NHK『舞いあがれ』第9回

昨日の放送では14年前のめぐみとして、聖子ちゃんカットの永作博美さんが登場したわけだけれど、駆け落ちまでして浩太(高橋克典)と結婚した経緯はまだ語れていないので、過去のふたりの馴れ初めシーンが見たいし、その時に再び聖子ちゃんカットの永作さんを拝めるといいなと願う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の9回めの放送を見ましたよ。

* * *
第2週『ばらもん凧、あがれ!』

舞(浅田芭路)が療養のため五島に来て1ヶ月が経った。舞はすっかり島での生活になじみ、熱の出る回数もめっきり減った。畑仕事の手伝いなど、屋外でも元気に過ごしている。
ただし、まだ大事をとって、学校の体育の授業など激しい運動は避けている。

ある日、舞は同級生・一太(野原壱太)の家へジャムを届けに行った。あいにく一太は留守で、その母で、身重の莉子(大橋梓)だけが家にいた。
突如、莉子が産気づいた。しかし、家には誰もいなかった。

舞は走って自宅と往復し、祥子(高畑淳子)を連れてきた。さらに、莉子の家族が出かけているという浜辺にも走って伝えに行った。
舞の迅速な行動や祥子の助けなどもあって、莉子は無事に元気な赤ん坊を産むことができた。

その日、あれだけ全速力で走ったにもかかわらず、舞はまったく具合が悪くならず、熱も出なかった。
祥子は舞のおかげでみんなが助かったと言って、大いに褒めた。

そして、8月になった。
舞は4月からずっと五島に滞在したままである。体調もずいぶん良くなっているし、地元の子どもたちと元気に遊びまわっている。

舞は、一太の祖父が作っているという新しいばらもん凧を見せてもらった。先に生まれた赤ん坊のためのもので、大きさが2mもある巨大なものだった。一太にとって、それは誇らしい凧だった。
それだけ巨大な凧は、数人がかりでなければ揚げることができない。そこで一太は舞に手伝ってくれるよう頼んだ。
しかし、舞は即座に断った。以前に一太の凧を借りて壊してしまったことで怖気付いているのだ。
断られた一太はひどく腹を立てた。

8月なので、島では先祖供養の祭りや宴会が開かれた。大人も子どもも大勢が集まった。
子どもたちは集まって遊んでいたが、舞はそこから離れておとなしくしていた。凧揚げを断って一太と気まずくなってしまったからだ。一方の一太は、元気な子どもで、いつも輪の中心にいた。

宴会のみんなの前で、一太はあの巨大なばらもん凧を翌週揚げると宣言した。そのためのメンバーを発表した。一太の父・信吾(鈴木浩介)、一太の妹・凛(絢香)、同級生・耕平(奏音)、そしてフェリーターミナルの売店員・さくら(長濱ねる)と決められた。
船大工の木戸(哀川翔)から舞は参加しないのかと聞かれた。一太は、誘ったけれど理由もなく断られたと答えた。舞は黙ってうつむいていた。

その夜、舞は久しぶりに熱を出した。一太の凧を壊してしまった夢をみてうなされた。

翌朝、少し良くなり、祥子に事情を話した。自分が手伝って大事な凧を壊してしまうことや、うまくできなくてみんなをガッカリさせることが怖いのだと説明した。
祥子は、失敗は誰しもすることだと話した。加えて、舞は人の気持ちを考えられることが良い点だが、同時に自分の気持ちも大事にしなければならないと諭した。めぐみ(永作博美)に思っていることを全て話して相談することを勧めた。

めぐみは電話で経緯を聞くと、舞の気持ちはどうかと尋ねた。
舞は、赤ちゃんに元気になってほしいと答えた。それを聞いためぐみは、気持ちが届くように一生懸命やればよい、思い切って凧揚げに参加すべきだと話した。
舞は明るい顔になって同意した。

* * *

莉子(大橋梓)が産気づいた時、舞(浅田芭路)は一目散に距離のある自宅まで走って行ったわけだけれど、どうしてより近い隣近所に声をかけなかったんだろうか。
昨日の放送では、五島にはキリスト信者が多いと紹介されていたのに、今日は手のひらを返したように仏教系の先祖供養の様子が紹介されていたり。教会のミサに熱心に参加するほどの一太(野原壱太)の家族も先祖供養行事にほいほいと出ていたり。

いや、そんな細かいことはどうでもいいんだよ。そういうの無視できるほど、本筋が面白い。もうずっと五島編を見ていたい。

そして、いよいよ明日はあの日ですね。。。

明日も読んでアラモード。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です