『川井チャンのF単〈4th〉F1中継によくでる用語』 川井一仁(監修)

昨日、F1の2008年シーズンが開幕したそうで。

特にそれにちなんだわけではないが、本屋で『川井ちゃんのF単〈4th〉F1中継によくでる用語』という本を見つけて、衝動買い。

白黒印刷ではあるが、約300ページにわたって F1 用語がびっしりと説明されている(一部、写真なども付いてる)。
F1中継を見ていて分からない言葉が出てきたら、ちょっとぐぐればたいていの言葉はわかってしまう時代ではあるという指摘は正しい。
しかし、パラパラと眺めながら、「おお、そういう言葉もあるのか!」と新しい発見があるのがとても楽しい。例えば、「フライング・フィン」という言葉はwikipediaにも載っているが、本書を手にしなければそんな単語を見聞きすることもなかっただろうと思う。

用語は全部でいくつ掲載されているのか知らないが、とにかく「川井一仁」だってちゃんと出てる。
#でも、元妻が鈴木保奈美であることは書かれていない。

川井一仁 『川井ちゃんのF単』より

用語集も良いできなのだけれど、僕は巻頭カラーで紹介されているF1の裏事情が楽しかった。
デザイナーがマシンを設計するところから始まって、実車の作成や手作業でのカラーリング風景などが全てカラー写真で紹介されている。チームの年間運営費の概算だとか、スタッフの役割だとかも解説されていて、いろいろ楽しい。

あと、本書は2006年8月出版だが、この年のF1のレギュレーションブックが付録でついてた。

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Live Search でF1モナコグランプリで有名なヘアピンカーブを見る

Microsoft の Live Search Mapsがかなりユカイ。
航空写真が見えるところまでは Google Maps と同じなのだけれど、Live Search Maps には「概観図」という機能がついている。

「概観図」を使うと、斜めに見下ろした写真が表示される。
しかも、かなり精細な写真が出る。
そして、右についている丸い矢印をクリックすると、東西南北のそれぞれの方角から眺めることができる。
感動した!

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お茶目かつかっこいい ナイジェル・マンセル

10月8日は、F1 日本グランプリですね。13:40からフジテレビで生中継らしい。

すでに現役引退してしまったが、僕にとって F1 のヒーローといえばNigel Mansellなわけで(wikipediaで情報を見る)。

だってさ、任天堂のマリオにそっくりで笑えるんだもの。
見た目はマリオのクセに、熱い走りで「荒法師」とか呼ばれてたんだもん。

そんな、マリオマンセルのお茶目映像。
スタート(2回目)直後、マンセルのせいで大クラッシュ。
そのくせ、3回目の再スタートでちゃっかり優勝しちゃうし。
でもね、お茶目の最大見所は、レース後に表彰台に向かうところ。

さらに、バカお茶目なのは、独走でほぼ優勝が決まっていた以下のレース。
最終ラップでギャラリーに手を振ろうとしたらしい。
そのとき、スイッチに手が触れて・・・。

でもね、カッコイイ所もあるのよ。
雨で水煙が上がる中、ジャン・アレジ(後藤久美子のアレ)との激しいバトル。

モナコグランプリでの、故アイルトン・セナとの激烈バトルの映像もあった。

モナコでのセナとの対決の、長いバージョン。

個人的に、マンセルやセナ、プロストの時代のF1が好きだったり。
ドライバーのキャラが立っていたし、マシンもなんとなく不安定で、終始目が離せない面白さがあったと思ったりしているのだ。

ポールポジションを狙え! -RBSプレゼンツF1シミュレーター・タイムアタック

仕事の都合で、東京丸の内のオフィス街に行った。
昼飯を食おうと思って、オノボリさんの当方は丸の内オアゾを散策。

1階の○○広場(おおひろば)で、どこからともなく「ぶぉぉぉぉ~」と車のエンジン音が聞こえてくる。
こんなオフィス街の真ん中で、しかも屋内で、なんだそりゃ?って思うじゃん。

見に行くと、ウィリアムズのF1マシンが展示してあった。
しかも、そのマシンにはシミュレーターが搭載されていて、コクピットに載って体験できるとのこと。

人数制限はあるものの、今ならちょうど1名分だけ空きがあるとのこと。
やらない理由はないよね。

名前と住所、ニックネームを登録して参戦。
好タイムを出すと、記録がニックネームと共に掲示されるらしい。
ニックネームはもちろん、”ALM-ORE”。
あと、成績優秀者は10月3日に決勝戦が行われるため、そこへの参加を希望するかと聞かれたが、さすがにそれは断った。

