NHK『ちゅらさん』第5回

昨日のマクラでは、手すら握ったことのない某かわいこちゃんからメアドを書いたメモを渡され、それが当時付き合っていた僕の恋人に見つかってしまい修羅場になったという話を報告させていただいたわけだが、なんでそんなに簡単に見つかってしまったかというと、そのメモがポケットに入っていたジャンパーは当時の恋人が僕から借りてよく着ていたものだったからであり、その時も「じゃ、ちょっと出かけてくるね」と言ってそれを羽織った時に見つかったという何のヒネリもない顛末だったわけなのだが、それはそれとして、その男物のジャンパーを無造作に着た時の彼女はとても可愛かったのも事実で、ある時など、彼女が実家に帰省する時にそのジャンパーを着て行くことになり、札幌駅のホームまで見送りに行ったのだけれど、列車に乗り込むジャンパー姿の彼女の様子は今でも脳裏に焼き付いているほど可愛かったなぁとほんわかした気持ちになっている当方が、2001年度上期NHK朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』の第5回めをBSプレミアム19:00の再放送で見ましたよ。

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第1週「美ら海の約束」

和也(遠藤雄弥)の強い希望で、一同は無人島へ遊びに行った。和也はかつて見せたことがないほどのはしゃぎようだった。着衣のまま海に入り、恵里(浦野未来)や文也(山内秀一)と水をかけ合って大騒ぎした。静子(真野響子)は初めて見る和也の元気な姿を写真に収めようとするが、涙で霞んでカメラのファインダーが満足に見えなかった。

恵里は、恵文(堺正章)の三線に合わせて小浜節を舞った。文也はうっとりとそれを眺めた。そんな文也の様子を見て、和也は文也の恵里に対する気持ちに確信を持った。

和也は、恵里と文也が将来結婚するよう勧めた。文也は照れてモジモジしたが、恵里はふたつ返事で承諾した。和也が説得すると、文也もそれを受け入れた。文也が約束をしたことで和也はとても喜んだ。親たちも、子どもの言うことだと思いつつも、ふたりを祝福した。

和也はその一日に満足した。再度無人島に遊びに来たいという希望を述べた。一同は無事に家に帰った。

しかし、それからほどなく和也の容態が急変した。その日は和也の父・伸生(勝野洋)が東京から遊びに来ることになっていた。それを家で待っていると、和也は高熱を出して倒れた。伸生が到着したのを見届けると、和也は意識を失い、そのまま事切れてしまった。

学校に行っていた恵里と文也に連絡が入り、急いで家に帰ったが最期は見とれなかった。

恵里は、沖縄の神は和也を見捨てたと言って憤慨した。
しかし、祖母・ハナ(平良とみ)の意見は違った。和也は神の使命を果たすために選ばれた子どもだというのだ。この世で子どもが死ぬことほど悲しいことはない。和也が亡くなることで、みんなは命の大切さを再認識することができた。そのきっかけとなるために和也は神様に選ばれたと言うのだった。

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多少細部は異なるけれど、昨日の予想通り和也(遠藤雄弥)が死んでしまった。そして、セオリー通り恵里(浦野未来)と文也(山内秀一)がカップルに。

展開が読みやすいドラマなんだけれど、つまらない感じはしない。あえてわかりやすいお話を、気持ちのいい演出で見せてくれている。

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