昨日、映画『アイミタガイ』を見ました。
それには3つの理由があった。
- 大好きな黒木華さんが主演であること
- 公開初日であったこと
- 月初めの日の割引(1,100円)で見れたから
僕は黒木華さんのことが大好きです。なのでまぁ初日に行くのがファンの勤めかな、と。
でもほんとうは、一番大きな理由は割引の日だったということ。
実は全く期待していない映画だったので、安い日に見ようと思ったわけです。
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昨夜はTBS日曜劇場『下剋上球児』の2回めの放送で、弱小高校野球部のやる気のない部員たちが強豪高校チームと練習試合をしてボロ負けするも野球の面白さを知って結束が高まっていよいよ良い方向に動き出すのかと思いきや、監督・南雲(鈴木亮平)は教員免許を偽造して高校教師になったと同僚の山住(黒木華)にだけ打ち明けるという話を見た当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第16回めの放送を見ましたよ。
ストライキに参加したUSKの団員が山寺に立てこもって1週間が経った。
この騒動は新聞でも報道され、世間の注目を集めた。団員たちは寺にこもっても稽古を怠らず、取材に来た記者たちにはストライキが明けたらより立派な公演を見せると話した。
一方、梅丸の大熊社長(升毅)は団員の親たちに会って、取り崩し工作を始めた。そのせいで団員の親たちが退去して山寺に押しかけて来た。彼らは自分の子にストライキをやめるよう迫った。
大和礼子(蒼井優)は親たちと宴会を開き、自分たちの稽古の様子を披露した。そして、団員たちが傷つくようなことはしないので、もう少し待っていて欲しいと頭を下げた。
それを見聞きして、親たちの態度は軟化した。最後にはストライキを応援する態度になり、帰っていった。
帰っていく親たちを見ながら、大和礼子は鈴子(趣里)に対して独り言のように話しかけた。大和礼子は家出同然で入団した。そのため、親に一度も見てもらったことがない。今回のストライキは報道を通して親の目に留まればいいと思ってやっているのかもしれない。鈴子らの家庭には関係ないことに巻き込んでしまったと謝った。
梅丸劇場の前には、公演を求めて人々が集まっていた。ストライキに参加しなかった男役スター・橘アオイ(翼和希)や楽団員・股野義夫(森永悠希)は劇場前で客への謝罪対応に追われた。
劇団統括の林部長(橋本じゅん)も心肺になり始めた。このままでは客が梅丸少女歌劇団のことを見限ってしまって、復活できないかもしれない。大熊社長にそう訴えた。
しかし、大熊社長は何も答えなかった。代わりに彼は、大和礼子と初めて会った15年前のことを思い出していた。
本ブログの読者のみなさんならご存知の通り、僕は黒木華さんが大好きなわけで。彼女の出演するドラマや映画ならば、どんな端役であれ、事前に駄作であることが容易に予想できる場合であれ、必ず見ることにしているわけで。
10月13日に公開となった『キリエのうた』に出演すると知ったからには、当然見に行ったわけで。
本作の監督の岩井俊二は確かに僕と女優の趣味がぴったりあって、黒木華のほか蒼井優とか伊藤歩とか中山美穂などなど、僕の好きな女優を起用してくれて、良い監督だと思ってるわけで。中山美穂主演の『Love Letter』なんかでは、僕の母校の高校の駐輪場に鈴木蘭々を連れて来てロケやってくれたし。僕は映画自体は見たけれど、撮影現場は見てないんだけれど。
そんだけ評価している岩井俊二なんだけれど、基本的に尺が長いんですよね。それがちょっと玉に傷。
今回の『キリエのうた』も3時間あるし。見る前は、「黒木華さん出るし、しゃあねぇな。どうせ彼女は主役じゃなし、出番が終わったら居眠りする覚悟で見るか」と消極的だったんだけれど。
ところが、ところが。いざ見てみると、3時間ずっと目が釘づけで、しかも2日連続で2回見ちゃいましたよ。
当方の大好きな女優さんであるところの黒木華さんが出演する劇がネット配信されるとのことなので見た。
有料2,500円で専用URLでストリーミングされるという形式。70分程度のコンテンツだった。
内容は、岸田國士の『恋愛恐怖病』が原作とのことである(青空文庫に収録されている)。本人たちは、「恋愛感情抜きの友人」と自分たちの関係を定義しているのだけれど、恋愛感情が芽生えつつあることを互いに自覚し、けれども一線を超えるわけにはいかないと思ってグダグダとやり取りするというお話。わかる。
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当サーバーをIPv6対応にしてみました。
IPv6 でアクセスすると、どこかがちょっと変わるとか変わらないとか(↑上の方)。
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黒木華が資生堂のシャンプー「TSUBAKI」の広告キャラクターとなりました。
山瀬まみの次くらいに黒木華を愛する当方としては嬉しい限りです。
バンザイ資生堂! 資生堂バンザイ!