レースは5人一組で行われ、個別にタイムアタック。
5人の中でベストタイムを出した人には、景品がもらえるとのこと。

僕が登録したときには、すでにレースは始まっていて、最初の2人のアタックは見れなかった。
3人目の人は、1分30秒の記録を出し、暫定トップ。
続く4人目のおじさんは、操作に慣れないせいか、コースアウトだの、壁に激突だの、逆走だのを繰り返し、3分以上かかっていた。

ちなみに、シミュレーターのコクピット周りはこんな感じ。
F1シミュレーター
4人目のおじさんが、操作説明を受けているところ。
目の前にモニタがある。映像はドライバーの斜め後方からの視点。ヘルメット半分が画面下方に見え、マシンのフロントノーズまでが見渡せる感じの映像。
ステアリングは実車同様で、乗り降りの際に取り外すようになっている。テレビ中継で見るのと同じようなボタンがついていたけれど、シミュレーターでは使用しなかった。フォース・フィードバックもかかり、エンジンの振動が伝わってくるし、速度に応じて重くなるようになっていた。
まぁ、実車と違ってステアリングにケーブルが付いているのはご愛嬌。あと、上の写真でもわかるけれど、マシンの下にキーボードとマウスが置いてある。
そのほか、アクセルとブレーキの位置は、スイッチで前後に動かすことができて、ちょうどいい所にあわせてくれる。

そんなわけで、5人目のチャレンジャーである、当方のタイムアタック。
まずはピットからスタートし、練習走行が1周ある。
前の人がやっているときに、大型スクリーンに映し出される様子を見てコース(たぶん、オリジナルコース。少なくとも僕が知っている鈴鹿や富士、モナコではなかった)を覚えていたけれど、その復習をしつつ走る。
最終コーナーは、直前にゲートがあるので覚えやすかったが、途中にあるS字カーブは目印がなくて覚え切れていなかった。思いっきりコースアウトして、壁に激突。本番では注意しなきゃと、心に留める。

さて、最終コーナーを回って、ストレートからタイムアタック開始。
ステアリングがクイックに反応するので、大きく切りすぎない事に注意して走る。
あと、前の人の様子と練習走行の感覚から、コーナーでは遠慮なく減速した方がよさそうな感じだったので、思い切ったブレーキングを心がけた。

問題のS字で、やっぱり片輪がコースをはずれてしまったけれど、それ以外は(早いか遅いかは別として)ミスなく終了。

記録を見ると、1分28秒。
暫定トップの人に2秒の差をつけて、1位。
いやっふー!

コクピットから降りるなり、F1の優勝ドライバーのマネをして両手を挙げてギャラリーにアピールしたが、誰も応えてくれなかった。
ていうか、スタッフが10人近くいるのに、ギャラリーは5-6人だし。
平日の昼日中に、スーツにネクタイ姿でF1マシンのそばでポーズを決めるバカっぷりに、同行した会社の人も他人のフリをしやがった。

参加賞のプリクラシール(運転中の写真を撮って、シールを作ってくれる)のほか、トップ賞としてウィリアムズチームのキャップ、キーホルダー、ボールペンなどをもらう。
優勝景品

東京近辺にお住まいの方、シミュレーターは10月8日まで展示されている(トーナメントは1日まで)とのことですので、僕の記録へのチャレンジをお待ちしております。

【「ポールポジションを狙え!」開催要項】
参加費: 無料
予選期間: 2006年10月1日(日)まで
ファイナル: 2006年10月3日(火) / 予選での上位3名 & ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズF1ドライバー)
シミュレーター体験: 2006年10月8日(日)まで
時間: 11:00-15:00 / 16:00-20:00 1組5名30分ごとに予選開催
参加賞: 体験時の写真シール
予選ベストタイム: ノベルティグッズ
ファイナル優勝: F1 2006日本グランプリ ペア観戦チケット(交通チケット込み)
場所: 丸の内オアゾ 1階 ○○広場(おおひろば)
参照URL: http://www.oazo.jp/02_event/event/060917.html

速い、俺(参加賞のシールより)。
運転する俺

F1シミュレーターで速いのはいいけれど、夜は・・・(以下、自粛)。