1. 勝鬘院・愛染堂 (2009.7.1)
日別アーカイブ: 2010年3月21日
西国愛染明王: ツアースタンプまとめ
金剛三昧院: 西国愛染明王ツアー(17)
高野山・福智院: 西国愛染明王ツアー(16)
西国愛染十七霊場の16番、和歌山県高野町の福智院に行ってきた。
和歌山の高野山といえば、比叡山延暦寺と並ぶ国内の仏教聖地。多くの参拝者を集め、彼らの宿泊施設(宿坊)も多数整備されているそうだ。
今回訪問した福智院もそんな宿坊の一つだそうだ。
僕はいつもの通りに駐車場に車を停めたのだが、周りの人々の様子が、他の寺で見るような参拝客と違って少々とまどった。人々は大きな宿泊荷物を持ち、予約の旨を伝えて建物に入っていく。建物の中も、浴場や客室への案内板があちこちにある。従業員が全員作務衣を着用した温泉旅館といった感じ。
入り口で人々をさばいているお兄さんに「愛染さんを見に来たんですけど・・・」と声をかけるのにも少々勇気が必要だった。僕は予習せずに行ったので場違い感満載でした。これから行く人は心の準備を怠らぬよう。
一方、客人をもてなすためか、建物の内外ともに小奇麗に整備されていて、とても気持ちがいい。
槙尾山・施福寺: 西国愛染明王ツアー(15)
西国愛染十七霊場の15番、大阪府和泉市の施福寺(せふくじ)に行ってきた。
車で山道を登り、広々とした無料駐車場に車を停めた。30-40台分の区画のうち、半分以上埋まっていた。あとで分かったことなのだが、このあたりはハイキングコースになっているようで、山歩きの人々が多かったようだ。
駐車場から意気揚々と歩きだしたときは、この後、当方の見仏史上最大の難関が待っているとは知らなかった。
仁王門に続く参道には、茶屋が1軒。大阪南部~和歌山らしく、美味しそうなみかんが軒先に並べられていた。中サイズが10個ほど入って200円くらい。買わなかったのだけれど、帰宅した現在、とても後悔している。
茶屋の隅には「当店のお客様専用」と書かれた箱に、杖が20本くらいささっていた。
「寺参りするのはジジババが多いし、そういう人たちが利用するんだろうな」
と、この時点では僕もまだ余裕をかましていた。