NHK『あさが来た』第72回

寒いと本当にテンションの下がる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第72回めの放送を見ましたよ。

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第12週『大阪一のおとうさま』

亡くなった正吉(近藤正臣)の葬儀が終わった。
一時は悲しみに沈んでいたが、しばらくすると加野屋は普段の活気を取り戻した。

あさ(波瑠)は3日間泣き続けたが、それを過ぎると何もなかったかのように元気になった。

それと同じ頃、あさの仕事に対する考え方も変わった。
これまでは、腕力で男と張り合うことを考えていた。そのため、相撲をしたり、ピストルで脅したりした。しかし、女の自分はどんなに頑張っても男と力では対等になれないことがわかった。たとえば、妊娠しただけで、体の自由が全く奪われてしまった。
これからは、男の真似をするのではなく、女特有のやり方で商売をしていきたいと考えるようになった。ひいては、そういった女特有の商売を広めていきたいと思うのだった。

あさは、自分がそう考えるようになったのは正吉のおかげだと感じている。彼がいつも自分の味方として後押ししてくれたことで、見聞が広まり自信もついたと思うのだった。

年が明け、あさは大阪と九州の炭坑を往復する毎日を送るようになった。

ある日、あさが大阪に帰ってくると、ちょうど入れ違いで新次郎(玉木宏)が出かけたという。家の者に行き先を聞くと、五代(ディーン・フジオカ)から呼び出されたのだという。気になったあさは後を追った。

近頃、五代は大阪と東京に貿易会社を設立し、両都市を忙しく行き来する生活をしている。
そんな五代は、新次郎に対して、あさを東京に連れて行きたいと相談を持ちかけていた。

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