NHK『舞いあがれ』第7回

長崎県出身の”ロジャー先輩”が「地元には、方言で考えたらガッカリする歯医者があった。『岡歯科』と『歯科田中』」と言っていたのを思い出したし、ついでに言えば、神奈川県平塚市にはナウ歯科という風の谷みたいな歯医者のあることを知っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の7回めの放送を見ましたよ。

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第2週『ばらもん凧、あがれ!』

祥子(高畑淳子)の手伝いをすると約束した日、舞(浅田芭路)は自分で目覚まし時計をセットし朝7時に起床した。熱も自ら測り、平熱であることを確認した。祥子の手伝いをできることにワクワクした。

祥子は島で採れた果物でジャムを作り、フェリーターミナルの売店などで販売している。その一連の作業を舞が手伝うことになった。
脚立に登ってビワの実を採ったり、出来上がったジャムの瓶詰めを行ったり、ラベル貼りなどを行った。果樹園ではせっかく収穫したビワのカゴをひっくり返してしまったり、瓶詰めに失敗してジャムをこぼしたりしてしまったが、なんとか全ての工程を終えることができた。

ジャムを煮詰めることだけは、祥子が一人で行った。舞は横でそれを見ながら、なんでもできる祥子のことをすごいと思った。
祥子は一人暮らしだから、なんでも自分でやるのだと説明した。また、島のみんながいるからさみしい思いをすることもないと話した。

フェリーターミナルの売店に納品に行くと、店員のさくら(長濱ねる)がいた。舞は彼女と一度会ったことがあるだけだったが、さくらは屈託なく気さくに話しかけてきた。彼女の恋人は福岡で働いているという。ふたりでカフェを開くのが夢で、ふたりとも今は節約しつつ一生懸命働いて貯金しているのだという。さくらがフェリーターミナルで働いているのは、彼氏が帰ってきたらすぐに迎えられるからだという。そんなに大好きな彼氏なのに、昨日のさくらの誕生日に連絡がなかったと舞を相手に不満をもらした。
舞は彼女の勢いに圧倒された。

家に帰ってくると、同級生・一太(野原壱太)の家族で出くわした。彼らはこれから教会のミサに行くのだという。彼らに誘われて、舞と祥子もミサに参加した。

その夜、東大阪の家から電話がかかってきた。舞は両親(高橋克典永作博美)に、祥子の手伝い、売店であったさくら、一太と一緒に教会に行ったことなど、この週末にあった楽しかったことを全て報告した。

その日の締めくくりに、祥子は舞が手伝ってくれたことを改めて感謝した。舞はいくつかの失敗をしたことを恥じたが、祥子は舞のことを褒めた。最終的には全ての作業をできるようになったのだから心配には及ばないと話した。それよりも、自分で手伝いをすると決めてやり遂げたことが素晴らしいと称えた。
舞は嬉しくなった。そして、自分も祥子や母・めぐみのようになんでも自分でできるようになりたいと思うのだった。

次の休みの日、祥子には瀬渡しの仕事が入った。釣り客を磯まで船で運び、数時間後に迎えに行く仕事である。
舞は船に同乗して祥子が船を操縦する様子を見学した。祥子はとてもかっこよく、輝いて見えた。

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ナレーションのさだまさしによれば、船での瀬渡しで何やら事件が起きるそうです。おやおや。
なお、五島列島は過去にキリスト教徒が大勢移り住んだので、今でも信仰が盛んだそうです。「祈りの島」とも言われているとナレーションがありました。

舞(浅田芭路)に電話しためぐみ(永作博美)でしたが、声は終始明るかったけど、だんだん目が潤んできましたね。永作さんが良いです、ずっと。

明日も読んでアラモード。

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