NHK『ごちそうさん』第1回

色白ベビーフェイスが大好きな僕なので、今回のヒロインには何も惹かれるものがなくスルーするつもりだったが、「子役は文字通りべビーフェイスだな、うん」と考えなおすことにした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』の第1回めの放送を見ましたよ。

* * *

第1週「いちご一会」

1911年(明治44年)春、東京・本郷。
め以子(豊嶋花)は6歳だった。無類の食いしん坊で、毎晩食べ物の夢ばかり見ている。誰よりも朝寝坊だが、朝食の準備ができたといって起こされると、シャッキリと目を覚ます。

その日の朝食は、とても大きなオムレツだった。洋食店・開明軒を営む父・大五(原田泰造)の自慢料理の一つだ。卵を大量に使い、分厚くてフワフワに仕上げてある。それが大好物のめ以子は、口いっぱいに頬張って食べた。

母・イク(財前直見)も大五の店を手伝っており、彼の料理の腕には一目置いている。しかし、家族の朝食用に大量の卵を使ってしまったことにブツブツと小言を言うのだった。

小学校の昼食用に持たされた弁当はケチャップライスだった。それもめ以子の大好物だ。ガキ大将の源太(屋島昂太)は、め以子の弁当が美味いことを知っている。今日もめ以子の弁当をつまみ食いしようとしたが、め以子は取られる前に大急ぎでかっこむのだった。

放課後、め以子は校庭の鶏小屋に立ち寄った。産みたての卵で作ったオムレツを食べてみたいと思ったからだ。鶏小屋に侵入し卵を盗もうとしたが、抵抗した鶏たちに襲われてしまった。全身傷だらけになるとともに、イクが学校に呼ばれて叱られた。

その晩、め以子は夕食抜きの罰を受けた。食べることが何よりも好きなめ以子は落ち込んだ。祖母・トラ(吉行和子)は、隠しておいたカステラをこっそりとめ以子に食べさせた。め以子は美味しいカステラに喜んだ。

それと同時に、トラはそこらにある物を取って食べないよう注意した。おかしなものを食べると腹をこわすからだという。腹をこわしてしまうと、美味しいものが食べられなくなる。それは損だから、拾い食いはするなと言い含めるのだった。

ある日、め以子が遊び場の寺に行ってみると、ガキ大将の源太に声をかけられた。お堂を覗くと、見たこともない赤くて丸い果物(いちご)が供えてあった。め以子はそれを食べてみたくて仕方なくなった。

* * *


子役の豊嶋花さんは、みんなの大好きな『あまちゃん』でも、ヒロインの母・春子(小泉今日子)の幼少期を演じていた(1シーンのみでセリフはなかった)ので、期待を寄せて見てみたのですが、どうもしっくり来ませんでした。
この子が大きくなってになるとは信じられないし、目を見張るほど芸達者というわけでもなかったし(子どもに演技力を求めすぎるのもどうかと思うけど)。

出てくる食べ物は美味しそうだったのですが、演出の意図とはいえ、食べ方がきれいではなかったので、あんまり気持ちの良いものでもありませんでした。

端的に言って、面白くないドラマです、僕には。

以上を持ちまして、『ごちそうさん』のまとめ記事は終了させていただきます。ご愛読ありがとうございました。

次は、あの朝ドラで会いましょう。

コメント (3)

  1. かなや

    おばんで御座います。

    >以上を持ちまして、『ごちそうさん』のまとめ記事は終了させていただきます。ご愛読ありがとうございました。

    ↑ちょwww
    リアルに声を出して笑ってしまいました。
    どんなもんなのか、BSの23時からのごちそうさんを見てみます。

    • 木公

      食べ物は美味しそうなので、お腹を満たしてから見ることをお勧めします。なにか食べたくなります。夜中にお腹すいて難儀しませんように。

  2. ピンバック: [alm-ore] NHK『ちゅらさん』第1回

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です