僕は基本的に、色白ポッチャリ系ベビーフェイスの女の子が大好物だ。
ただし、女優の麻生久美子に関しては例外だ。
彼女は僕の中で5本の指に入る「キレイなお姉さん」系でかなりのお気に入りだ。
普段から、たとえチョイ出であっても、麻生久美子の出演作をコツコツとレンタルして来ては見ている。
そんな中、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』という作品にも麻生久美子が出演していると知ったので見てみた。
この作品でも麻生久美子はキレイだった。
脚本中も、男子高校生たちが憧れる美人のお姉さんという役柄だった。
眼福であった。
映画そのものにはあまり期待していなかった。
栃木の田舎町に新しい駐在(佐々木蔵之介)が赴任してくる。高校の悪ガキたちが、その駐在との間でトラブルを起こすという内容だ。
「初めはいがみ合う両者だが、何らかの事件が起き、それを協力して解決することで和解し、友情が芽生える」
という、よくあるパターンの映画なんだろうな、と予想できてしまうような設定だ。
実際、おおむねそのパターン通りに話が進む。
しかし、細かいギャグが満載で楽しめた。青春コメディ映画として、心の底から笑いながら見てしまった。若い役者ばかりだが、なかなか芸達者が揃っていて、安心して楽しめる。
たとえば、駐在の評判を貶めるために、高校生の”ママチャリ”(市原隼人)は駐在所に大量のエロ本を設置しに行く。市民がそれらのエロ本を見つけ、駐在が下品な趣味を有していると誤解させようという魂胆だ。
しかし、その計画は失敗に終わり、しかもママチャリは駐在に捕まってしまう。その上、麻生久美子演じる女性の前でエロ本の内容を読み上げるという羞恥プレイをさせられてしまう。
「団地妻 縛り縛られ 蝋燭地獄: いや! そこは、夫にも・・・」
読み上げる高校生の顔をのぞき込みながら、ニヤニヤする麻生久美子。
くぅ~、いいなぁ。俺も、麻生久美子にそういうプレイをされてみたい!
ところで、2009年度後期のNHK朝の連続テレビ小説は、『ウェルかめ』だった。
ドラマは散々な内容であったが、ヒロイン倉科カナの胸の大きさだけは一定の評価を受けていた。朝っぱらから、男性視聴者の胸と股間を熱くしていたとか、いないとか。
そんな倉科カナが本作にも登場していた。そして、その巨乳を惜しげもなく披露していた。
巨乳を披露しつつ、その巨乳が物語の上でとても重要な役割を果たしていた。その見事な構成に当方は胸を熱くした。
なお、倉科カナの色白ポッチャリ系ベビーフェイスはもちろん当方の好物だ。
ちなみに、倉科カナの『ウェルかめ』の一つ前の朝ドラは多部未華子主演の『つばさ』であった。
#余談ながら、当方は多部未華子を受け付けない。
なんと、この『ぼくたちと駐在さんの700日』には、『つばさ』の脇役がたくさん出ていて驚いた。
まず、ヒロイン・つばさの弟役だった冨浦智嗣。朝ドラでも「オカマっぽい」と言われていた彼だが、その特徴は本作でも遺憾なく発揮されていた。
次に、売れない芸人・ロナウ二郎(なお、元相方はベッカム一郎で、麒麟の川島明が演じていた)役の脇知弘。相変わらず、なんか食ってばっかりだ。
そして、ヒロイン・つばさの恋人役だった小柳友も出演。『つばさ』では、プロサッカー選手になるもデビュー戦で大怪我をして、そのまま引退。ついにはチンピラになるわ、つばさとは破局になるわで、いいとこ無しな相手役だったわけですが、本作でも非常に微妙な位置づけで笑いが止まりませんでした。
そんなわけで、いろんな意味で笑えて、楽しめる映画でした。