NHK『ブギウギ』第16回

昨夜はTBS日曜劇場『下剋上球児』の2回めの放送で、弱小高校野球部のやる気のない部員たちが強豪高校チームと練習試合をしてボロ負けするも野球の面白さを知って結束が高まっていよいよ良い方向に動き出すのかと思いきや、監督・南雲(鈴木亮平)は教員免許を偽造して高校教師になったと同僚の山住(黒木華)にだけ打ち明けるという話を見た当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第16回めの放送を見ましたよ。

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第4週『ワテ、香川に行くで』

ストライキに参加したUSKの団員が山寺に立てこもって1週間が経った。
この騒動は新聞でも報道され、世間の注目を集めた。団員たちは寺にこもっても稽古を怠らず、取材に来た記者たちにはストライキが明けたらより立派な公演を見せると話した。

一方、梅丸の大熊社長(升毅)は団員の親たちに会って、取り崩し工作を始めた。そのせいで団員の親たちが退去して山寺に押しかけて来た。彼らは自分の子にストライキをやめるよう迫った。
大和礼子(蒼井優)は親たちと宴会を開き、自分たちの稽古の様子を披露した。そして、団員たちが傷つくようなことはしないので、もう少し待っていて欲しいと頭を下げた。
それを見聞きして、親たちの態度は軟化した。最後にはストライキを応援する態度になり、帰っていった。

帰っていく親たちを見ながら、大和礼子は鈴子(趣里)に対して独り言のように話しかけた。大和礼子は家出同然で入団した。そのため、親に一度も見てもらったことがない。今回のストライキは報道を通して親の目に留まればいいと思ってやっているのかもしれない。鈴子らの家庭には関係ないことに巻き込んでしまったと謝った。

梅丸劇場の前には、公演を求めて人々が集まっていた。ストライキに参加しなかった男役スター・橘アオイ(翼和希)や楽団員・股野義夫(森永悠希)は劇場前で客への謝罪対応に追われた。

劇団統括の林部長(橋本じゅん)も心肺になり始めた。このままでは客が梅丸少女歌劇団のことを見限ってしまって、復活できないかもしれない。大熊社長にそう訴えた。

しかし、大熊社長は何も答えなかった。代わりに彼は、大和礼子と初めて会った15年前のことを思い出していた。

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15年前の回想シーンでは、大和礼子(蒼井優)がバレエを踊っていました。夕方の室内で、彼女は逆光の中で踊っていました。美しかったです。
ただ、ずっと後ろ姿だったし、顔にも影ができていて、蒼井優さん本人かどうか確信は持てませんでした。明日の放送でこの回想シーンの続きがあることを期待しています。

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