NHK『おむすび』第2回

我が最愛の山瀬まみは毎週火曜日『BAYFM it!!』に出演していて、そのラジオ放送の中でちょくちょくグルメドラマの話題になるわけだけれど、メインパーソナリティの春原佑紀から「次の朝ドラはヒロインが栄養士になる」と聞かされたものの、「あー、朝は無理だ」と一蹴した山瀬の声を聞いて、そうか山瀬は朝に弱いのかと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第2回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『おむすびとギャル』

結(橋本環奈)は4人組のギャルに絡まれた。
その中には結のクラスメイトの理沙(田村芽実)がいた。彼女は、結が伝説のギャル・アユ(仲里依紗)の妹だと知り、仲間に伝えたからだ。

ギャルたちのリーダー格・瑠梨(みりちゃむ)は、結が仲間になるように誘った。ハギャレンこと博多ギャル連合の総代になって欲しいと言うのだ。
ハギャレンは結の姉・アユが立ち上げ、往時には100人を超える巨大組織だった。しかしアユが去ったのち、みるみる勢いが削がれ、今ではたった4人になってしまったのだ。伝説のアユの妹である結が率いれば勢いを取り戻すというのが瑠梨の目論見だった。

結はまったく興味が持てなかった。むしろ、ギャルを毛嫌いしていた。きっぱりと断り、逃げ去った。

翌日以降、結は通常通りに登校した。結の願いは、毎日を平穏無事に暮らし、美味しいものを食べるということだった。クラスメイトたちは、これからの高校生活を過ごす部活動の話題でもちきりだった。そんな中、結は部活動には興味を示さず、放課後はすぐに帰宅しようとしていた。

クラスメイトでギャルの理沙は、結の勧誘を諦めなかった。彼女は学校では目立たない格好をしており、結以外には本性を隠していた。ふたりだけの機会を見つけると、理沙はギャルの素晴らしさを説明した。特に彼女は90年代のギャルファッションに憧れているのだという。自作のファッションノートを見せながら生き生きと話した。
ついに、結は怒り出してしまった。

理沙を振り切って逃げる途中、同じくクラスメイトの恵美(中村守里)を見つけた。彼女は大量の和紙を抱えて校舎の中を歩いていた。
結はその荷物を運ぶのを手伝ってやることにした。困っている人を見つけたら助けろというのが、米田家の家訓なのだ。

恵美の行き先は、書道部だった。
結はそこで風見亮介(松本怜生)に出会った。大きな和紙に豪快に筆を滑らせる彼の振る舞いや、端正な顔立ちに一目惚れしてしまった。

* * *

本文では割愛しましたが、結(橋本環奈)が夕食で家族と団欒するシーンがありました。
海に落ちた帽子を拾うために海に飛び込んだ話をしたところ、褒められました。米田家の家訓は、困っている人を助けるというものだからです。それがあって結も考えるより先に海に飛び込んでしまったとのことです。
このことは、学校でクラスメイトの恵美(中村守里)が大量の和紙を運んでいるのを進んで助けたことにも繋がるのでしょう。

一方で、その家訓が身に染みているとするなら、解散の危機にあって困っていると説明しているハギャレンを助けてやらない理由がわかりません。なんなんだ、この都合のいい家訓遵守精神は。
物理的な困難(帽子が海に置いた、重い荷物を運んでいる)なら助けるけど、社会的もしくは心理的な困難(組織が解散寸前)は無視するってことでしょうか?なんなんでしょうね。

あと、団欒のシーンでは、父・聖人(北村有起哉)が若い頃に祖父・永吉(松平健)とやりやって家を飛び出したというエピソードが出てきました。父・聖人はしばらく神戸に住んでいたそうです。
へぇー。

さて、昨日、9年前に結に何かがあったと仄めかされたのですが、『橋本環奈さんが栄養士に 「おむすび」で結ぶ絆』というNHKの記事にネタバレがありました。あー、なるほどと思うとともに、えー、それをもってくるの?って思って興醒めしました。へぇー。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です