NHKのドラマ「おシャシャのシャン」を見てた。
面白かった。
45分の単発モノで気軽に見れるし、もし再放送があったら見たほうがいいよ。
長野の田舎の村で、伝統的に行われている歌舞伎。村人たちが演じる、田舎歌舞伎。
本番の5日前、主役を演じるはずだった村人(原田芳雄)がぎっくり腰になってしまい上演が危ぶまれる。
急遽、東京から有名歌舞伎役者を呼んで、代役とすることにした。
しかし、行き違いで、デキの悪い弟(尾上松也)が来てしまう。
村人たちががっかりしながら陰口をたたくのが、彼の耳に入ってしまう。
ヒロイン(田畑智子)が何とかとりなして、出演をしぶしぶ承諾しかかるも、台本のハチャメチャぶりに「こんなの歌舞伎じゃねぇ!」と怒ってしまう。だって、正体がバレて「尻尾を出す」が正しいはずなのに、「尾尻(オシリ)を出す」になってるんだもの。クライマックスで、村の商店の宣伝文句をアドリブで入れることが恒例になってるんだもん。そりゃ、歌舞伎に対する冒涜だと怒るのも、もっともだ。
しかし、そこはドラマなので、紆余曲折があって、デキの悪い役者も出演することになった。
そして、台本の問題のシーンで・・・。
ありがちな話なんだけれど、温かい人情話に、泣かされる。
再放送されるんだったら、DVDに録画して永久保存にしたい。
2011.09.14追記
今年、DVDが発売された。
NHKのプレゼント企画に応募したら、幸運にも『おシャシャのシャン!」のDVDに当選。
3年経って、中身をほとんど忘れてた(ブログに書いたことも、実は忘れていた)。
今、DVDを見終わったのだけれど、やっぱり面白かった。そして、やっぱり人情話に泣けた。