『古道具 中野商店』川上弘美

当blogでもずいぶんとたくさん読書感想文を書き散らしてきたけれど、川上弘美の『センセイの鞄』は印象に残っている小説のひとつであるし、その感想文を書いたときのこともよく覚えているし、実はその時の記事にまつわる後日談も僕にとっては忘れがたいものなのである。

そんなわけで、川上弘美は当方が無条件に追いかける作家の一人である。
無条件に追いかけているだけあって、たまにハズレもある。
『パレード』とか。大好きな『センセイの鞄』のプチ続編という位置づけなのだが、そのシマリのなさに僕はちょっとガッカリした。
むしろ、最近は、「もう川上弘美と決別しようかなぁ」とか思っていた次第。

そんな中、試金石として『古道具 中野商店』を読んでみた。
これを読んで、つまらなかったら、もう川上弘美を買うのはやめよう、と。

結論を言えば、『古道具 中野商店』は面白かった。かなり僕好みのお話だった。
これからも川上弘美を追いかけようと思う。
#実際、今日は本屋で『ニシノユキヒコの恋と冒険』を買ってきた。

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下村泰山にサインをもらった

下村泰山『MAGICSPICE: 魂の旅、アジア、医食同源そしてNYへ』本日14時半頃、かなり遅い朝食兼ちょっと遅い昼食兼ずいぶん早い夕食をとるために、マジスパ(なにわ店)に出かけた。
ものすごく半端な時間にもかかわらず、それなりにお客さんは入ってる。

しかし、客席は半分くらい空いていて、好きなところを選んで座れるほど。
僕は1階の階段の隣であり、スタッフ控えの横である、ボックス席がお気に入りだ。
そこに座ろうと思ったら、先客がいるし・・・。

「ちっ」と軽く舌打ちをしつつ、どこの客だよまったく・・・とガンを飛ばしてみると・・・

ありゃ、某美人妻とその夫じゃありませんか。
即座に合流して、一緒にお食事したり。
ていうか、旦那とは3日前に奈良で一緒にランチをしたばっかりじゃねーか。

そんなこんなで、楽しい食事をし、店を出た。
すると、店の前に黄色いスポーツカーが乗りつけた。

うわっ、マジスパのマスターの下村泰山だ。

そんなわけで、彼の著書『MAGICSPICE: 魂の旅、アジア、医食同源そしてNYへ』を店頭で買い求め、その場でサインをしてもらった。

サインをする泰山氏

気さくにサインに応じてくれたばかりか、自ら筆ペンを探しに行ったりしてくれた。
最初、普通のサインペンをお店のスタッフが用意してくれたんだけれど、「それじゃ、アレだし」ってことでわざわざ筆ペンを取りに行って書いてくれた。
ちょっと感激。

「一辛入魂」としたためてくださいました。
本はまだ読んでないけど。

一辛入魂