四半世紀ぶりに資生堂はいい仕事をしましたね。
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朝ドラ『純と愛』において、ヒロイン(夏菜)が就職面接を受ける際に同じく応募者としてその場に出演していたのが女優の黒木華さんであり、その姿を見た瞬間に彼女に一目惚れしたという経歴を持つ当方が、映画『小さいおうち』(監督・山田洋次、主演・松たか子、助演・黒木華ほか)を見ましたよ。
近頃、玩具メーカーの重役・平井(片岡孝太郎)は東京の小高い丘の上に家を新築した。その家はそれほど大きなものではなかったが、西洋風のモダンな建築様式で真っ赤な瓦屋根を有している。近所でも評判の建物だった。平井には妻・時子(松たか子)と幼い息子の恭一(秋山聡)があった。
当時、ある程度の収入のある家では女中を雇うことが当たり前の事だった。新しく家を構えたこともあり、平井は新しい女中を雇うこととした。
そこへやって来たのが、山形の寒村出身のタキ(黒木華)だった。1年前に村を出る時こそしゃべりから訛りが抜けていなかったが、元々聡明であったことに加え、東京の小説家(橋爪功)の家で女中の基本を仕込まれたこともあり、平井家に来たとたんに立派に女中として働き始めた。
時子はタキのことをよくかわいがったし、息子の恭一も彼女によく懐いた。タキは一家のために全身全霊をかけて尽くそうと思うのだった。また時子は管弦楽や洋風の喫茶を趣味にするなど、先進的で洗練された女性だった。タキはそんな時子への憧れも強く抱くのだった。
ある年の正月、平井の玩具メーカーの新人デザイナー・板倉(吉岡秀隆)が年始の挨拶にやって来た。彼は美術学校出身で、就職した後もモダンな長髪で芸術家風だった。どこか社会の大人たちに馴染めない様子であるらしく、平井家の新年会でも会社の仲間たちと仕事や世情の話をするよりも、平井の子どもに絵本を読んでやる事の方が落ち着くらしかった。
時子とタキは、板倉の独特な雰囲気に惹かれた。
日本の戦局が悪化し、景気もひどく落ち込んだ。平井の務める玩具メーカーは材料不足や需要減少の煽りをもろに受けた。そんな中、会社の重役たちは独身の板倉に白羽の矢を立てた。彼を名士の娘と結婚させて、会社を支援してもらうことを目論んだのだ。多くの若者たちが戦地へ行っており、適齢期の男は少なかったのでチャンスがあったのだ。しかも、板倉は目と気管支が悪く徴兵される見込みがなかった。名士たちにとっても、娘婿が戦争へ行くことは望まないので願ったりかなったりだったのである。
数人の候補者がすぐに見つかり、板倉の見合いの段取りは時子に任されることとなった。夫に命じられてその役を引き受けたものの、時子は板倉が政略結婚の道具に使われることをよく思わなかった。板倉の方も自分に結婚はまだ早いと考えており、何かと言い訳をつけては見合いを断り続けた。話の進まないことを夫に叱責されながらも、時子は板倉の味方であり続けた。
見合いの打ち合わせとして何度も顔を合わせているうちに、時子と板倉は互いに強く惹かれ合うようになった。そして、板倉の下宿で男女の契を交わした。
ふたりの関係に最初に気付いたのはタキであった。見合いの打ち合わせに出かけた前後で時子の帯の結び方が変わっていたからである。しかも情交は一度きりではないらしい。加えて、御用聞きの酒屋(螢雪次朗)も彼らの関係を怪しんでいるらしく、彼はタキに気をつけるよう促すのだった。
タキは葛藤に陥った。時子を先進的な女性として崇めるタキは、彼女の恋愛を応援したいと思う。一方で、平井家の幸福や平和を第一に考えるタキは、時子の不倫を露見させるわけにはいかないのである。
日本の戦局はますます悪化し、徴兵の範囲が広がった。そのため板倉にも召集令状が届いた。
板倉が東京を発つ前日、時子は彼に会いに行こうとした。それをタキは押し留めるのだった。タキはふたりの関係が噂になりかけていることを忠告し、時子が出かけるべきではないと説得した。その代わり、彼を平井家に呼び出すのが良いと助言した。会社員が上司の家に出入りするのならば不自然はないからである。
タキは、時子に手紙を書くよう言い、それを自分が板倉に届けると申し出た。そうすれば彼はきっと会いに来るだろうと言うのだ。時子は短い文を封筒に入れた。それを預かったタキは、すぐに家を出て板倉の下宿へ向かった。
しかし、結局、板倉は会いに来なかった。
その後、日本の劣勢はますます激しくなり、タキは郷里の山形に帰ることになった。終戦後、タキは平井家の消息を訪ねに来た。そこでわかったことは、平井夫婦は庭の防空壕で抱きあうようにして死んでいたということであった。息子の恭一の行方は知れなかった。
平成になり、タキ(倍賞千恵子)は親戚・健史(妻夫木聡)の勧めもあり、平井家での思い出をノート数冊に書きあげた。彼女の死後、遺品整理中にタキが保管していた写真など、数点の平井家縁の品が見つかった。
ひょんなきっかけから、健史は平井家の息子・恭一や板倉の終戦後の足取りについて調べ始めるのだった。
