NHK『舞いあがれ』第19回

SCANDALが大好きで、『ピンヒールサーファー』(和田唱作; 2012年)もいい曲だなとは思うんだけれど、この曲のMVはロックバンドというよりもダンスユニットになっちゃってる気がしてあんまり好きじゃないんだけれど、それでもタイトミニ網タイツがめっちゃよくて好きだなと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の19回めの放送を見ましたよ。

* * *
第4週『翼にかける青春』

人力飛行機部「なにわバードマン」の部員たちは、女性パイロットによる飛距離世界記録を目指すことになり、居酒屋で決起集会を開いた。

みなが好きなだけ飲み食いする中、パイロットの冬子(吉谷彩子)だけはほとんど食べ物に手をつけなかった。飛行のために減量しなくてはならないからだ。現在製作中の飛行機は、冬子の体重が今よりも軽いことを前提に設計されている。彼女はその目標体重に向けて減量しつつ、体力は増強しなくてはならないという過酷な状況に置かれているのだ。

それでも部員たちは明るく前向きである。飛行機にかける思いを熱く語り合った。
舞(福原遥)と同期入部の2人の1回生は、前年の人力飛行機大会のテレビ中継を見たという。それで「なにわバードマン」のことを知り、憧れたのだという。
一方、舞は入学後の勧誘で部のことを知った。ほんの少しだけ引け目を感じた。それでも、飛行機のことが大好きだと話、以前から描き溜めている飛行機のスケッチを披露した。通だけが知っている珍しい機体から、なにわバードマンが製作中のスワン号の完成予想図まで見事に描かれており、部員たちは舌を巻いた。

そして、6月になった。第2日曜日のテストフライトに向けて、急ピッチで準備が進められていた。

そんな頃、舞は冬子にパイロットになった理由を尋ねた。
冬子は、小学2年生のころから男子に混じって野球をやっており、ずっとピッチャーで4番だったのだという。ところが、中学生になった頃から体力で男子に負けるようになってきた。打順は下がり、投手としても勝てなくなった。それで中学2年生の時に野球をやめてしまった。
そんな時、アメリア・イアハートという女性パイロットのことを知った。彼女は女性で初めて大西洋横断飛行を成功させ、1937に世界一周飛行に挑戦した。最期は世界一周中に消息を絶ったものの、女でも男に負けないことができると勇気づけられたのだという。それで自分もいつか大きな飛行機を飛ばしたいと思うようになった。その第一歩として、人力飛行機・スワン号を飛ばすことに全力を尽くしているのだと話した。

冬子は逆に、舞が「なにわバードマン」に入部した理由を尋ねた。舞が飛行機が大好きだということは知っているが、その先のことを聞きたいのだという。
舞は、これまで飛行機の話をできる友達がおらず、部でみんなと飛行機の話をしながら作業するのが楽しいのだと説明した。冬子のような大きな夢があるわけでもなく、気恥ずかしい思いをした。
しかし、冬子はそれを認めてくれた。イアハートは飛行機に乗る理由を「ただ楽しいから」と答えたという。舞も楽しんでいるならそれでいいと励ましてくれた。舞は安心した。

そして、テストフライトの日を迎えた。夜明け前から集合し、準備は全て順調に整った。夜が明けて風が止んだ時、初飛行が始まった。冬子が操縦するスワン号はうまく離陸した。
しかし、その直後、数十メートル先で墜落してしまった。

* * *

舞(福原遥)は飛行機のことを話せる友達がいなかったと言っていたけれど、子ども(浅田芭路)の頃に久留美(大野さき)と一緒に模型飛行機作って飛ばしたじゃん。それからずっと仲が良くて、今は同じカフェでバイトする関係なのに、友達の勘定にいれてやらないのか?薄情じゃねぇか。
父・浩太(高橋克典)だって飛行機好きだし、「父と一緒に飛行機の話をするのが楽しくて」とか言っときゃいいものを、話し相手がいなかったとか、ますます薄情だな。

あと、なんか部長で前任パイロットの鶴田(足立英)は冬子(吉谷彩子)のことが好きで、本人にも周囲にもそのことが知れ渡っているのだけれど、冬子は応じていないみたいな話があるらしいです。

明日も読んでアラモード。

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