404 bogusnews Not Found

当方の今週の「めっけもん」は 404 Blog Not Foundというサイトを見つけたことである。
筆者の小飼弾さんという人は、つい3日前まで知らない人だったのだが、いろいろ調べたり、人に話を聞いたりすると、オープンソース・プログラマーで “Jcode.pm” を作った人だったり、オン・ザ・エッヂ(ライブドアの前身ね)の取締役だったり、サンデージャポンだかでコメンテーターをしていたりしたらしい。

ある人は
あの人は天才。テレビに出ていた姿を見たけれど、彼の言ってることに周りの出演者は誰も付いて来れなくてポカーンとしてた。頭いいけれど、抜け出しすぎてて、干された。
みたいなことを言ってた。

ふへ~。
今まで彼のことを知らなかった自分を恥じた。

404 Blog Not Foundはまだ一部しか読んでいないけれど、「参議院のリサイクル」というお話がお気に入り。
現在の国会の二院制を、一人一票の議決権を与える「民主院」と、納税額に応じて議決権を与える「資本院」に改正してしまえという暴言アイディア。

「納税」を「なるべく避けたい義務」から「国民の権利の行使」に逆転させてしまえば、政治も経済もぐっとよくなるように思えるのだが。

細かい問題は多々浮かび上がるだろうけれど、納税へのインセンティブを高めるナイスな基本アイディアだと思った。

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The Church of Google (Googlism)

The Church of Google(グーグル教会)

秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログの「新興宗教Google教」によれば、

カナダの20代の若者が、大学在学中にレポートを書くのにGoogle検索がたいへん役に立ち、「優」を取れたことに啓示を受けて(笑)はじめたらしい。
(中略)>br />「何でも知ってるし」「どこにでもいるし」「祈ったものに答えてくれるし」「死なないし」「無限だし」「何でも覚えてるし」「邪悪なことはしないし」「存在を示す証拠は豊富にある」と、西洋で神の存在を討論するときによく言われそうなネタを逐一パロディにしている。

とのこと。

面白い。

空耳アワー

運転免許の写真1年半前に更新した当方の運転免許証の写真はこれである(さすがに、ぼかしてある)。
ロン毛、ヒゲ。

最近の当方の姿しか知らない人にこの写真を見せると、
笑い飯の西田
浅野忠信をダメにした感じ
・コワイ
などのコメントをいただく。

しかし、本人は安斎肇だと思っているのだが、あまり共感は得られない。

安斎肇といえばイラストレーターなのであるが、世間的にはタモリ倶楽部の「空耳アワー」に出てくるアヤシイおじさんと言った方がわかりやすいかもしれない。

そんなわけで、脈絡があるようで、実はあんまりないのだが、YouTubeで「空耳アワー」の名作をいくつかピックアップ。

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今泉君を讃える歌

これって、「古畑任三郎」のセカンドシーズンあたりのころ、同ドラマの放送日の深夜に放送されていた「今泉慎太郎」というパロディ番組での映像ですな。
西村雅彦がお子様のように若い。

当時、この歌詞を紙に書き出して、その時にお付き合いしていた女の子と2人で合唱していたことを思い出したりして、ちょっとノスタルジー。

右側の俳優さん、名前忘れちゃったけれど、数年前に亡くなったよね。まだ若かったのに。
やっぱりノスタルジー。

小田原攻め (クイズに答えて小田原城コインをGETしよう!)

信玄の小田原攻め(注)があってから二十年間、小田原の繁栄はつづき、日本有数の大都会として、関東では、髪の結い方、着物の着方、刀のさしようまで「小田原様(よう)」といって、人々が争って真似したと伝えられている。
二十一年目に、豊臣秀吉の小田原攻めが行われた。

(海音寺潮五郎『日本名城伝』 pp.174-175)
注: 1596年4月

そして、390年目に、木公の小田原攻めが行われた。

2006年10月6日午前11時、新幹線で小田原に到着。
13時に箱根の某温泉宿に行くというのが本来の目的であったのだが、小田原城に行くために早めの新幹線を予約してやってきた当方なのである。

しかし、激しい雨。
駅から歩いて10分とかからないところに小田原城があるとのことだが、軟弱な当方は雨ニモマケテ、断念。
時間をもてあましたために、小田原駅にある本屋さんをブラブラ。

