NHK『舞いあがれ』第35回

きょうは会社休みます。当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の35回めの放送を見ましたよ。

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第7週『パイロットになりたい!』

五島で感化された久留美(山下美月)は、毎年送られてくるバースデーカードの連絡先を頼りに、幼い頃に別れたままの母・久子(小牧芽美)を訪ねた。
久子は一人で家を出ていった理由を話した。実業団チームにいた夫・佳晴(松尾諭)は怪我でラグビーができなくなり、そのまま会社も辞めてしまった。再就職することもなく、無気力になっていく一方だった。久子は自分が甘やかしているせいだと思い、しばらく実家に帰ることにした。すると佳晴は、お前と結婚しなければ自分はもっとマシな人間だったはずだ、せいせいするなどと捨て台詞を吐いた。その一言で久子は二度と戻らないことを決めたという。
久子は幼かった久留美を連れて行こうとしたが、久留美本人が行かないと言い張った。そのため仕方なく一人で家を出たのだ。久子は自分の白状さを謝った。

久留美は、自分が残ると言えば母もすぐに戻ってくるだろうと考えたと説明した。帰ってきてくれることをずっと望んでいたと話した。
ただし、久子が佳晴を見捨てる気持ちもわかると言う。彼は相変わらず文句ばかりで職も長続きしない。それでも、自分が父を選んだ手前、耐えているのだと話した。
自分は母と同じく看護師を目指して学校に通っていると話した。ただし、このまま自分が幸せになれるのだろうかと不安になることもあると弱音を吐いた。
久子は久留美を優しく抱きしめて勇気づけた。

その頃、貴司(赤楚衛二)が実家に戻った。貴司は両親(山口智充くわばたりえ)と向き合い、自分の今後について話した。
貴司は旅をしながら各地で働き、その中で自分の生き方を見つけたいと述べた。貴司には世間一般の幸せな生き方が受け入れ難いのだと言う。これまではそれに沿うよう生きてきたが、もう我慢はしたくないのだと説明した。
両親は貴司の言っていることがよくわからなかった。それでも、貴司が決めたことだからと言って、許してくれた。

五島では、浩太(高橋克典)が祥子(高畑淳子)に、めぐみ(永作博美)を連れて駆け落ちしたことを謝っていた。それと同時に、めぐみがいかによく頑張ってくれたかを話して聞かせた。彼女のおかげで子どもたちが元気に育ち、工場も拡大できた。自分がめぐみを幸せにするつもりが、逆に幸せにしてもらっていると述べた。その分、めぐみを奪われた祥子には寂しい思いをさせてしまったと頭を下げた。

祥子は、めぐみはすぐに逃げ出して帰ってくると思っていたと言う。けれども一切帰ってくることはなく、寂しい思いをした。
しかし、それはとても嬉しいことだったと言う。めぐみの頑張りと幸福の証拠であったからだ。めぐみを幸せにしてくれた浩太に深く感謝した。

こうして、舞(福原遥)たちも五島を去った。

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急にバタバタと詰め込んできて、主人公・舞(福原遥)はほとんど蚊帳の外でしたね。
申し訳程度にさくら(長濱ねる)のカフェに顔を出し地元には仕事がなくて若いものがいつかないなどと言う話を聞いたり、婚約者と一緒に島に来たと思い込んでいる一太(若林元太)の誤解を解きに行ったり、彼が船大工、舞はパイロットを目指すなどと互いに夢を語ったりした程度でした。

来週の予告映像も見てみたんだけれど、雰囲気がガラっと変わるみたい。人力飛行機パートよりも強く「少女漫画的学園ドラマもの」になりそうで、どうも期待ができなさそうなんだけれど。

来週更新がなかったら、そういうことだと思ってアラモード。

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