NHK『あさが来た』第82回

フォーチュンクッキーってどうしてあんなに美味しくないんだろう、中に占いが入っているという点に力を入れすぎて味の改善を怠っているのではないかと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第82回めの放送を見ましたよ。

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第14週『新春、恋心のゆくえ』

結婚の決まったふゆ(清原果耶)には別に好きな人がいるらしい。そして、そんなふゆに対して亀助(三宅弘城)が片思いをしている。
そのふたりのことを思うと、あさ(波瑠)は胸がドキドキした。自分は幼い頃から許嫁が決められており、誰かに恋をすること現在に至った。だから、恋をするとはどういうものかわからず、そのせいで無性に動悸がするのだ。

新次郎(玉木宏)が辻占煎餅を買ってきた。新次郎には女難の相、あさには家中に争いありという占いが出た。
自分とは違って、いろいろと恋をして来たらしい新次郎に女難の占いが出たことで、あさはイライラするのだった。

亀助は自分の思いをふゆには伝えられないものの、彼女の幸せは願っている。せめて結婚前に新次郎との思い出作りをさせてやりたいと思った。そこで、新次郎にふゆを連れてどこかに遊びに行って欲しいとお願いした。
新次郎もふゆが自分に思いを寄せていることに気付いていた。新次郎にしてみれば面倒なことにならないようにふゆとは距離を置きたかったのだが、亀助の剣幕に押されてしまった。

乗り気ではない新次郎ではあったが、ふゆと一緒になると心底優しく、楽しそうにした。神社で子ども相撲の見物をしたり、茶屋でぜんざいを食べたりした。ふゆもたいそう楽しんだ。

ふゆは自分の育った境遇を話した。
父(上杉祥三)を見てきたせいで、子供の頃は男が苦手だったという。父は母やふゆたち姉妹にすぐに手を上げたり、酷い言葉を投げつけたりするのだという。まさに勝手気ままな乱暴者であり、男は全てそうであると信じ込んでいた。
しかし、あさの実家やはつ(宮﨑あおい)の嫁ぎ先、そして加野屋などで奉公をしているうちに、その認識が大きな誤りであることに気付いたのだという。

自分のような取り柄のない女であっても、男は優しくしてくれることもあるのだとわかり、幸せな気持ちで働けたと話した。
ふゆにとって、男に対する認識を覆した張本人は新次郎であった。ただし、そのことだけは話さないでいた。

気温がぐっと下がり、雪がちらついてきた。新次郎は家に帰ることを促した。
しかし、ふゆは帰りたくなかった。新次郎のそでを掴み、もう少しだけ一緒にいて欲しいと頼んだ。

そして、ふゆは新次郎の妾でもいいからそばにいたいと述べ、自分の恋心を打ち明けた。

しかし、新次郎はきっぱりと断った。
ただし、ふゆを嫌って言うのではなく、ふゆの幸せを願ってのことだった。

新次郎が見るに、ふゆは自分を卑下してばかりいる。もっと自分に自信や誇りを持つべきだと助言した。
妾の地位に甘んじるようなことはすべきではないと伝えたのだ。

新次郎は、泣き出したふゆに自分の羽織をかけてやった。そして、茶屋に彼女を残して、新次郎は一人で大急ぎで帰宅した。

家に着くや否や、新次郎は亀助に襟巻きを持たせた。そして、急いで茶屋まで行けと命じた。亀助は言われるままに駆けつけた。

亀助は、震えながら泣いているふゆの首に襟巻きを巻いてやった。
ふゆは涙声で新次郎との一件を亀助に打ち明けた。
亀助はふゆの勇気を讃えた。気持ちを伝えられてよかったと言うのだった。

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NHK『あさが来た』第81回

つい一瞬前、マクラを書き忘れたまま記事をアップしようとしてしまった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第81回めの放送を見ましたよ。

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第14週『新春、恋心のゆくえ』

五代(ディーン・フジオカ)の大阪経済復興における陰の立役者とは新次郎(玉木宏)だったという。
大阪商人たちは商工会議所への参加に乗り気ではなかったが、新次郎が説得してまわったのだという。その結果、多くの商人たちが参集する事になったのだという。