すると、文庫の平積みコーナーで海音寺潮五郎の「日本名城伝」を発見。
雨で断念した小田原城への怨念を果たすため、とりあえず手にとってみる。

ほら、文庫本って、紙のしおりがはさんであるじゃん。
僕が手に取った本にもしおりがはさんであって、パラパラとめくると、しおりがはさんであったページでふとページが止まった。

173ページ。
ちょうど、「小田原城 -地震とお城-」の最初のページ。

もう、狙っているとしか思えない。
すごいな、小田原クオリティ。
#しかし、念のため平積みの2冊目を調べたら、岐阜城の途中に挟まってた。

「のせられてるな、俺」と自覚しつつも、同書を購入。
雨で遠のいた小田原城に思いを馳せつつ、読む。

同書で得た、小田原城に関する知識:
・地震で揺れて、檜が互いに擦れて、天守閣が自然発火したことがある
・自然発火した檜にこりて、栂(とが)で天守閣を再建。しかし、栂は乾燥すると硬いが、もろくなる。地震の衝撃でホゾなどが欠けて、天守閣が傾いた。(後に、縄などをかけて引っ張って直したらしい)
・明治に入り、天守閣の損傷が激しくなったが、小田原藩には修復する費用がなかった。しかたないので、解体して民間に払い下げた。鯱は、西洋人に1つ七百両で売れた。

地震に苦しめられ、しまいには売られてしまう小田原城。
すごいな、小田原クオリティ。

そんなこんなで、小田原城に想いを馳せつつ、箱根でちょっとだけマジメなことをやって、あとは飲み食いしたり、お風呂に入ったりしつつ、一夜明けた。

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お茶目かつかっこいい ナイジェル・マンセル

10月8日は、F1 日本グランプリですね。13:40からフジテレビで生中継らしい。

すでに現役引退してしまったが、僕にとって F1 のヒーローといえばNigel Mansellなわけで(wikipediaで情報を見る)。

だってさ、任天堂のマリオにそっくりで笑えるんだもの。
見た目はマリオのクセに、熱い走りで「荒法師」とか呼ばれてたんだもん。

そんな、マリオマンセルのお茶目映像。
スタート(2回目)直後、マンセルのせいで大クラッシュ。
そのくせ、3回目の再スタートでちゃっかり優勝しちゃうし。
でもね、お茶目の最大見所は、レース後に表彰台に向かうところ。

さらに、バカお茶目なのは、独走でほぼ優勝が決まっていた以下のレース。
最終ラップでギャラリーに手を振ろうとしたらしい。
そのとき、スイッチに手が触れて・・・。

でもね、カッコイイ所もあるのよ。
雨で水煙が上がる中、ジャン・アレジ(後藤久美子のアレ)との激しいバトル。

モナコグランプリでの、故アイルトン・セナとの激烈バトルの映像もあった。

モナコでのセナとの対決の、長いバージョン。

個人的に、マンセルやセナ、プロストの時代のF1が好きだったり。
ドライバーのキャラが立っていたし、マシンもなんとなく不安定で、終始目が離せない面白さがあったと思ったりしているのだ。

マジスパTシャツ

Magic Spiceに行ったら、オリジナルTシャツが売られていた。
赤、黄、黒の3色があった。

黒のMサイズを購入。
2000円。

マジスパTシャツとあるにゃん
あるにゃんと2人で、マジスパ的摩訶不思議体験。
#ていうか、撮影のためにマタタビであるにゃんが強制トリップさせられていることは秘密だ。

マジスパTシャツ(背)とあるにゃん
背中には “Love Story & Dream” と書かれている。
言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ。

alm-ore 読者の結婚式

なんだかよくわかりませんが、意外なところに隠れ読者が存在している当blogです。
思いもしない方面から
いつも blog 読んでるよ。アホなことばっかり書いてるね~
と、予期せぬ言葉をかけられて、ギョッとして肝を冷やしている日々。

唯一救われていることは、一緒に仕事しているチームの同僚とか上司とかには、未だここの存在がバレていないと思われることなり。
もしばれちゃったら、うかつに悪口とか書けなくなっちゃうから困っちゃうナリ。

そんなこんなで、本日は某読者さんの結婚式にご招待いただいたわけでございます。
小耳に挟んだところによると、相楽郡近辺の食べ物屋さん情報をネットで検索していたら当blogに突き当たったとか。
いやはや、見つけてくれたことは嬉しいのですが、ロクな情報がなくてごめんなさいね。ごめんと謝りつつ、今後ともよろしくお願いしますでございます。
女性読者に対しては、サービス精神150%アップな当方なわけです。

