NHK『カーネーション』第114回

次の朝ドラ『梅ちゃん先生』の公式サイトが2-3日前に開設されたのだが、終戦直後の東京を描くにしては宣伝ポスターが妙に今風で雰囲気がそぐわなかったり、主題歌がSMAPに決まった(「さかさまの空」作詞・麻生哲郎、作曲・菅野よう子。菅野よう子なら安心か?)点などにいろいろと不安を覚える当方が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第114回目の放送を見ましたよ。

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第20週「あなたを守りたい」

1962年(昭和37年)7月。
産休をとっていた優子(新山千春)が店に復帰した。孫・里恵のことがかわいい糸子(尾野真千子)は店に連れてきて、千代(麻生祐未)に子守をさせるように言うのだが、優子は娘を保育所に預けている。里恵が目の届くところにいると、かえって気になって仕事に集中できないからだという。

東京の直子(川崎亜沙美)は危機を迎えていた。2人の従業員と折り合いが悪く、彼女らが一斉に辞めてしまった。直子は一人で店を続けなければならなくなった。しかも、店は閑古鳥が鳴いている。直子は自らビラ配りをするが、誰からも相手にされない。
ついに打ちのめされ、泣きながら岸和田に電話をかけるのだった。

その日、聡子(安田美沙子)はテニスの大阪府大会で優勝した。上機嫌で帰宅したのだが、家の中は直子のことで重苦しい雰囲気だった。聡子は優勝のことを言い出せず、賞状をそっと隠した。

直子の件に関しては、オハラ洋装店から助っ人を送り込むことが決まった。しかし、人選が難航した。直子の店を手伝うには、縫製と接客に慣れている人物である必要がある。けれども、雇っている縫い子の中でその素質を備えたものはいない。糸子は店の要なので岸和田を離れるわけにはいかない。そこで、糸子の右腕である昌子(玄覺悠子)が行くことに決まりかけた。

ところがその時、優子が自ら名乗りでた。東京には夫・悟(内田滋)の実家があるので、里恵を預けることもできるのだという。
難色を示す糸子であったが、さらに優子は畳み掛けた。直子の才能を本当の意味で理解し、彼女の服のセンスや将来像を共有できるのは自分しかいないと言うのだ。糸子や昌子では力不足だと遠慮無く言った。

自分の能力を否定されて糸子は頭に来た。それ以上何も言わず、優子の勝手にさせることにした。
夜になっても苛立ちの収まらない糸子は、酒を飲んでふてくされた。腹立ちまぎれに、聡子に直子の服のことを聞いてみた。すると、聡子は目を輝かせて直子の服を褒めた。糸子はますます面白くなかった。
そんな母の様子とは対照的に、聡子は訳もなく上機嫌だった。そういうところは、亡き父・勝(駿河太郎)の血を引いていた。細かいことにこだわらない性格のせいか、結局、テニスの大会で優勝したことは一切口にしなかった。糸子らがそれに気づくのは随分後になってからだった。

翌日、優子が直子の店に姿を表した。
事前に連絡がなかったため、直子は驚いた。そして、これまで姉に対して負けん気の強かった直子が、隠すことなく優子の前で涙を流した。

* * *

優子は結婚、出産と順風満帆で、仲の悪かった直子に救いの手を差し伸べる程にまで人間的に成長。
直子はスランプ。これはまぁ、優子の援助で立ち直っていくのでしょう。

一方、聡子の進路がどうなるのか。今後数回はそこが焦点になりそうです。

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