NHK『ブギウギ』第103回

今朝はエアコンのタイマーがなぜか起動せず、部屋が寒くて凍えている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第103回めの放送を見ましたよ。

* * *
第22週『あ~しんど♪』

鈴子(趣里)は、入院したタナケン(生瀬勝久)を見舞った。
彼は過去に舞台装置の下敷きになって足に大怪我をしたことがあるという。その古傷が悪化し、立てなくなってしまったのだ。現在公演中の舞台は全て中止になった。
タナケン本人は、数日休んだ後は公演を再開するつもりだった。しかし、医者によれば少なくとも半年は療養が必要とのことだった。

タナケンは悔しい思いを鈴子に話した。
自分が休んでいる間に世間から忘れ去られるのが不安でたまらない。この業界は厳しい世界であり、自分の代わりなどいくらでもいる。自分はもっと客を笑わせたいと思っているのに、他の誰かに喜劇王の座を奪われ、それが叶わなくなるかもしれない。そんなことは我慢ならないと言うのだ。
医者からは、もう以前のような動きはできないと宣告された。それでも自分は必ず復活して見せると息巻いた。

鈴子はタナケンの気迫に押されて、ほとんど何も言えなかった。それでも、自分もタナケンに負けてはいられないという思いを強くした。

別の日、鈴子は新曲の催促のため羽鳥(草彅剛)の家へ出かけることにした。家事手伝いの大野(木野花)に、帰りに何か買ってくるものはないかと尋ねた。
大野は雇い主にお使いを頼むことなどしたくはなかった。それでもせっかくの鈴子の提案を無下にもできなかった。そこで、負担にならないよう、遠慮がちにネギを買ってきて欲しいと頼んだ。鈴子は喜んで請け負った。
しかし、いったん品物の名を口に出すと、大野は必要なものが次々に思い浮かんでしまった。ネギに加えて、ニンジン、ゴボウ、ジャガイモ、砂糖なども買ってきて欲しいと追加した。これだけの品数では、鈴子がいつも持ち歩いているハンドバッグには入りきらない。そのため、羽鳥の家に向かうにもかかわらず、鈴子は買い物カゴをぶら下げて出発した。

羽鳥の家に着くと、妻・麻里(市川実和子)が出迎えてくれた。買い物カゴを持っている鈴子をもの珍しく見た。

羽鳥の仕事部屋に行くと、羽鳥は息子・カツオ(内藤大帆)にピアノを弾かせ、口やかましく指導していた。カツオは嫌気がさして、宿題があると言って逃げていってしまった。
羽鳥は、まだ若いカツオは伸び盛りだし、純粋に音楽に打ち込める時期なのにもったいないことだと嘆いた。音楽が仕事になってしまうと、依頼主の要望や締切に追われるばかりで、音楽を楽しむどころではないからだ。
鈴子は、羽鳥に無理やりピアノをやらされているカツオに同情しつつも、音楽が仕事になると純粋に楽しめないという羽鳥の意見に同調した。『東京ブギウギ』を超えるレコードを売るように言われて困っているからだ。昔は好きで歌っていればよかっただけなのにと嘆いた。

羽鳥によれば、鈴子の新曲の状況はかんばしくないという。もうブギの新しいアイディアが浮かんでこないのだ。
鈴子は、「ムーンライトブギ」、「サンシャインブギ」などいくつかタイトルを提案したが、いずれもありきたりだと言って羽鳥に却下された。

そのまま結論は出ず、鈴子は帰ることになった。
ところが、話に夢中になっていた鈴子は、羽鳥の家に買い物カゴを忘れて行きそうになった。妻・麻里が慌てて持たせてやり、鈴子と一緒に買い物リストを復唱した。
その様子を見ていた羽鳥は何かを思いつき、仕事部屋に篭って何かを書き始めた。

鈴子が家に帰ると、マネージャー・山下(近藤芳正)が神妙な顔つきで待っていた。村山興業社長で、鈴子の義理の母にあたるトミ(小雪)が結核で亡くなったという。鈴子は、愛子(小野美音)と一緒に葬儀に参列することにした。

大阪の葬儀場に着くと、そこには大勢の記者たちが集まっており、福来スズ子のコメントを取ろうと群がってきた。

* * *

今日も鈴子(趣里)が買い物に行く状況になりましたが、実際に買い物しているシーンはありませんでした。今週は毎日、思わせぶりに鈴子が買い物に行くっていうネタで攻めてくるのかな。明日は、トミ(小雪)の葬式なので買い物あるかどうかわからんけど。

つーか、買い物カゴと買い物リストの復唱だけで羽鳥(草彅剛)がなにか閃いちゃったから、もう思わせぶりな買い物シーンはないかもなぁ。

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