昨日は学生時代の同級生の@daihikoから急に難波で飲もうと誘われてしゃーねーなぁと出かけて行ってきたし、その顛末について面白おかしくここに書くことを期待されてるのかもしんないけれど書かないし、その代わりに秋山美月役の伊原六花さんがドラマの裏舞台を紹介しているYouTube動画を載せることにする当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第46回めの放送を見ましたよ。
梅丸楽劇団が解散してから半年、鈴子(趣里)は「福来スズ子とその楽団」を立ち上げた。
梅丸で一緒だったトランペット奏者・一井(陰山泰)の家を事務所として使わせてもらい、大きな看板も掲げた。
ただし、楽団員は思うように集まらなかった。あちこちに声をかけたが、一井の他に見つかったのは、ピアノ・二村(えなりかずき)、ギター・三谷(国木田かっぱ)、ドラム四条(伊藤えん魔)の3人だけだけだった。それでも念願だった楽団が立ち上がり、鈴子は満足した。
楽団のマネージャーとして五木ひろき(村上信悟)も就任した。彼は梅丸の辛島(安井順平)からの紹介だった。
辛島から紹介されたことや、本人が腕利きのマネージャーを自認していることなどから、鈴子は彼のことを信頼した。彼はあちこちの劇場に売り込みをかけており、近いうちに公演予定でいっぱいになるだろうと豪語した。鈴子は期待した。また、宣伝のためにビラを配れと言われたら、鈴子は他の楽団員の分も含めて率先して配りに出かけた。
そんな矢先、事務所に小林小夜(富田望生)が訪ねてきた。鈴子が楽団を立ち上げたと聞いて会いにきたという。
梅吉(柳葉敏郎)に酒を飲ませたかどで一度追い払った経緯はあるが、マネージャー・五木から付き人は必要だと説得され受け入れることにした。当面は、鈴子の下宿先で家事をやらせることにした。
それから時が経ち、1941年(昭和16年)12月となった。
年も暮れようとしているが、鈴子たちの楽団は一度も公演をしていなかった。鈴子は適性音楽を歌っており警察の監視対象になっているという悪い噂が流れていて、公演を受けれ入れてくれる劇場がひとつも見つからないのだ。銀行から借りた活動資金も底をつきかけていた。
マネージャー・五木も諦めかけている。鈴子に人気があったのは、梅丸という大きな組織に所属し大きな劇場で派手な演出があったからだとし、今のように小規模な楽団では見向きされないのも当然だと思うようになった。仕事のない楽団員たちの間にも暗い雰囲気が漂っていた。
それでも鈴子はひとつも暗い顔を見せず、常に前向きな態度を見せた。まったく手応えがなくても、地道にひとりでビラ配りを続けた。
それでもふとした瞬間に徒労感を感じることもあった。
ある日、下宿で梅吉と小夜が仲よくカメの世話をしていた。出征前に六郎(黒崎煌代)が大事に飼っていたカメで、今でも元気にしている。
その時、役人が訪ねてきて、六郎の戦死が伝えられた。
昨日、@daihikoほか女子2名と飲み会をしていて、『おしん』→泉ピン子→『渡る世間は鬼ばかり』という流れからえなりかずきの話題になったのだけれど、彼らは本作にえなりかずきが出演することを知らなくて、そのことを教えてやったらびっくりされたんだけれど、今朝の放送で冒頭から出てきたからニヤッとしました。
ただ、彼の演じるピアニスト・二村はそんなに活躍するようでも、見せ場がたくさんある感じでもなかったですね。