ただし、新次郎のやり方というのは、決して表立ったり、積極的なものではなかった。
三味線の会や晴花亭、うどん屋などに出入りした際、世間話のようにさり気なく話を持ちかけた。そして、加野屋が率先して加入することや、大阪商人たちが互いに足を引っ張り合うのではなく、力を合わせて東京や世界の商人たちと戦うべきだと話したのだという。

五代は新次郎の人望に驚き、見なおしたという。あさ(波瑠)も、新次郎の以外な一面に大いに驚いた。

そんな新次郎が、商人たちの晴花亭での新年会に姿を現した。
晴花亭に初めて来たあさは、新次郎が常連であると聞かされた。しかも、自分が九州や東京に出張して忙しかった時期に特に頻繁に来ていたという。さらには、自分以外の家族を連れてきたこともあるし、美和(野々すみ花)とも親しく飲んでいると聞いて、あさは激しく嫉妬した。

そんなやり取りを聞いていた五代は、新次郎に一泡吹かせたくなった。東京で、酔った五代があさに抱きついてしまったことを遠回しに取り上げ、自分とあさにも東京で秘密の出来事があったなどと話した。それを聞いた新次郎は逆にヤキモチを焼くのだった。

その頃、加野屋ではうめ(友近)と亀助(三宅弘城)が話をしていた。

亀助は、ふゆ(清原果耶)が新次郎に心を寄せていることにやっと気付いたのだという。
一方のうめは、ふゆが加野屋に来た時からそのことに気付いていたのだという。ふゆが主人に対する道ならぬ恋に踏み出さないよう、うめと雁助(山内圭哉)は亀助を焚き付けていた面もあったと認めた。

亀助は、自分は新次郎に叶うわけがないと言い、ますますふゆのことを諦め始めるのだった。
しかし、うめは亀助を応援した。新次郎がいい人であることは認めるが、夫にするにはいい加減すぎるというのだ。夫にする男は働き者のほうがよく、その点では亀助の方が優れていると言うのだ。
亀助はうめの励ましに感謝したものの、それ以上どうすることもできなかった。

それから数日後、よの(風吹ジュン)がふゆの婚礼衣装を準備した。よのは使用人の嫁入り支度をするのが昔から好きで、それが当然の努めだと考えているのだ。ふゆは喜んでお礼を言った。

興が乗ったよのは、ふゆを新次郎の妾にしようと考えたこともあったと打ち明けた。結局、新次郎が誰であれ妾を取ることを拒絶したため立ち消えになったが、それほどまでにふゆのことを認めていたという証拠である。

新次郎のことを話に出され、ふゆの心は波だった。せっかく新次郎のことを忘れて結婚しようとしているのに、また彼のことを思い出されたからだ。

その後、ふゆはあさとも話をした。
ふゆは、先輩として働くうめに憧れていたのだという。うめがあさのことを守る姿を見て、自分もはつ(宮﨑あおい)のことを守りぬくと決意していたという。だから、山王寺屋が倒産して夜逃げした時もはつに付き添って行ったのだ。しかし、結果としてはつの元を離れてしまったことを悔やんでいるという。

また、ふゆは6人姉妹の下から2番めで、父からはいらない子だと言われて育ったのだという。そのため、幼い時から自分の居場所がないと思っていた。そんな自分が、はつやうめ、そしてあさと過ごすことで居場所を見つけられて嬉しかったという。また、はつを守りきれなかったことに劣等感も抱いている。
そんな自分を見初めて、嫁に貰いたいと思っている人が現れたのだから、喜んで嫁に行く他に道はないと話した。

あさは、本当は別に好きな人がいるのではないかと訪ねた。あさは、ふゆが誰かに恋をしているということには気付いていたが、相手が誰かまではわかっていなかった。ましてや、新次郎だとはつゆにも思わなかった。
ふゆは、好きな人がいることは認めた。しかし、その人には自分よりもお似合いの人がいるから諦めたと答えるのだった。

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NHK『あさが来た』第80回

気分が乗る乗らないの話では無いのだが、どうも今年は気分が乗らなかったので年賀状作成をしなかったわけだが、みなさんからたくさんの年賀状を頂戴し、恐縮すると共に、どうもありがとうございましたと感謝を述べ、同時に自分の不義理を人知れず謝罪する当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第80回めの放送を見ましたよ。

