NHK『おむすび』第9回

そろそろ今シーズンの鶏水炊き鍋を開幕したいと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第9回めの放送を見ましたよ。

* * *
第2週『ギャルって何なん?』

野球部の試合は同点のまま最終回ウラを迎えた。
結(橋本環奈)たちの高校チームはノーアウト満塁でサヨナラ勝ちのチャンスを得た。そこへ、相手チームのピッチャーが交代し、結と顔見知りの四ツ木(佐野勇斗)が登板した。彼は栃木からの野球留学生で、中学生時代は何度かノーヒットノーランを記録したほどの実力の持ち主だという。その噂通り、四ツ木はあっという間にツーアウトを取った。
結たちの高校は、そこで代打として結の幼馴染の古賀(菅生新樹)を打席に送り込んだ。彼は前日に、結のためにホームランを打つと約束していた。結は大きな声援を送った。

ところが、古賀は四つ木に全く敵わなかった。彼はピッチャーフライに打ち取られてしまった。
こうして両校の試合は延長線に突入し、10回には相手チームが一挙に10点を挙げ、結の高校は結局大差で敗れてしまった。

ある放課後、結がいつものように港で息抜きをしていると、四ツ木が現れた。
そこは彼のランニングコースなのだという。彼は豪速球を投げられる強みを持っている一方、スタミナ面に弱点があり長い回を投げられないという。だから先日の試合でも最終回にリリーフとして出場した。スタミナ強化のためにいつもランニングをしているのだという。
彼は結をその場に待たせ、寮に走って帰った。そして大量のイチゴを持って戻ってきた。それは栃木の彼の実家で採れたもので、以前に結の祖父・永吉(松平健)から美味いトマトを貰った礼だという。結は一度は受け取りを断った。イチゴは福岡でも採れるので珍しくないし、何よりも結は福岡産を自慢に思っていたからだ。
それでも四ツ木は引き下がろうとしなかった。もう一度彼のイチゴを見た結は、それがなかなかの出来であることを認めた。それで貰って帰ることにした。

帰宅すると、祖母・佳代(宮崎美子)から声をかけられた。結が父・聖人(北村有起哉)と仲違いしたままなのを心配しているのだ。佳代は、聖人が姉・歩(仲里依紗)がギャルになってしまったのは自分のせいだと後悔していて、結が同じようになってほしくない、もう二度と昔のような後悔をしたくないと思っているのだと弁護した。ただし、結にとって迷惑に感じる気持ちもわかると共感を示した。

その頃、ギャルの瑠梨(みりちゃむ)も帰宅した。夕食どきであったが、彼女の母・絵利花(坪内陽子)はスーツ姿で忙しげに出かけるところだった。これから仕事で東京に行かなくてはならないという。瑠璃に1万円札を渡して、何か買って食べろと告げるのだった。夫婦仲はよくなく、瑠璃の父がいつ帰ってくるかはわからないという。

瑠璃はコンビニ商品で食事を済ませると、夜の天神へ出掛けていった。
そこで二人組の男に声をかけられた。

* * *

野球の試合の場面でブラスバンド演奏があったのですが、OPテロップによれば大阪桐蔭高等学校吹奏楽部が出演していたそうです。ていうか、専用ドメインのWEBサイトまであるのね。すご。
肝心の出演シーンは、迫力のないプレイ演出や陳腐な試合展開でなんかアレでしたけれども。

おそらく結(橋本環奈)に片想いしている幼馴染の古賀(菅生新樹)は、前日に結に向かって、先輩が怪我をした代わりに出場する、そしてホームランを打つと豪語していたのですが、実際には代打で最終回に出てきただけで結局ピッチャーフライでした。
ていうか、代打でしか出る見込みがなかったのに、なんであんなに大風呂敷を広げてしまったのか。つか、1年生でギリギリベンチ入りしたような選手を、どうして9回裏ツーアウト満塁という劇的な場面で起用するのか。そんな大事な場面に出せるほどの打者ならスタメンでもよかったんでは?もしくは、もうちょっと実績があって確実に打てそうな上級生を代打にすべきだったのでは?
で、延長線では一方的に10点取られて負けるとか、ギャグのつもりだったんだろうか。
なお、四ツ木(佐野勇斗)はひどい乱視で、投球の時はメガネをかけるそうです。ランニングの時は裸眼でした。何この設定?あとで何か効いてくるの?ちなみに、メガネ姿と爽やかな笑顔から「ヨン様」というニックネームがついてるそうです。寒いねぇ、冬のソナタだねぇ、鶏水炊き食べたくなるね。

昨日の放送を見て瑠梨(みりちゃむ)の家庭には何か問題がありそうだなと思っていたら、やっぱりでした。

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