを失った。まったく報われることのない仕事だというのだ。

耕治は居住まいを正して語りだした。
東日本大震災の復興において、耕治は銀行員として多くの被災者に出会ったという。ほとんどの人は希望を失い、事業をやめようと愚痴る。
ただし、そんな人々の中にも希望を捨てない者もいた。彼らは必ず龍己の話をするという。彼らによれば、龍己はどんなに大変な目に遭ってもくじけないのだ。そんな龍己を見ていると自分も事業や生活を再建させようと勇気づけられるのだと話していたという。耕治は、龍己以外にもそのような人物がおり、そんな人々の影響力で大いに復興が進んだと信じていた。
耕治は、次は自分がそのような人物になる番だと訴えた。その拠り所として、カキ養殖を継ぎたいと言うのだ。

耕治はあらためて深々と頭を下げた。その様子に、ついに龍己が折れた。耕治は3月で銀行を辞め、カキ養殖を行うことになった。

家族会議後、夕食の後片付けをしながら亜哉子(鈴木京香)は、百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)に耕治の名前の由来を話して聞かせた。生前の雅代(竹下景子)から聞き、口止めされていたので今まで言わずにいたという。

耕治の名前は「畑を耕し、水を治める」に由来し、龍己が決めたのだという。漁師の長男らしくない名前である。つまり、龍己は初めから耕治が漁師になることを意図していなかったのだという。漁師のように自然に翻弄されるのではなく、自然を制御する側になるよう願ったのだという。故に、耕治が漁師ではなく銀行員になったことを特に喜んでいたという。

亜哉子は、耕治が龍己から託された思いを理解しているし、亜哉子が教師を続けることを雅代から応援されていたことにも感謝している。彼らの考えを受け継ぎ、娘である百音と未知にも好きなことをして生きて欲しいと話した。

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耕治(内野聖陽)の名前の由来はまったく想像してなかった。ていうか、今日の放送を見るまで、彼の名前にまったく違和感を持ってなかった。やられた。

ここまで、いやいや半分でなんとなく意地になってまとめ記事を続けてきたんだけれど、やっと面白くなってきた。
#ちゃんとは覚えてないけれど、百音(清原果耶)が気象予報士を目指し始めたあたりで実はかなり飽きてた。

【今日の蒔田彩珠
ほとんどセリフもなかった未知(蒔田彩珠)だけれど、端でじっとしているだけで画面が引き締まる(ように僕には見える)ので最高です。

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