昨日に引き続き三井住友NISAの黒木華に関するマクラで恐縮だが、SMBC日興証券のCM紹介に黒木華が出演する「NISA 同期の会話篇」の動画を見つけたことをご報告申し上げると共に、エスカレーターの手すりに手をかけ軽く体を傾げている黒木華さんの立ち方に清楚な色気があっていいなぁと思ったことと、気安い感じで話している様子も素敵だなぁと思ったことをここに記録しておきたい当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第106回めの放送を見ましたよ。
荒巻(古田新太)はGMTが『地元に帰ろう』でデビューすると世間に告知した。しかも、デビューシングルが1万枚売れない限り、GMTは解散し、メンバーを地元に帰すと公表した。
いよいよレコーディングの日となった。プロデューサーの荒巻は、アメ横女学園のコンサートのため群馬に行っていて不在だった。GMTマネージャーの水口(松田龍平)と事務所のチーフマネージャー・河島(マギー)の立ち会いのみで行われることとなった。
ただし、その場には春子(小泉今日子)も来ていた。春子はスタッフの誰よりも偉そうに振る舞い、春子の主導でレコーディングが行われた。あまりに堂々とした態度だったので、誰も口を挟むことができなかった。
レコーディングは順調に進んだ。ただし、春子はアキ(能年玲奈)の歌い方にダメ出しした。アキは正しいメロディーで歌うことができず、30回もやり直しを命じられた。そうしてレコーディングは一応終了した。
スタジオを去った後、GMTメンバーは無頼鮨に集まって打ち上げを行うことにした。
その途中、アキはみなから離れてスナック梨明日の夏(宮本信子)に報告の電話をかけた。春子の指導は厳しかったが、なんとか無事に終えたと明るく話した。夏はユイ(橋本愛)を代わってくれた。ユイは海女になることを決めたと報告した。すでに観光用のポスターが配布されており、ユイも素潜りの練習を始めているという。ユイは一緒に潜ることを望んだが、アキは仕事が忙しく北三陸に帰れそうにないと話した。そのことは残念であったが、ユイの新しい出発を祝福した。ただし、アキは少し不思議な気がしていた。アキとユイの夢がすっかり入れ替わってしまったからだ。そもそも、上京してアイドルになることはユイの目標であり、北三陸で海女となることはアキの目標だったからだ。
無頼鮨でGMTのレコーディング打ち上げが始まった。そこには、異性問題でGMTを脱退した宮下アユミ(山下リオ)も駆けつけた。アユミは恋人と結婚し、すでに妊娠もしていた。しかも、妊娠した時期を計算すると、昨年の12月でまだGMTメンバーだった時期だった。メンバーは驚きつつも、彼女が幸せなことを喜んだ。自分たちのデビューと合わせて、明るい宴席となった。
その頃、レコーディング・スタジオにやっと荒巻が到着した。水口らからGMTの曲を聞かされたが、憮然としてしまった。あまりにも普通であり、引っかかるところが全くないというのだ。荒巻は今夜の最終便で上海へ出張するスケジュールとなっており、今からメンバーを集めて録音をやり直す時間もない。荒巻は自ら音響調整を施してリリースすることとした。
その翌朝。春子が起きると、すでにバイク便でGMTの新曲のデモCDが届けられていた。早速それを聞いた春子はあまりのことに唖然とした。
知人から黒木華が三井住友銀行のNISA(少額投資非課税制度)の宣伝に出ていると教えてもらったわけだが、三井住友銀行をメインバンクにしており、先日から何度もNISAの募集DMが届いているのに、彼女の写真の載ったチラシ等は1枚も届いていないことに困惑しております当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第105回めの放送を見ましたよ。
GMTに復帰したアキ(能年玲奈)と共に、春子(小泉今日子)もレッスンルームに毎日顔を出すようになった。春子はアキだけではなく他のメンバーにも指導を行ったり、ステージ衣装の選定や宣伝用写真の撮影手配などを独断で進めていった。
アキは、春子が応援してくれることを嬉しく思った。春子は何も言わないが、アキをデビューさせるまでは北三陸に帰らない決意であることにも勘づいていた。そう思うと嬉しい半面、プレッシャーも感じるのだった。
春子の指導は意外に的確で、水口(松田龍平)は舌を巻いた。一方、荒巻(古田新太)はそんな春子を「ステージ・ママ」と揶揄し、苦々しく思った。GMTがデビューさえすれば春子は納得して田舎に帰るだろうと考え、荒巻はそうすることに決めた。ただし、デビュー曲が1万枚以上売れなければグループを解散させると水口に話した。ひどい条件だと思ったが、水口はそれに従うほかなかった。
翌朝、水口は早速GMTメンバーにデビューが決まったことを告げた。曲は『地元に帰ろう』であり、次の木曜日には早速レコーディングを行うという。それを聞いてメンバーたちは飛び上がって喜んだ。水口は荒巻から課せられた1万枚の条件を話すつもりだったが、彼女たちの騒ぎに押されて何も言えなくなってしまった。