NHK『ブギウギ』第91回

曇天のなかドラクエ記念碑みてきた in 淡路島、荒谷朋美さん好き感はんぱない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第91回めの放送を見ましたよ。

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第19週『東京ブギウギ』

新曲『東京ブギウギ』を披露する場であり、出産後の復帰舞台である福来スズ子ワンマンショーの稽古が続けられていた。
鈴子(趣里)は自分の歌で日本の人々を元気づけようと力が入っていたし、羽鳥(草彅剛)をはじめとしたスタッフたちも思いは同様だった。

ただし、鈴子がまだ赤ん坊の娘・愛子を稽古場に毎日連れてくることがトラブルの種になり始めていた。鈴子は愛子と一時たりとも離れたくなかったのだ。自分が生みの母(中越典子)と離れ、育ての親(柳葉敏郎水川あさみ)にもらわれてきたことが関係しているのだった。
稽古場で愛子が泣きだすたびに稽古は中断された。鈴子自身が授乳したり、オシメを替えたりするからだ。
共演者の中には鈴子に聞こえないと思って陰口を言うものも出てきた。鈴子は自分のわがままに非があると認め、陰口には反論せず、じっと我慢していた。

羽鳥は、自分の妻・麻里(市川実和子)に預けるよう提案した。しかし、鈴子は遠慮した。麻理にはこれまでさんざん世話になったし、彼女はまだ小学生以下の子どもを3人も育てているという事情もある。これ以上の迷惑はかけたくないというのだ。
あまりに頑なな鈴子の態度に、稽古場の雰囲気は最悪になってしまった。

そこへ、茨田りつ子(菊地凛子)が現れ、自分が子守りをすると買って出た。ちょうど一切の仕事を休んでいて、いつでも鈴子のそばで愛子の面倒をみれるから安心だろうというのだ。
鈴子は、りつ子は出産経験者であり、その子は半ば捨てるように実家に預けっぱなしであることを知っていた。彼女がその贖罪をしたがっていることもわかった。それで鈴子はりつ子に任せることにした。

1948年(昭和23年)1月、いよいよワンマンショーの初日を迎えた。
りつ子は今日も子守りに来てくれている。開演時間なのに鈴子は愛子をあやしてばかりである。りつ子と羽鳥に急かされ、やっと鈴子はステージに向かった。

ステージで披露された『東京ブギウギ』の歌と踊りは観客たちを魅了した。
ここに「ブギの女王・福来スズ子」が誕生した。

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本文では割愛しましたが、昨日登場した靴磨きの少年・達彦(蒼昴)が今日も出てきました。鈴子(趣里)はりつ子(菊地凛子)を連れて行き、彼女の靴を磨かせたのでした。少年は次回サービスするなどと言って釣りを返さないなど抜け目ないところもありますが、りつ子の靴が最高級品であることを一目で見抜く点や、ちゃんと磨き上げるなど良い子ではあるようです。
で、そんあ達彦の様子を物陰からじっと見つめる女がいました。僕には誰だかわかんなかったんだけど、OPテロップの出演者と合わせて考えると、鈴子の幼馴染のタイ子(藤間爽子)らしく。あの少年と生き別れの親子ってことなんだろうか。来週以降、なんかエピソードがあるんだろうか。

なお、楽屋からステージで歌い踊るあたりは、第1回目の冒頭の繰り返しでしたね。

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