NHK『ゲゲゲの女房』第133回

 NHKオンデマンドを初めて利用した当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第133回めの放送を見ましたよ(見逃し番組 105円)。

* * *

「妖怪はどこへ消えた?」

 昭和56年4月。藍子(青谷優衣)は大学1年生、喜子(荒井萌)は中学3年生になっていた。

 喜子は茂(向井理)の気質を強く引き継いでいた。朝寝坊しながらも、朝食だけは必ず食べてから学校に行く。遅刻などへっちゃらなのだ。
 周りの友達たちはアイドルに興味津々なのだが、喜子だけは妖怪や魔法といった不思議なものにしか興味がない。クラスでも一人で妖怪の本を眺めてニタニタ笑っている。同級生から浮いた存在になっていたが、本人は少しも気にする素振りがなかった。

 茂が人気漫画家になって15年ほど経っていた。茂は相変わらず仕事に没頭する日々を過ごしていた。
 しかし、最近になって仕事が激減した。水木プロ始まって以来の仕事の無さであるが、理由はわからない。マネージャーを務める茂の弟・光男(永岡佑)は少々心配になり、茂や布美枝(松下奈緒)に相談するが、彼らはそのうち仕事も増えるだろうと、あまり真剣に取り合わなかった。
 翌月以降の仕事の予定が白紙であるのだが、光男はそのことを言い出せなくなってしまった。

 茂は仕事のないことを謳歌していた。大好きな南方民芸品を喜子と一緒になって整理していた。平日に茂が仕事をしていない姿は珍しく、喜子も楽しんだ。
 その時、喜子は民芸品の影から何か黒い物が飛び去るのを見た。

 その後、仕事場に置きっぱなしになっていた光男のスケジュール帳を見てしまった。茂は、先の仕事が一つもないことを知った。

* * *

 いきなり10年弱の時間が過ぎて、娘たちが成長しました。

 これまでは、子供たちにかんしては長女の藍子に焦点が当たることが多かったのですが、今日は次女・喜子が大きく取り上げられていました。

 喜子が着る昔ながらのセーラー服。プリーツスカートからのぞく荒井萌の足がとてもおいしそうでした。
 あと、喜子の同級生が聖子ちゃんカット風で笑えました。

 なお、出演者テロップの登場順も、藍子役の青谷優衣よりも、喜子役の荒井萌の方が先という扱いでした。

 喜子が目撃した「黒い何か」。放送ではその後ゴキブリが現われたという流れでしたが、喜子が異界の何か(福の神とか?)を見たと解釈するのが良いのではないかと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です