本日の黒木華、密かな人気の加藤千果(NHK『純と愛』第19回)

黒木華はワンシーンだけの登場。セリフなしの顔芸のみ。純(夏菜)と水野(城田優)がロビーで話しているのを、フロントの中から不安げに見るという場面。

そして、今日の隠し玉は加藤千果。この人、『カーネーション』で百貨店のエレベーターガールをやってた人です。かわいらしい関西弁で「上へまいりま~す」という、その一言で巷の男性陣のハートをキャッチアッププリキュアした人です。今日は、服屋の店員役で登場。柳原可奈子がモノマネするような、軽薄な店員を演じていました。笑った。しかし、かわゆい。

【付録】

第4週「ねむりひめ」

純(夏菜)は愛(風間俊介)を抱きしめ、交際を申し込んだ。
しかし、愛の返事は興ざめだった。断ったわけではないが、「交際のお試し期間」を設けて欲しいというのだ。暫くの間、嫌になったらいつでも別れることができる状態にしておきたいと言う。そう約束すると、何もせずに愛は帰ってしまった。

純はなんだかつまらない気分で仕事をしていた。
すると、水野(城田優)から食事に誘われた。けれども、純は愛と交際を始めたと言って誘いを断った。水野は驚き唖然とした。そんな彼に向かって、純は千香(黒木華)を大切にして欲しいと願い出た。水野はどうして純がそのことを知っているのか不思議がったので、千香本人から知らされたことを告げた。

純と愛は初デート(デート?デートなのか!?)に出かけた。しかし、街なかは人が多すぎて愛には居心地が悪かった。
そこでふたりは天王寺動物園へ向かった。動物には裏表がなく、愛には苦痛がなかった。純はこんなに楽しそうな愛を初めて見た。
そんな時、正(速水もこみち)から電話がかかってきた。父の命令で、那覇の旅行代理店の社長の娘と見合いすることになったのだという。そのことを、純からマリヤ(高橋メアリージュン)に伝えて欲しいというのだ。

純は嫌がったが、愛に促されて渋々マリヤへ電話をかけた。
電話に出たマリヤは喧嘩腰だった。仕事を辞め、アパートも引き払った。今の携帯電話も解約するので今後は一切連絡が取れないと一方的に告げてマリヤは電話を切ってしまった。

夜、ふたりのデート(デート?デートなのか!?)は終わった。愛は純の家の前まで送ってくれた。しかし、何もせずに帰って行こうとした。
純は、愛が別れのキスすらしてくれないことを内心不満に思った。その瞬間、愛が戻って来て、純に顔を寄せてきた。純はじっと目をつぶって待った。

しかし、なかなか愛の唇が寄って来なかった。
目を開けると、愛は純の肩越しにガラス窓を凝視していた。そこには愛の顔が映っていた。
愛は、ガラスに映る自分の顔が死んだ弟に見えるのだという。弟の顔は、どうして愛だけが生きているのかと詰問しているのだという。
愛は怯え、そのまま何もせずに走り去ってしまった。

【追記】
水野は純の体が目的で接近してきた。そのくせ、千香にモーションをかけられると彼女を家に招き入れた。水野は女好きのだらしない男として描かれています。
そんな水野を見ていると、ホテルの中の女に手を出したのは今回が初めてではないように思えます。とても手慣れているし、千香のことを隠そうとした素振りからもそれが伺えます。
そう思うと、ホテル内にどんだけのサオシマイがいるのか、それが気になって仕方なくなります。

とはいえ、このホテルには純、千香、桐野以外の女性スタッフはほとんど見かけないので、どこまで水野がお手付きしているのかわかりませんが。そういえば、掃除婦のおばちゃんが出てきたこともあったけれど、そこにもツバつけてたとしたらスゴイな水野。

あと、愛が純に興味を持った理由として、純には裏表がないことが大きいとされています。唯一、顔をまともに見ることのできる相手だと。
しかし、ナレーション(心の声)を聞いて入り限り、純ほど裏表の激しい人間もいないぞ。愛に交際を申し込みつつ、心の中では「この人と付き合って大丈夫かな?」とか思ってんだよ。その他、顔は笑ってごまかしていても、いつも心のなかで不平不満や悪口ばっかり言ってるぞ、純は。
そういうところを見抜けよ、愛。恋は盲目ってレベルじゃねーぞ。

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