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第14週『新春、恋心のゆくえ』

ふゆ(清原果耶)の縁談相手・山本平蔵(山本浩司)がまたしても加野屋を覗きに来た。
しかし、あさ(波瑠)たちと目が合うと、ばつが悪そうに逃げて行ってしまった。

表でそんなことがあるとは知らず、亀助(三宅弘城)とふゆはふたりだけで話をしていた。

亀助は、いくら親が決めたこととはいえ、一度も会ったこともない相手と結婚することには慎重になった方がよいと助言していた。それに、ふゆは思いを寄せている人がいる様子であり、その人のことを忘れられるのかと訪ねた。

すると、黙って聞いていたふゆがにわかに色をなした。
自分が仕えてきた あさ や はつ(宮﨑あおい)も親の決めた許嫁と結ばれて幸せになった。彼女らとは家柄や身分が違うとはいえ、自分もそうすべきだと考えているのだ。
ふゆの今回の結婚に心の底から納得しているわけではない。しかし、なんとか自分を言い聞かせて、親の言うとおり結婚しようと決意したのだ。
亀助の発言は、ふゆの決意を踏みにじった。それで腹を立てたのだ。

亀助は、自分がふゆのことを強く思っていると言い返した。言い訳まぎれに本心を言ってしまったのだ。ふゆは、亀助の気持ちに驚いた。
言ってしまってから失敗に気づいた亀助は、自分はふゆの兄代わりなのだと取り繕った。兄として、ふゆには幸せになって欲しいのだと言ってごまかした。
ふゆはそれ以上なにも言わなかった。亀助に深く頭を下げて、その場を去った。

以上が、元日の出来事であった。
そして、三が日が明けた。加野屋にも日常が戻り始め、あさも店先で仕事を始めていた。それでもなお、まだ新年の挨拶で人の出入りがあった。

そんな中、加野屋にふゆの父・日野彦三郎(上杉祥三)が、結婚相手の山本と共に挨拶に来た。

日野彦三郎は京都で染物屋を営んでいるという。
あさと新次郎(玉木宏)が見たところ、彼は下品な男だった。ふたりは、日野が家の前に到着した時に加野屋の悪口を言っているのを聞いたのだ。曰く、鉱山に手を出して失敗し潰れかけだと噂になっているのに、存外に立派な店構えだなどと話していたのだ。そのくせ、よの(風吹ジュン)の前に出ると、これ以上ないほどお世辞を言うのだった。

さらに日野は、ふゆの悪口も言った。小さい時は体が弱く、犬や猫の方がまだ丈夫だったなど言って笑うのだ。あさと新次郎はその態度に呆れた。
それでも、山本は嫌な顔をしなかった。男と言われようが、彼はふゆにぞっこんだったのだ。ふゆが挨拶に表れると、嬉しそうにふゆを見つめた。

新次郎は、一部始終を亀助に知らせた。父・日野は問題があるが、結婚相手の山本は悪い男じゃなさそうだと話した。彼は洋傘屋を経営しており、洋装の流行のおかげで景気も良さそうだと言うのだ。ふゆの父にしてみれば、これ以上ないほど良い話に違いないと説明した。

加えて、よのもかなり乗り気だと伝えた。小正月(1月15日ころ)を済ませたら、すぐに嫁に出すと言って張り切っているという。
新次郎は亀助に、なんとかするように迫った。しかし、亀助にはどうする術もなかった。

ふゆの父の対応を終えたあさは、榮三郎(桐山照史)と共に大阪商人の寄り合い所へ出かけた。新次郎も同行するよう誘ったのだが、堅苦しいことの嫌いな彼は行かないと言い張ったのだ。

寄り合い所に集まった後は、皆で晴花亭へ出かけた。そこは、三味線の師匠だった美和(野々すみ花)が開いた店で、大阪では珍しいビールを提供する店だった。

そこであさは、久しぶりに五代(ディーン・フジオカ)と会って話をした。
彼は以前にもまして忙しい身となり、日本中を駆けまわっている。近頃では大阪株式取引所や大阪商工会議所を開設し、それらの会長も務めている。今日は久しぶりに大阪にやって来て、みなと会うことができた。

あさと会うのも随分久しぶりのことであり、大久保利通(柏原収史)が暗殺された日に東京で会った時以来である。

五代は、大久保の死んだ日に酔って抱きついたことを謝罪した。本来、五代は酒に強くめったなことでは酔わないのだが、あの日だけは感情を押さえつけることができなかったと弁解した。
もちろん、あさはもう気にしてはいなかった。

