今朝は、札幌発祥のチェーン店HOKUO(北欧)のパンを食べつつ、そういえば北18条のボストンベイクのサンドイッチも久しぶりに食べたいな思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第55回目の放送を見ましたよ。
1週間で結婚することになった陽子(井上真央)と和成(高良健吾)は、結婚前の最初で最後のデートをした。行き先は安曇野の蕎麦畑である。そこは陽子と和成の母・徳子(樋口可南子)が初めて出会った場所であり、その偶然の結果ふたりが結婚できたのだと感慨深く話し合うのだった。
また、その場所は和成が幼い頃に一家でよく出かけた場所でもあるという。当時は妹も生きており、母・徳子にとっても何よりの思い出の場所であるという。今は戦争のため畑には何も植えられていない。昔のような一面の蕎麦の花の風景を取り戻すためにも、自分は戦争に行くのだと和成は力強く語るのだった。
婚礼の前日、陽子は学校に出勤していた。いつも通りに過ごすようにというのは、和成の意向であった。また、結婚後も仕事を続けることになっていた。
しかし、陽子はまだ子供たちに結婚のことを発表していなかった。照れくさくて言い出せず、事後報告するつもりでいた。
ところが、耳の早い子どもが噂を聞きつけ、教室では騒ぎになっていた。噂には尾ひれがつき、陽子は学校を辞めて松本の蕎麦屋を手伝うのだということになっていた。子供たちは陽子がいなくなることにおいおいと泣き出すのだった。
陽子が家で嫁入りの準備をしていると、子供たちが家にやってきた。みんなの寄せ書きを手渡し、口々に陽子のことを祝福した。しかし、次第に子供たちが暗く沈んでいき、ついには泣き出してしまった。
陽子が自分の口から仕事を続けると約束すると、やっと子供たちは泣き止むのだった。
それからは、陽子の家がにわかに祝賀会場となった。父・良一(寺脇康文)が勤め先の工場から貰ってきた大量の煮小豆を振舞われ、子供たちは美味しそうに食べた。結婚式に参列するため帰省した春樹(田中圭)(中川大志)はその様子に驚くのだった。
いよいよ翌日は結婚式だが、それは同時に、和成の出征が近づくことにもなるのだった。
毎週、初めと終わりは若尾文子&斉藤由貴の掛け合いがあったわけですが、先週の土曜日と今日はそれがありませんでした。
話の流れをかなり悪くしていたと思うので無くなって正解だとは思うのですが、以前の放送との整合性がなくなったような気がして、それはそれで気持ち悪い。