NHK『おかえりモネ』第119回

いよいよリーチな当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第119回めの放送を見ましたよ。

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第24週(最終週)『あなたが思う未来へ』

未知(蒔田彩珠)は津波が迫ってきた時、家から動こうとしない祖母・雅代(竹下景子)を置き去りにして逃げた。未知はその後悔に苦しめられており、地元に残って人々の役に立つことが罪滅ぼしだと考えている。
未知の告白を聞いた百音(清原果耶)は、未知を救いたいと思った。

過去の百音も東日本大震災での経験に苦しめられていた。地震や津波の当日に家にいなかったことに負い目を感じていたのだ。それで、高校を卒業すると逃げるように登米で働くようになった。そこで百音はサヤカ(夏木マリ)と出会った。百音は、サヤカの優しい包容力と前向きな励ましに触れたことによって立ち直れたと考えている。
今度は、自分が未知にとってのサヤカのような存在になろうと決めた。

百音は未知を浜に連れ出した。
百音は、未知は何も悪くないと繰り返し述べた。今後も未知が当時のことを思い出して自分を責める度に百音は同じことを言うと約束した。
そして、これからは百音が地元に留まってみんなを助けるとも約束した。だから未知は好きなところへ行って、自由に生きてよいと励ました。もちろん、帰ってきたくなったらいつでも歓迎すると述べた。
こうして未知は救われた。

しばらくして、未知は東京の大学に行くことを決め、無事に合格した。
百音の家に幼なじみたちが集まり、未知の合格祝いを行った。明日美(恒松祐里)も久しぶりに東京から帰ってきた。亮(永瀬廉)、三生(前田航基)、悠人(高田彪我)ら全員が揃った。親しい人々に囲まれて、未知は満面の笑みを浮かべた。

その様子を見て百音は嬉しかった。みんなが笑っていて、とても幸せそうにしているからだ。

百音は自室からサックスのケースを持ってきた。中学を卒業してから一度も触れていなかったが、今日ここで開けてみようというのだ。

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