今日の放送に出てきたトリコロールカラーのバックパックを見て、うまくボディを塗れなくて放棄したガンプラを思い出した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第105回めの放送を見ましたよ。
亜哉子(鈴木京香)は家族みんなの前で、小学校教員を辞めた本当の理由を話した。龍己(藤竜也)は、亡き雅代(竹下景子)の介護のせいで辞めさせる羽目になったと思いこんでいる。その誤解も解かねばならないと思ったからだ。
東日本大震災の日、小学1年生の担任だった亜哉子は児童たちとともに学校に避難していた。児童たちの安全を守る責任があるにもかかわらず、亜哉子は学校を離れようとした。自分が腹を痛めて産んだ百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)のことが心配でいられなくなったのだ。
我に返った亜哉子はその場に留まり、責任を全うした。しかし、一瞬でも小さな子どもたちを見捨てようとしたことで自己嫌悪に陥った。それから1年間は教師を続けたが、自責の念から逃れるように教師を辞めたのだと話した。
改めて、雅代の介護のために辞めたのではないと強調した。
話を聞いた龍己は納得した。今まで通りカキ養殖を手伝いたいという亜哉子の申し出を受け入れ、小規模ながらも突風被害を免れた設備で事業を継続することになった。
その数日後、雅代の七回忌の法要が行われた。
亜哉子はあらためて雅代との思い出を話した。亜哉子が耕治(内野聖陽)との結婚の決め手になったのは雅代だったと言う。とても魅力的な人であり、この家の家族になりたいと思ったのだという。雅代はカキ養殖、民宿、民宿に来る子どもたちの里親など、どの仕事も楽しそうでいつも笑っていた。その姿に憧れたと言う。
また雅代から、亀島に住む条件として教師を続けるよう諭されたという。いまだにこの地域では女が好きな仕事を続けることは難しい。亜哉子はせっかく教師になれたのだから、それを続けろと言われたのだ。それもあって、亜哉子はしばらく小学校教員を続けていた。
ある日、百音の職場に あかり(伊東蒼)が姿を見せた。
気象予報士やラジオの仕事に興味があるのかと尋ねるが、あかりはそんなものには全く興味がないと話した。むしろ、将来何をやりたいのか自分でもさっぱりわからないと言う。百音は気象予報士を目指す前の自分を見ているようで微笑ましく思った。
あかりは学校の勉強も苦手だと話した。高校には進学できそうだけれど、その後のことが全く見通せないという。
百音は、亜哉子をあかりの家庭教師にすることを思いついた。次の日曜、百音が車で送り迎えし、百音の家で亜哉子が勉強をみることになった。
あかりが楽しそうに勉強をするのはもちろん、亜哉子はもっと楽しそうに笑っていた。やはり亜哉子は子どもたちの世話をするのが心から好きなのだ。
その様子を覗き見ていた耕治にも感じ入るものがあった。
耕治は家の広間にホワイトボードやテーブルを並べ始めた。そして亜哉子に塾を始めることを提案した。民宿を再開して、里親として子どもたちを迎え入れるには時期尚早だが、近所の子どもたちを集めた塾ならすぐに始められるというのだ。
亜哉子と同様、耕治も子どもたちの笑顔をみたいと願った。
いつか東京(69回のまとめ記事)で、耕治(内野聖陽)は朝岡覚(西島秀俊)に、全ての子どもたちに対して彼らの未来は明るいんだと示してやりたいと熱く語っていました。
そこからのロングパスが通りました。グッと来ましたね、僕は。
日曜日、私服姿のあかり(伊東蒼)はトリコロールカラーのバックパックを背負っていました。これって、数年前から若い女子がこぞって背負ってるがま口型のリュックじゃね?劇中は2019年なのでちょっと旬は過ぎてる感じだけれど、イマドキ女子風ですげぇ良かった。
僕が一緒にやってる元JKボーカルちゃんが大学生になった頃、「あれ欲しいねん」と言うのでイオンモール四条畷まで車で連れて行ってやった事がある。だから、このタイプのバックパックにはすぐ反応しちゃうんだ。