五代が大阪経済を牽引していることは誰もが認めるところだが、五代本人に言わせれば、影で自分を助けてくれた立役者がいたという。
その人物が、ちょうど店にやってきた。

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NHK『あさが来た』第79回

朝ドラ仕事始めの当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第79回めの放送を見ましたよ。

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第14週『新春、恋心のゆくえ』

あさ(波瑠)が嫁いで13年。
明治11年12月となった。
加野屋は新年の準備で大忙しだった。

去年の暮れ、あさは九州の炭鉱に行っていたため年越し準備を手伝えなかった。だから今年こそはと思い、張り切っていた。
しかし、慌て者のあさは家の掃除や料理の支度では失敗ばかりであった。奥の手伝いをさせてもらえないので、あさは店の仕事を手伝おうとした。ところが、店の方でもあさは邪険にされた。店の男たちは、年末で忙しい今こそ自分の実力を発揮する場だと思っており、あさに仕事を取られたくなかったのだ。

行き場を失ったあさは、餅つきの見物をすることにした。餅屋の男たちが、威勢のいい掛け声とともに手際よく餅をついている。年越し準備を尻目にのんびりと眺めている新次郎(玉木宏)と千代(東出奈々)に合流した。
新次郎は、あさはいつも忙しく働きっぱなしなので、今くらいはのんびりとしていればいいと声をかけた。しかし、あさは働かずにおれない性分だったのだ。
それを見かねた女中は、あさに餅を丸めるのを手伝ってくれるよう声をかけた。餅相手ならば、高価な食器を壊したりなどするおそれもなく、粗相者のあさでも迷惑をかけないからだ。あさは張り切った。

大晦日になり、あさはうどんを作った。
あさは祖父・忠政(林与一)から、そもそもうどんは練って丸めためでたい菓子だったと聞いた。それにあやかって、太く、めでたくありたい。だから、年越しそばと一緒に食べれば良いと発案したのだ。それは家の者達にも受け入れられ、以後、年越しにそばとうどんを食べるのは加野屋の恒例となった。

無事に新年を迎えた。

大食いの亀助(三宅弘城)は、人一倍餅を食べた。雑煮を何度もおかわりして、みんなを驚かせた。

亀助の大食いは、やけ食いの側面もあった。ふゆ(清原果耶)に恋心を寄せる亀助は、彼女に縁談が持ち上がっていることで気が気じゃなかったのだ。
ふゆにおかわりの雑煮を差し出されると、嬉しさと嫉妬でのぼせ上がってしまった。そのせいで、餅を喉につまらせ、大騒ぎになった。

亀助は、新年早々失態をおかしたことで落ち込んでしまった。あさはそんな彼を慰めた。「初転び」と言って、年のはじめに転ぶことは、福が転がり込んでくるので縁起がいいと話した。
そして、せっかく縁起がいいのだから、ふゆに自分の気持ちを伝えるよう助言した。ふゆの縁談相手は洋傘屋で儲けていると聞くが、亀助も負けているとは思えない。頑張れと励ました。

ふたりで話していると、ふゆが亀助のために茶を持ってきた。あさは気を利かせて席を外し、ふたりっきりにさせてやった。
舞い上がった亀助はモジモジとするばかりだったが、ふゆに本当に嫁に行って後悔しないのかと聞くのだった。

新次郎は表で千代と羽子板で遊んでいた。
あさは、そこへ亀助とふゆのことを報告に行った。あさと新次郎は、亀助のことを応援しようと申し合わせた。

そこへ、弥七(竹下健人)が以前からよく店を除きに来る男がまた現れたと指をさした。
洋傘をステッキ代わりにした男が立っていた。

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さよなら本厄、ようこそ後厄

あけおめことよろ。

旧年中は当方の本厄のせいで自他共にいろいろとご迷惑をおかけしたり、かけられたりしました。もろもろすみません。
昨日でなんとか本厄を終えたので、今年は心機一転、後厄で自分自身やみなさまにプチご迷惑をおかけしながら生きていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

末筆ながら、みなさまのご健康と商売繁盛、学業成就、家内安全、恋愛成就、油汚れがきれいに取れることなどなどをお祈りいたします。