「20回目の放送(昨日)は数字のキリがいいし、ここらへんで連載をやめたらいいんじゃない?」という、暖かいんだか、グダグダ感に苦言を呈しているんだか判断に迷うアドバイスを頂いた当方が、「だんだん」の21回目の放送を見ましたよ。
#なお、「週の途中でやめるのは気持ち悪い。やめるなら土曜日」と返事した。
松江では、再会した家族を囲んで、近所のみんなで歓迎会が行われた。その場で、忠(吉田栄作)は両家はもう二度と交流しないことを宣言。真喜子(石田ひかり)も同じ考えであったことを明かす。翌日、双子(三倉茉奈、三倉佳奈)はそれぞれの生活に戻り、一回り成長した姿を周囲に見せる。めぐみは自主的に食事の後片付けをして家族を驚かせる。のぞみは、置屋仲間が見ぬ振りをしていた後輩の緩んだ生活規律をたしなめる。しかし、まだ未練と戸惑いを残すめぐみは、のぞみに電話をかけるが、のぞみの携帯電話は没収されており連絡がつかない。
僕だったら、僕が真喜子だったら・・・。
めぐみを送り届けるために、仕方なく松江にやってきた。そりゃ、一目だけでも別れた夫の様子を知りたかったという思惑はあったかもしれない。けれど、一度会ったら、もう二度と会うことはないという決意を持った旅だった。
そんなとき、松江のご近所さん(ほとんどが初対面だ)が集まった歓迎会に参加したいと思うだろうか?
僕だったら、僕が忠だったら・・・。
妻にすら黙っていて、松江では18年もの間、実の母と二人で完全に秘密を守ってきた。今回の事件も突発的な出来事で、せいぜい妻の親族に知らせるのは当然としても、その他の近所連中に大宣伝する理由はまったくない。
そんなとき、松江のご近所さん(真喜子やのぞみにとっては知らん人ばっかり)が集まった歓迎会を開きたいと思うだろうか。
僕には分からない、人情の機微が描かれていたんですか?
僕には心境を読み取るのが難しかったです。
あいかわらず、義弟は不機嫌のどん底です。特にセリフはないのだけれど、「お客さん、コイツ、怒ってまっせー」という作り手のアピールがビシビシ飛んでくる感じ。
今後、めぐみが京都でのぞみと一緒に暮らし始めることは全体のあらすじで発表されている。そのこととあわせて考えると、「あんなに困惑していた義弟が、最後の最後で態度を軟化し、それどころか義姉の旅立ちを誰よりも応援する」という活躍の場が用意されてるってことか?