当方待望の女性読者とは言え、実は本日の挙式が初対面だったりするわけですが。
すごいね、ネット社会。ネット上でのお付き合いしかない人の結婚式に列席してしまう世の中になったわけだから。

ていうか、ホントのことを言うと、その新婦であるところの女性読者さんから直接ご招待されたわけではなくて、新郎さんからご招待をいただいたわけで。
その新郎さんが、会社の研究仲間で、同じ研究チームで、当方の上司なわけだが。

つまり、こういうことである。
新婦さんが、上記の通り、検索していて偶然当blogを発見した。
よく読んでみると、どうやら京阪奈地区のどこかの研究所に勤めている人間が筆者であるとわかったそうで。
でもって、さらによく読んで推測してみると、新郎さんと同じ会社に勤めているんじゃないかという疑惑が高まったそうで。
話を着き合わせてみたところ、新郎さんの下にいる当方だと確信をもったそうで。

いやはや、it’s a small world。

披露宴で座席に着くと、各人に宛てた新郎新婦さんからのメッセージカードがあった。
メッセージカード
(クリックで拡大)

本日は初対面ですが、実は木公さんのBlogのファンだったりします。これからも楽しみにしてますね。

当方、苦笑いするやら、赤面するやら。
ていうか、超絶美人の新婦さんに「ファン」とか言われて、天にも登る思いだったり。
#そして、「君、君、ダンナ選びを早まったね。俺だって独身だったのに!」と心の中でちょっぴりつぶやいてみたり。

どんだけ超絶美人かは、この写真が如実に語っている。
新郎新婦と俺
ここに写っている当方の満面の笑みを見れば、超絶美人を前にして当方がどれだけ有頂天になってるかわかるってもんよ。
目線を隠すのが、ひじょうにもったいない。美の女神のバチが当たりそうである。

まぁ、僕は「心のデジカメ」に新婦さんのもっとかわいい、あんな笑顔やこんな笑顔を保存してあるから大満足だけどね!

また、結婚式も披露宴も、とても良いものでした。
場所は、京都市内にあるThe River Oriental
築130年の老舗旅館の内部を改装して洋風レストランにしたそうです。
ひじょうにシックな和洋折衷で、最高の雰囲気です。
鴨川のほとりで、窓から望む東山は絶景。
料理もメチャメチャうまい。口の中でとろけるような柔らかい牛肉ステーキ、生まれて初めて食べた。

挙式は人前式。
人前式に参列したのは初めてでしたが、厳かな中に今風のカジュアルさがあって、とてもいい感じでしたね。
僕の隣に座っていた某おねーさん(彼女もヨダレが出るくらいべっぴんさん。子持ちとは思えない美しさよ)なんて、式が始まるや否や、感極まって泣いちゃってるし。
両家の親族より先に泣いてどーすんねん、と、とりあえず突っ込んでおいた。

今日は天気も良く、とても心温まる結婚式でした。
いやぁ、良かった、良かった。

こちらまで、幸せな気分になりました。
思わず、帰り道の新祝園駅でベビーカーを持った女性がエレベーターに乗ろうとしていたのを、甲斐甲斐しく手伝っちゃった。
#でも、黒いスーツにサングラスの当方だったので、その女性はちょっとビビり気味だったっぽい。

それくらい、幸せな気分になれました。
どうぞ、末永くお幸せに。

アニメーションの作り方 by 森沢優

小太郎ぶろぐの記事で知ったのだが、「アニメーションの作り方」という映像がある。

80年代後半に作られたコンテンツなので、なんとなく古臭い感じがしないでもないが、きっと制作方法の基本は今日でも変わりはないだろうし、ぼーっと眺めてるだけで楽しい。
妙な脱力系映像なんだけれど、作ってる人はきっと一生懸命で、その独特の語り口がちょっと病み付く。

【その1】

【その2】

ところで、「制作・演出 森沢優」とクレジットされている。
“森沢優” という名前になんとなくデジャブを感じてしまったので、“森沢優” でぐぐってみた

ぶはは、と噴出した。
偶然の一致なのか、狙ったのか。

この映像が作られた80年代後半といえば、ミンキー・モモとかその手のアニメのファンの方々がまだまだ減益だった時代だと思われ。