NHK『ゲゲゲの女房』第44回

 ロケットを打ち上げるカウントダウンの夢を見ていた。「5, 4, 3, 2, 1, 0!」の瞬間にロケットが発射するのではなく、目覚まし時計が鳴って目がさめた。不思議なこともあるもんだなぁと思った(ちなみに、金星探査機あかつきの打ち上げのことは何も知らなかったので、それと夢との因果関係はないでしょう)当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第44回めの放送を見ましたよ。

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「父の上京」
 布美枝(松下奈緒)に電報を送ってきたのは、幼馴染のチヨ子(平岩紙)だった。夫の研修に同行して上京するので会いに来ると言うのだ。漫画家は儲かると信じているチヨ子に対して、布美枝は見栄を張ってお茶代や手土産のケーキ代を支払う。ただし、家や暮らしぶりは絶対に見せようとしない布美枝だった。

 虚栄心で自己嫌悪に陥った布美枝は帰りに貸本屋に立ち寄り、おばあさん(佐々木すみ江)に胸の内を明かす。そうしている間に美智子(松坂慶子)が帰って来て、仕入れたばかりの新刊「鬼太郎夜話」を見せてくれた。話は小林(鈴木裕樹)の失恋事件に及ぶ。あれから1ヶ月近くたつが、小林はひきこもりがちになり、工場の先輩と衝突したりするなど、生活が荒れてきているという噂だ。店にも全く顔を見せない。大好きな鬼太郎の新刊が出たので、また借りに来てくれないかと願う一同だった。

 その頃、布美枝の父・源兵衛(大杉漣)が留守宅にやって来た。ちょうど下宿人の中森(中村靖日)が家財道具を風呂敷包みにして質屋に出かけるところだった。彼を空き巣と勘違いした源兵衛は怒鳴り声を上げ、押し問答が始まる。さらに、茂の兄(大倉孝二)家族がいつものように風呂を借りにやって来た。不可解な状況に、ますます怒り出す源兵衛であった。

 やっと布美枝が家の前まで帰って来たとき、東京に住む布美枝の姉・暁子(飯沼千恵子)と出くわす。彼女は父の上京を知らせに来たのだが、すでに手遅れであった。聞いていた暮らし向きと現実との違いを知った源兵衛は、布美枝と暁子がウソをついていたことを問い詰めるのであった。

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 昨日のあらすじで、「父が訪問するという電報」と書いたのは誤りでした。正しくは幼馴染のチヨ子からのものでした。ナレーションでも「懐かしい人からのものでした」という曖昧な言い方で、父とは明言されていませんでした。勝手に父からのものだと断定したのは僕です。すみませんでした。

 とはいえ、そういう誤解をさせる演出だったわけですが。視聴者に、当然父が来るものだろう、と予期させておきながら幼馴染がやって来るという肩透かしを食らわしたわけです。一本とられました。

 しかし、最後にはちゃんと父登場。面白くなってきました。

コメント (1)

  1. 大好きな大杉漣さんが亡くなってしまった事は悲しいけど 映像の漣さんは永久に不滅なんです。「父の上京」の週がゲゲゲの中で一番心にぐっと来ました。

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